| 7月の栞 『黒羽城址公園のアジサイ』
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今年のヒメボタル探索及び撮影は、例年よりヒメの飛翔が5日から7日ほど早かったようで、ことごとく後追いのピーク外しとなってしまった。近藤師匠、そして、先月「千条の滝」で知り合った鎌倉のK氏にはお詫び申し上げたい。とりわけ、K氏には日中、山中湖某所の探索までしていただき、観光案内所でしっかりした情報まで仕入れていただいたのに、お連れすることすらできず、会わす顔がない。ずっと雨が続き、しかも南風が連日強く吹き、さらには夜になると気温の低い日が多く、とても撮影の条件にかなうものではなかった(今年ほど天候が最悪な年も記憶にないくらいだ)。別な知人から情報も入ったので、下調べ的に7月初日25時頃湖畔に行ってはみたが、その時が唯一の雨降りではなかったためか、それなりの数は飛んでいた。しかし、例年よりやはり数日は早い出現だった。慌ててセットした三脚で、背景も考えずに数枚をK氏見ていただくために参考程度に撮影したたのだが、同行予定の9日は話にならない天気、申し訳なかったが、雨で気温が低いので中止にした。結局、今年はまともに撮影に出かけられた日は一回もない。さらにこのまま梅雨明けが遅れると、富士山まで終わってしまう。ストレスもだいぶ溜まってきたので(コロナではなく天候による)、蛍を諦めて柄にもなく「アジサイ」の有名地を探索してみた。しかし、この近辺は既に見ごろを過ぎているところが多く、6月下旬から7月上旬が見ごろの場所が多かった(いつも花を追いかけているわけではないので、時節を見極めるのに苦労します。もっとも、その頃は蛍もシーズンですが)。
アジサイなら小雨程度でも決行しようと、覚悟を決め、見かったのが関東北部にある城跡。5時に玄関ドアを開けると、東の空に久しぶりの太陽が出ていた。現着8時少し前、メインの駐車場には車が2台止まっているだけだった。HPでも案内されていたのだが、今年は祭り自体が中止、夜間ライトアップも実施されない。よって、ここだけに丸一日滞在することはできない。結果3時間ほどの滞在となった。6000株のアジサイと言っても立地条件による。石段を上がる左右には、丁度見ごろのアジサイが迎えてくれ、未明まで降った雨で、しっとり感があった。本丸広場のアジサイは日当たりのよい半分は既に変色しており、興ざめ。ここのポイントは、深い堀に渡された「紫陽花橋」の上から眺めるアジサイなのだろうか?皮肉にも、天気が異常に良すぎて、青空が見え強い日差しが木々の間から降り注ぐ(生憎の?)天気となってしまった。よって、橋の上から撮った写真は片側が色飛び、もう半分がアンダーとなった。太陽が雲に少しでも隠れるのを待ってしばらく居座る。20分歩で粘った間に日差しが弱まるタイミングを狙ったものを掲載いたします。ついでに橋を渡る人物も待ったが、生憎、人は数えるほど、しかも被写体に向いているような人ではなく、子供かおじいさんおばあさん。この橋の下にある堀にも降りてみたものの、汗をかいただけの満足感は感じなかった。おそらく、自分が城跡の構造やその城主を含めた歴史に関心がなく、ただ単にアジサイだけを撮っているから、こういう歴史的な場所の一歩一歩に意味合いを感じないのだと思う。だから、写真も上手く撮れないのかも知れない。黒羽城址公園の隣には「芭蕉の館」なるものがあったのですが、句碑巡り共々足を運ばず撮影終了。
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