| 7月の栞 『今年のヒメボタル 7月1日、18日、23日』
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新型コロナウイルスで県境をまたぐ移動が自粛されていたため、最大の期待値を抱いていた相生山(名古屋)へ行かれなかった。それがケチの着け初めだったかは定かではないが、箱根で時期を逃し(確かな情報では、今年石切り場付近のヒメボタル生息地域の看板がある処は数が少なかったと、ほぼ毎日出かけていたA氏の観察結果)、御殿場は立ち入り禁止、山中湖は、時期が早く鎌倉のK氏と行く予定にしていた9日はピーク云々以前に小雨低温。皮肉にも下調べで出かけた7月1日が最盛期だったようだ。
富士山に関しても、ほぼ毎日霧雨や濃霧だったと何人からかの報告を聞いており、撮影には条件が悪い日が多かったようだ。鎌倉のK氏の情報では、18日の深夜には、トイレのある駐車場に20台から30台近く車が押し寄せていたらしい。当日、仕事が終わってからK氏と合流する予定にしていたのだが、もたもたしていて車のハンドルを握ったのが23時10分前。12時30分にお会いする予定だったのだが、たどり着けず。急遽、天照教社付近でごまかすことにした。結果ボーダーライン上の写真は撮れたので、一応満足。さぞ西臼では大フィーバーだったのではないかと容易に想像できた。K氏は火曜日にも出かけられたそうでしたが、明らかに減っていたとの報告を受けた。
箱根千条の滝でお会いした時、お互いの都合がいい日が23日と決まったので、たとえ、その日では富士山ヒメボタルがピークを過ぎていても、顔合わせには出かけたかった。残念ながら、霧も晴れ雨もやんでくれたのだが、結構寒く、上着が欲しいくらいのひんやりとした夜だった。林道奥に三脚を構え、その時を待ったが、23時過ぎに気まぐれに飛ぶ姫が10頭ほどいただけだった。飛翔のピーク時間と思われる25時だというのに23時よりおとなしくなってしまい、お互い「これから飛びますかね?」と言い合う言葉が虚しさを増していくだけだった。先ほどの信頼筋によると、富士山では、今年14日から19日ごろが「見ごろ」だったようなニュアンスだった。だからと言って、今年の長梅雨、しかもシトシト毎日同じように降り続き、梅雨の晴れ間も少なかったことを振り返ると、18日の土曜日だけが気象条件がまあまあだったと言える。「来年こそは…。」そう言って、それぞれの車に機材を入れ、午前3時に富士山を後にした。 |
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