相棒の栞  モバイル版

伊豆稲取花火演舞・静岡県賀茂郡東伊豆町稲取新堤防、稲取銀水荘前、稲取サンライズテラス
撮影日時 : 2020−8−2
8月の栞 『稲取地区の花火三か所同時打ち(初観覧)』
今年初めての花火撮影になります。たった10分の花火を往復5時間かけて見に行く価値があるかないかはさておき、とにかく花火大会が実施されるのなら多少は遠くても行くしかない。もっとも「7月26日には蒲郡で市内14か所で花火が打ちあがるので来ませんか?」と三ケ日のK氏から連絡があったのだが、さすがに蒲郡までは遠すぎて10分の花火にはお付き合いできませんでした。

8月1日に梅雨明け宣言があり、ようやく夏の太陽が顔を出し2日は天候に悩まされることなく出かけることが出来た。と言っても花火打ち上げ時間の短さや、大きさ、質なんて二の次三の次、半分伊豆半島のドライブ気分が入っていた。勿論、この花火大会はコロナのことを考えて打ち上げ場所を3か所に分散しての開催。触れ込みは「どこのホテルの窓からも見えますよ!」。

元々コロナに関係なく「人混み混雑大嫌い」な自分にとって、当然「遠花火」。「稲取のハト」公園からの撮影。17時半過ぎに到着。ロケハンするにも早すぎたかな?と思いながら駐車場へ。エンジンを切って下りようとすると、車にバチバチ虫がぶつかる音。降りてみるとアブと思われるハエだか蜂のデカい奴がぶんぶん飛び回っている。これでは、リアハッチも開けられない。とりあえず手ぶらで標識に従って坂を上がることにした。途中まで階段を上がって行くと展望台が見えた。「あ〜、あそこから撮ればいいな!」と思いながら、もう一度目を凝らしてみてみると、既に三脚が4〜5台は立っているではないか!ロケハンどころではない。急いで車に戻り、虫よけスプレーを体にかけ、アブ?に刺されないようにネットのついた帽子をかぶる。カメラ二台体制、しかも二台とも白レンズ28〜300と70〜200、坂を上がるのがきつかった。展望台についてみると、三脚は八台だった。足場の悪い中央だけスペースが空いていたので、辛うじて間に合った。右側には女性一人を含む三人のグループ、左側には三脚五台のみで人影あらず。やがてセットしている最中に現れたのは花火撮影で顔なじみのメンバーだった。おかげで時間を持て余すこともなく「ヒメボタル」談議に興じることが出来た。そして、今年の西臼の全体の流れがつかめた。皆さん濃霧、大雨、梅雨寒に耐えながら、そしてそのうちのお一人は鹿と車がぶつかったとか、また別な人は二カ月で6000キロ走ったとか、この日に及んで、まだ那須方面にヒメボタルを追っかけているメンバーもいるなど多くの「こぼれ話」に花が咲いた。

稲取の花火は先月の26日にも打ち上げられた。勿論キャッチはしていたが、天気が悪かった。それでも本当なら一度レンズ合わせだけでもしておいた方が良いには越したことがない。しかし、そこまでする気力がなかった。「三蜜」を避けるため、10分間三か所同時打ちと言うアイディアは受け入れるにしても、熱海のように場所が接近した三か所打ちではない。点在していると言った方がいい。河口湖の三か所打ちよりももっともっと離れている。稲取岬のこちら側の漁港の堤防上、500メートル程度離れた岬の反対側にあるサンライズテラス、そこから少し離れたの銀水荘の三か所の同時打ちを捉えるのは少しばかり無理があった。号数の小さなスターマインなので、堤防から上がる花火以外は大きめの焚火か、キャンプファイアーの灯り程度にしか映らない。折角来たので、三か所同時打ちはカメラに収めたが、だからと言ってそれ以上でもないし、それ以下(使い物にならないので消去するほど)でもなく「保存」。打ち上げまでたっぷり時間があったおかげで、暮れてゆく太平洋に浮かぶ大島、満月前日の月、そして港町稲取の夜景を存分に眺めることが出来た点では、今年初の花火見学と合わせて来てよかったと思った。

防波堤の先には望遠レンズで確認したところかなり太い筒が数本置いてあった。8号当たりの大きなものだった。3〜5号程度でごまかされるのかと思っていた自分は手前の打ち上げ花火だけを縦位置で撮影するつもりで70〜200を装着していた。「ホントに8号なら下手するとはみ出るな。」と思いつつ、いつも用心のし過ぎで画郭に余裕を持たせてしまい、結果画郭一杯に撮影できないのが通例だった。そこで、今年初の花火撮影と、初の場所での撮影を言い訳に失敗を覚悟して撮影に臨んだ。結果やはり失敗、フレームからはみ出してしまった。コロナ禍、たとえ短い時間でも花火が見られた点では満足。今年は、大きな大会がほぼ壊滅状態だから10分の花火も価値があるような気がした。

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