相棒の栞  モバイル版

滋賀県高島市マキノ町寺久保〜牧野
撮影日時 : 2021−12−5
12月の栞 『メタソコイア並木』
この時点では、コロナ患者数は驚く程落ち着いてはきたものの、花火大会は、いつ収まるか分からないコロナ禍では、大々的な発表は無いまま師走になってしまった。仕事がどんなに忙しくても、矢張り週一回だけは気分転換はしたいものだ。とは言っても被写体探しに苦労する。それ故どうしてもネットに上がっている話題に目が行きがちである。

今回も、御多分に洩れず滋賀県にある「メタソコイア」の並木に目が行った。琵琶湖のまで行くのは一見かなり遠いように思えたが、距離を調べると420キロほど。八戸の700キロ越えを思えばそれほどでもなかった。朝日が当たる早朝が勝負だと思い、一睡もせずに準備に取り掛かったのち、25時30分出発した。到着は6時45分。頑張って走った割には、20台ほど止められる並木道入り口近くのスペースは、一台だけ空いているだけだった。

残念ながら、到着時地平線近くには低い雲が滞っていて、太陽光がメタソコイアにスポットライトを当ててはくれなかった。前日の雨も、早朝の霧をかける事もなく味気ない風景だった。確かに2キロ以上にわたって続く褐色の並木は、日本離れしたスケール。ただし、ここを通る道は、れっきとした県道。道路の真ん中を、のんびりと木々を眺めながら歩くことはできない。期間限定又は時間帯で通行規制をかけるわけにもいかない。ネットには、道路の真ん中に出ての撮影は禁止する内容の注意書きまである。ただ早朝の交通量は、それ程多くはないので、大抵車の切れ目を狙って、ほぼ全員が、そうしていた。

時間が過ぎるにつれ、車の数が増え、やがて切れ目がなくなり渋滞が始まった。こうなると、奥入瀬渓流と同じ、味も素っ気もない。出庫待ちの渋滞の列に並んだ挙句、ようやく車を駐車場に入れた人々は、並木道を歩き出す。殆ど動かなくなった車列と、それ程広くない両側の歩道を歩く見学の人並みは、場所によっては、すれ違うにも気をつかう。第一、こう言う状況になってしまうと、撮影どころではなくなる。途中まで歩いたものの、単純すぎて面白くないと思いUターン。天気は、おおむね「曇り一時晴れ」程度で、青空との対比で綺麗に撮影できたのは、ほんの僅か。満足度50パーセントで、滋賀県を去ることになった。

因みに、近藤師匠の相模原のメタソコイアの方が余程綺麗な作品ですので、そちらもご覧ください。
  ⇒ こちらから

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