相棒の栞  モバイル版

愛知県岡崎市欠町大山田1
撮影日時 : 2021−12−5
12月の栞 『岡崎東公園の紅葉ライトアップ』
ネットで騒ぐほど、自分ではそれ程感動しなかった「メタソコイア並木」。自分の感覚がおかしいのか?はたまた、ネットでやたら盛り上げ過ぎなのか?よくわからないが、分かったことは、人が感じる良し悪しに基準がないことだろう!?ただ、並木道を3キロ程度歩いた割には、枚数が進まなかった事実だけが残る。
おにぎりを頬張ったあと、愛知県岡崎市へ向かう。途中の帰り道に、何処か紅葉している所がないか探していて、たまたま高速のインター近くにある、この「岡崎東公園」を発見。あまり期待していなかったのだが、どうしてどうして、なかなかの雰囲気だった。無料の駐車場は満車。中を3周しているうちに、ようやく出庫する車と出会う。曇り空だった事もあって、到着時には既にISO感度を上げないとシャッタースピードが鈍く、ブレてしまう程の暗さだった。紅葉は少し見頃を過ぎてはいたが、まだまだ何とかなるレベル。ライトアップは、少しくらい枯れかけていてもライトの色で赤くなるので、それを考えれば、大丈夫!
園内は動物園(無料)、資料館のほかウォーキングコース、巨大な恐竜のモニュメントなどスケールの大きさ(26,9ヘクタール)は、半端ない広さだ。おかげで、動物園すらどこにあるのかもわからないうちに日は暮れてしまった。園内には1500本のモミジが植えられているそうで、岡崎市では最も大きな紅葉スポットということらしい。ただこう言う案内にはトリックがある。面積が広くても1500本が分散していたのでは、全くいい撮影スポットとは言えまい。ただ有難いことに、そのポイントが案内されていた。駐車場から階段を上がり、「あしべの池周辺~観月橋付近」、「広場北や、動物公園から少し上がったところの紅葉並木」もきれい・・・と。
時間の関係で、入り口近くの〈あしべの池〉周辺しか回れなかったが、ここだけでも其れなりの撮影が出来たし、池も一周した。。紅葉は密集しているわけではなかったが、まずまずだった。意外にも豪華ではないライトアップが、ポイントを押さえた配置になっていて感心した。こういうことが感じ取れると、撮影の意欲も俄然上がってくる。
結局、消灯30分ほど前まで滞在した。一睡もしていなかったので疲労感はあったが、気持ち的には満足だった。納得して駐車場へと歩く。10台ほどの車しか止まってなかったが、それでも、まだ何台かが時折入って来る。全て無料だから、いつ来てもいいのが岡崎市で一押しのポイントかも知れない。自分的には拾い物の撮影地だった。

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