| 2月の栞 『宝登山花見』
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今月の「相棒の栞」は、県内の近場撮影終わってしまいそうだったので、チョットだけ県外へ出ることにした。と言っても、雪上花火も河口湖湖上の花火もない。久しぶりに「梅」の花を被写体に選んだ。当初は越生梅林を考えていたのだが、埼玉まで遠征する以上ほかの被写体も欲張りたい。そこで、長瀞の宝登山にも梅があることが判り、急遽変更。変更の理由は別のコーナーで。
梅の開花状況は五〜六分程度。ちょっと期待外れ。その代わり、まだ臘梅が見ごろ過ぎくらいで探せば(いえ探さなくても)まだまだ見ごたえのある木々もあった。時期的には臘梅と梅の挟間に来てしまったようで、これだったら湯河原の幕山公園の梅でもよかったかなと後悔。2007年2月1日に近藤師匠が、ここを訪れ臘梅をマニアックに取材されていますので、まずはそちらをご覧いただきたく思います。
コロナのおかげで、いつもは渋滞する圏央道は順調、R299も車は列をなしてはいたが、時速50キロ弱で流れていた。宝登山ロープウェイ下にあり、一日500円の駐車場もまだ多少の余裕があった。切符売り場に列はなく二、三人待てば済んだ。改札前には15人程が並んでおり、ロープウェイの到着を待っていた。ここも定員の半分しか乗せない対策を撮っていて、一回で乗車できるのか気を揉む。11時15分のロープウェイに乗り、山頂駅に向かう。。山頂駅を出てまず目に飛び込んできたのは、山の斜面を覆う黄色の花臘梅であった。梅はどこだろうと案内板を見たら、左側にそのエリアはあった。しかし、臘梅の植栽面積に比べれば、かわいいものだ。しかも、ホントに五分咲きで、なおさら影が薄い。「臘梅を撮りに来たわけじゃあないんだけれど…。」と気が進まないまま正面から坂を上がる。よく見れば既に萎れてしまって、見ごろを過ぎてしまっている木もあったが、ちょうど満開のそれも多かったので、何とか写真にはなった。
宝登山頂上に着くと時間的にもそうなのだろうが、すごい数のグループがお弁当を食べていた。家族連れが目立ち、さすがに若い人は少なかった。平均年齢はちょっと高めで、シニアカップルや、おばさま連中の声がよく聞こえた。この場所に座って皆野町や、秩父市方面を眺めながらのランチタイムは最高に気持ちがいい。秩父市街が典型的な盆地の中にあり、山に囲まれていることがよくわかる。実は、この宝登山のロケーションに惹かれたのは、傾斜面に植えられた梅の数は少ないもの、その後ろの景色が素晴らしい事が決め手だった。梅の本数は500本弱だから、臘梅の3000本に比べれば今後に期待したいところ。「梅百花園」と名付けられたそのエリアは種類だけは170種と多い。一つ一つに名前の札がついていて、名前の面白さにも興味をひかれるが、個人的には、とりあえず今咲いている梅の花を追っかけ、カメラに収める作業を急いだ。
14時過ぎに一通りの周遊を終えロープウェイ駅に戻った。この時間、下に降りる人が多く、ピストン輸送で対応していたので10分ほど待って乗車することが出来た。それにしてもこのロープウェイ、かなりの年代物らしく、正面のアクリル製の板は傷と言うよりひび割れがひどい。おかげで往復とも、このひび割れた透明板越しに景色を撮影したのだが、随所に傷が写り込んでいた。宝登山神社にも寄りたかったのですが、次の被写体が時間的理由で待ってはくれないので、駐車料金500円を払って宝登山を後にした。 |
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