相棒の栞  モバイル版

山梨県甲州市勝沼町菱山
撮影日時 : 2021−4−4
4月の栞 『勝沼ぶどう郷駅の甚六桜(じんろくざくら) 桜並木』
釈迦堂遺跡博物館での撮影を終え、食堂で麺類を食した我々は、次なる訪問地「勝沼ぶどう郷駅」に向かった。釈迦堂遺跡博物館での撮影後半には、次第に雲が厚くなっていき、「雨が降らなかっただけましだね!」などと、先月の「最明寺史跡公園」と全く同じスローな天気の下り坂に感謝した。勝沼到着時、小雨が降り始めていたので、JKーAさんは、雨宿りも兼ねて駅構内の売店で家族のお土産としてワインを買った。「先生が居なければ、私一人じゃ買えませんから…。」変なところでジジイが役に立った。
駅舎を出ると雨はほとんどやみ、傘の出番はなさそうだった。前回同様、Aさんの力でなんとか雨をくい止めていてくれる気がしてならなかった。早速撮影開始。ただ、昨年より数日早く訪れたにもかかわらず、昨年よりも、もっと花が散っていて、今年の桜の開花の早さに驚くしか無かった。自分とAさんとは、全く目のつけどころが違うので、二人が同じ場所に、佇んだり立ち止まることはない。Aさんが、駅前に置かれた「樽」から撮影を開始し、自分は入場券を買って駅ホームに入る。時折、彼女の居場所をホームの高いところから確認しようとしても、しゃがみこんで撮影していたり、旧勝沼駅のホームに隠れてしまい見えない。
Aさんは、小学生の頃からカメラ片手に出歩いていて、親が眼を離した僅かな瞬間でも、どこかへ行ってしまったりしたと、彼女の母親から聞いたことがある。撮影を始めたときの彼女の集中力は凄い。だから、高校でも授業中シッカリ先生の話を聞いているらしく、大体その場で理解してしまうらしい。先日も、高校二年生最後の成績表を持って来たが、ほぼ「5」だった。しかも皆勤。多分、集中力のない自分とは正反対なので、撮るものの違いも大きいと思う。たまにしか来ない電車を待つ間にも、時々Aさんの居場所を確認しながら数本撮れた電車に満足して駅舎を出る。しかし、まだ彼女は撮影に集中しているのか、LINEで連絡しても返事がない!「駅舎左手の公園へ行くよ。」と打ったのだが。仕方なく呼びに行く。
去年は、駅を出て左手に電気機関車が置いてあることなど全く気が付かなかった。もっとも下調べなしで立ち寄っただけなので無理もないが・・・。このEF64,18番という番号ゆえ、1964年の東京オリンピックの翌翌年に製造された2次量産車両かも知れない。力持ち直流電気機関車で、勾配のきつい峠(東北地方)を客車を引っ張って活躍していた。東京近辺ではあまり見られなかったかもしれないが、高校生ごろまで電車に興味があったので、南武線で貨車を引いていたのがこの電気機関車だったかも?もっとも、自分が中学生のころは東海道線にも、時々これより古い電気機関車に引かれた茶色い客車が入ってきて、ドアも手動(というより横にスライドするわけではないから、ほぼ開けっ放し)だったから(走り出しも遅い)何度も飛び乗った記憶がある。
また話が脱線してしまったが、このEF64−18ですが、どうか募金でも集めてペイントしなおして欲しい。野ざらしは機関車だから当たり前だけれど、錆びどころか色が剥げてしまっている。部分的に塗装してあるのだが、ブチになってしまい、かえってボロボロを強調してしまっている。もう一つ苦言を言うなら、電気機関車の前方数メートルのところに何で街灯を立てるのか全く持って理解不能。写真撮影をするなってことでもあるまい。またまた脱線。で、この先の階段を上がると、「大日影トンネル遊歩道」があるのだが、現在は崩落の危険があるとかで、通行止め。すごく残念に思った次第。これとて、いつ復活するかわかりませんね。意外にも、こちらの方のソメイヨシノはほぼ満開を維持していて,先にこちらから来ていればよかったかなとも思った。残念ながら、雨がシトシトしっかり降り始めたので、引き上げることにした。

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