相棒の栞  モバイル版

長野県小川村根山
撮影日時 : 2021−4−25
4月の栞 『立屋の桜・番所の桜』
「残雪を頂く北アルプスをバックに、桜が撮れる!」との紹介がありましたが、それは午前中が条件。自分が行った夕方では逆光になってしまい、全然絵にならない。では、何故足を運んだか?と言うと、いわゆる下見。初めから期待はしていなかった。「立屋の桜」も「番所の桜」も樹齢300年を超える一本桜ではあるが、この日の時点で、既に見ごろ過ぎで花弁が地面に落ちていた。かなり高度を上げて、坂道を上がって来たはずなのに「これかよ!」。しかも、一本一本が独立して(周囲に障害物がない)状態で植えられているわけではなく、特に「立屋の桜」(樹齢350年以上樹高15メートルのエドヒガンザクラ)は、いわゆるお墓と一緒に植樹されていて「墓守桜」のような感じで、一本桜としてアップするには、気が引けます。「番所の桜」の方は、撮影の仕方によっては一本桜の体を成しますが、いかんせん見ごろ過ぎ。周囲の紅シダレザクラも同様で、とても遊歩道を歩いて、桜と北アルプスを撮る気にはならなかったので、集落をブラブラして、ひなびた雰囲気をカメラに収めて山を下りました。

因に「番所」とは関所のことで、確かにここに立つと前も後ろも素晴らしい見晴らしです。自分的には、この雄大な景色の方が感動したりして・・・。目的地までの「小川アルプス・ロード」に植えられた、おびただしい数の水仙の方が見ごろだったのは皮肉なものです。なお、駐車場は無料との一部インターネット情報がありましたが、実際には駐車場は個人の私有地で、入り口に任意でお金を入れる箱が設置されています。恐らく見ごろの昼前後にここを訪れた場合、地主さんが誘導し料金を支払うことになるような気がします。

この後、天気は急速に崩れ、霧雨が降り始めた。「大出のつり橋」まで戻って、夕景でも撮ろうかと計画していたが、それも果たせず。40分ほど走って、「野平の一本桜」に会いに行っってみました。勿論、夜の帳が早めに下りる中、まともな写真が撮れるわけがなかったが、開花状況だけは押さえておきたかった。これも皮肉なことだが、孤高の一本桜は満開で、花弁はひとつも落ちていない。8分咲きから9分咲きなのかもしれません。霧雨が降り続いていて、セルフライトアップも思うようにいかず。頭に巻いたヘッドライトのみの照射で数枚撮影。ほとんどがピンボケで、色も気持ち悪いですが、記録として付け加えさせていただきます。車に戻ると気温が4度しかなく、通りで厚手のジャンパーとコートを着ていても、寒さを感じたはずだと納得。それにしても、2年ぶりにここを訪れたが、肝心なポイントにはロープが張られていて、年々菜の花や水仙とのコラボは難しくなっていく感じがしてしまいました。

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