相棒の栞  モバイル版

長野県北安曇郡白馬村大出
撮影日時 : 2021−4−25
4月の栞 『大出公園』
昨年予定していた場所。しかし、昨年は全国一律の緊急事態宣言が出されていて、大出公園のある白馬村からも、訪問を出来るだけ遠慮してほしい旨の要望が出ていた。それに比べると今年は、まん延防止云々なのでかなり緩い。神奈川県も近藤師匠がお住まいの海老名まではマンボーの対象地区になったが、湘南は引っかからなかった(4月27日現在。後日湘南地区も含まれた。)それをいいことに出かけたわけではないが、元々一人で出掛け、車内で食し、勿論食事中は誰とも話さない。それでコロナに感染したとしたら,よほど運が悪いとしか言えまい。だから、宣言が出ていようが居まいが、一人一人が徹底して感染予防方法を模索すれば、上からのお達しは、守っている人にとっては、もともと実行している行動。ただ協力を怠った人には、人間の弱さ(一人でいることの寂しさ、お酒等の嗜好による外出など)に、変異株は容赦なくつけ込んで来る。自分の弱さの何処が、コロナと結びつきやすいか?自分を見つめることは、コロナ禍に限らず、この機会を利用して自己の精神力や忍耐力、そして新たな資格などに挑戦して自己をを高める事(勉強)に繋げていければ良いと思う。
話が本題からはずれました。本来の計画では、今年「大出公園」への訪問を予定していたのは29日(木)だった。しかし、天気予報を見ると「傘マーク」降水確率60%。さて困った。ここのところずっと多忙なので、今日は日曜日は、ゆっくりしていたかった。月末近くで、とりわけ新学期なので、事務処理もいつもより嵩む。さらに足を重くしたのは、今日の天気。高気圧は来ているのだけれど低気圧の移動が遅くこの高気圧が季節外れの寒気をもたらしている。そのため関東地方には雷雨注意報まで出ていた。で、白馬村はというかと、ウエザーニュースをみると、11時頃から14時くらいまで晴れマークあるが、あとは曇り。なんだか当てにならない予報。ここの公園の開花情報も調べ方がわからず「情報なし」で一昨年の経験値での出発を余儀なくされた。
本当に行きたい時というのは、午前3時だろうが、前日寝ていなかろうが、わくわくで出かけるものなのだが、今日は…。7時半出発11時半過ぎ到着のいく気半分程度。「大出公園」周辺は交通規制がかかっていて、もちろん通常の駐車場には関係者以外入れない。グルっと迂回して、とんでもなく細い砂利道を走らされた。そこは白馬村浄化センター。50台程駐車可能とあったが、日曜日なので果たしてどうかなとと満車覚悟で到着したが、なんとか一台だけ空いていて、すぐに入場出来た。しかし、ここからが大変。あの誰もが同じ「日本の原風景」の中心に位置するを吊橋まで10分ほど歩き(途中撮影で寄り道していたので、実際にはその倍)、それを渡り広場まで行くのにまた5分ほど歩く。ぐるりと270度は迂回することになった。お陰で撮影開始は12時のメロディーがスピーカーからなり始めた時から。
予報どおり?天気はイマイチで、晴れてはいたが、山頂には雲がかかりその雲が取れるのを待つものの、青空になることはなかった。じっと山頂の雲が取れるのを暇そうに待っていると、「曇っちゃいましたね!」と話しかけられた女性カメラマンが、午前中は晴れていたと言う。確かに安曇野アートラインを走っていた時は遠くの方に位置する北アルプスの山々はハッキリ見えていた。やはり朝早く来るべきだった。もう一人、地元の方と通りすがりに目があったので、「今年は早いですね!」と話しかけてみると、「早いことは早いが、数日前雪が降って、花の色が褪せてしまったんだよ!」と教えてくれた。自分は初めてなので、そんな色褪せのことまでは分からなかったが、人には色々聞いて見るものだと思った。実際、今年は各地桜の開花が異常に早いのだが、ここも例外ではなかった。山桜かソメイヨシノか?は、遠くからだったので分からなかったが、すでに花と葉が半々で撮影には不適。ただ、ここの公園には花桃など他にも色々な花があるのだが、数は多くない。花が主役な場所ではないと言ってもいいかもしれない。吊り橋、茅葺屋根、姫川の蛇行した流れ等の中で、花はひとつのパーツでしかない。そして、重要な要件の半分程度は、後方の雪を被った北アルプスの山だと思う。なぜだか分からないが、目で見たこの定番風景も素晴らしいのは勿論だが、写真で撮った綺麗さが又凄い!人物で、「写真写りがいい」と言われる人がいるが、ここの景色は正に「写真写りがいい」今流の「インスタ映え」のように思えた。
それにしても、今日の天気は全く安定していなかった。撮影開始ごろは、ベストを着ていても多少暑いと感じた体感も、急に雲が出て、冷たい強風と細かい雨が一瞬降った時などは、余りの寒さに急いで車に戻ろうと展望台をあとにしたくらいだ。しかし、川沿いの広場を吊橋目指して歩いていると、急速に晴れた。山の天気は変わりやすいとはいえ、特に今日はとりわけ激しい変化のように思えた。北アルプス連峰にぶつかる雲の動きが早いのを見ても、とても安定した天気とはいいがたい。一瞬の青空も、一分もたたないうちに黒い雲に塞がれてしまった。車に戻りながら、山の方を見てみたが、一向に雲は移動せず、どっかり、いや、ベッタリ山頂に張り付いたままだった。
気温は13度ほどあった日中に比べ、急速に曇った時には、一気に5度くらいまで下がった。あまりの寒さに暖房を入れ、睡眠不足も手伝って、余りの気持ちよさにウトウトしてしまった。もし、当初予定していた29日が晴れていたとしても、今年に限っては花の見ごろだけ取れば、遅かったかもしれない(例年ゴールデンウイーク頃が見頃のはず)。来年以降、機会があれば青空バックの「絵画」を撮りたい。アルバイトスタッフのJK3−Aさんに言わせると、「だれが撮ってもみんな同じ写真になってしまう!」。確かにその言葉は間違ってはいないが、そうは言うもののこの場所は、皆と同じ写真を撮ってみたいと思わせる、「日本の原風景」なのです。

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