| 10月の栞 『よこすか開国花火大会』 |
こちらも三年ぶりの開催。たまたま日曜日に近場で花火があるので、天気さえOKなら行ってみようかな?程度(期待度50%)に予定していた。30分で5000発は、風がなければケムケム花火だし、当日の天気があまり芳しくない。それでも16時頃までは薄日も差していたので、国道134号の渋滞覚悟で出かけた。
目指すは平和中央公園。大洗の磯浜海防陣屋跡場所程ではないが、比較的眺望が効く小高い場所。スマホのナビが幹線道路や大通りを案内しないので、三浦半島の付け根を横断するのに、訳わからない道をグニャグニャ走らされた。衣笠十字路を過ぎるまで一体どこを走っているのか分からないまま公園付近まで来た。その後、右折した後の上り坂で、いきなりの渋滞。「文化会館駐車場満車」のプラカードを持ったガードマンさんを無視して動きの取れなくなった道で時間を浪費する。文化体育館に入る右折待ちの車が渋滞いていたのだ。公園の駐車場は別にあるものだという先入観から、直進。一方通行や、進入禁止の標識がやたら目立つ。道なりに進むと龍本寺と言うお寺で行き止まり。仕方なく別な細い上り坂(「これっきり坂」と言う面白い名前。山口百恵の「横須賀ストーリー」の歌詞の中に「?急な坂道駆け登ったら、今も海が見えるでしょうか?ここは横須賀♪」のまさしくここ)。しかし、ボロ軽で走り上がったら、海が見えるどころではなく、見えたのはガードパイプ、公園手前でガッチリ行き止まり。バイクはすり抜けて公園に入れるのに・・・。
仕方なく、元来た道を戻る。そして再び文化体育館前に。相変わらず反対側は駐車場へ入ろうとする車で繋がりまくり!左側の駐車場入り口を見ると、なんと緑色の「空」の表示。咄嗟に対向車の入庫待ちの車には悪かったが左折、一瞬で「満車」の赤文字にはなったが、バー手前で2台待ち状態。上手くすれば入庫可能と判断。花火開始1時間前。短気を抑えてじっと待つ。3番目の自分は、15分ほど待ったものの、バーが開く。一番奥に二台分のスペースがあった。ここの駐車場、周囲からのアクセスが良くない割には意外と広い(収容156台と後で調べた)。その時の安堵感と花火打ち上げ開始迄の時間の無さでの焦りが絡み合う。幸い空いていた駐車スペースが人文博物館前だったので、公園入口に一番近く、緩やかなスロープを上がると一分ほどで公園に到着。
ある程度は予想していたのだが(それゆえ持参した三脚は2メートル、脚立、カメラは一台。後方でしか撮影場所が無いことは、重々承知。)、それにしても、この人の多さには、びっくり!公園内は、急な傾斜地以外ほぼ人で埋まっていた(余りの密集に、開始前の後方の様子をお伝えしたくてシャッターを切った)。例えるとすれば、昔、神奈川新聞が主催していた頃の「神奈川新聞花火大会」のMM21臨港パークを小さくした感じの人、ヒト、ひと。最前列の柵に沿って、カメラマンが目立つ。彼らのレンズ方向で大体の打ち上げ場所はわかった。ただ、このガードパイプ、それなりに地形に沿ってカーブがきつく、外周が円形を描いていることがわかる(暗いのと人の多さで見通しは効かなかったが)。少し位置を変えると猿島の位置が著しく変わる。ロケハンの価値はあったのだが、時間が無い。2人のカメラマンに許可を取り、その後ろからの撮影に決めた。開始20分ほど前になっていた。彼らに打ち上がる場所を尋ねたが、「初めてなので分からない。」との事。最悪、高層マンションの真後ろに上がる可能性もあったが、ここでの撮影で撃沈を覚悟する。結果、やや右にズレていたので助かった。しかし、横須賀の花火に水中投下(孔雀花火)があるとは知らず、矢張り建物が邪魔になった。
申し訳ないが、30分5000発、どさくさの打ち上げに、ありふれた花火が大量にあがり、多少のタイミングのズレや、形の歪さなんかお構いなしのイケイケ花火だと思っていた。しかし、オープニング花火の後、型物(キャラもの)花火が沢山上がり、しかもハート型花火はかなりの大型。ニコちゃんも沢山上がり、そのうちの一つだけは、こちらを正面にした完全な形。子供たちの歓声が、あちこちから聞こえ、公園が一つの劇場の様だった。カップルもそこそこだが、家族連れや老夫婦の割合が目立つのも横須賀花火の特徴か?その点、観客の構成を考えてのプログラム(キャラもの)だとすると、恐れ入りました!
4号〜6号程度で玉数を稼いでいるプログラムも時々あったが、尺玉も区切り区切りで上がり、その数は後半に行くに従って多くなった様な気がする。両横に投げ入れる水中花火は、さぞ近くで見たら海面に反射して綺麗だろうし、ラストの錦冠菊の物量の多さ(打ち上げ時間の長さ)には圧倒された。開始直後は、正確な打ち上げ場所も分からず、一応横位置で構えていたのだが、10号を完全に画角から追いやってしまってからは、縦位置に変更。それでも更に縦位置でも構図が決まらず、飲み込みの悪さから、開始15分程は撮り損ない。号数の小さな花火に画角を合わせていると、区切りの最後に10号が来るので、なかなか寄りきれず。かと言って水中花火を含めて小さな号数でまとめてしまう場合もあり、完全に下の方で何やっているのか、小さ過ぎてわからない写真の出来上がりになってしまう(この手のものは相当量ボツ)。矢張り横位置のズームが補助で欲しかった。
再チャレンジ有りか?と尋ねられたら、この時期に開催してくれるなら、もう一度トライしてみたい。幸い天気は予想以上に悪くはならず、風向きも左方向にゆっくりと流れ、煙の影響は神経質にならなければ許される範囲内だと思えた。
駐車場の出庫には、それなりに時間はかかったが、4時間まで320円の???料金はリーズナブル。
多少の渋滞も16号に合流してからは、そこそこの流れ。行きにかかった時間よりも、数段早く帰宅できた。
10月の2作品の花火撮影は、共にラッキーに恵まれた。 |

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