相棒の栞  モバイル版

栃木県日光市
撮影日時 : 2022−10−28
10月の栞 『新型アウトランダーで日光中禅寺湖まで』
10月3日に新しいアウトランダーを取りに行った。色は黒(特別塗装色)。サンルーフを着けたので、車を路肩に停めて顔出ししての撮影は理論的には可能。3日に納車されてから、なかなか天気の良い日がなく、出かけられず。又、お気に入りの装備品(アクセサリー)などを購入し装着したりで、車好きにとっては、これが又楽しい。ようやくこの日、シェイクダウンすることができた。

実は、日光でなくても良かったのだが、120キロに最高速度が上がった埼玉県の岩槻辺りから、栃木県の敦賀西方PA付近の東北道と、ヘアピンのきつい「いろは坂」の上りは、この車の性能を試すにはもってこいの場所。日光の紅葉は、二の次。とは言っても、ここの紅葉は矢張り素晴らしい。目指すは半月峠、2008年10月26日に近藤師匠と訪れて以来、実に14年ぶり。当時まだ『相棒の栞』は、有りませんので近藤師匠の作品をご覧ください。
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新東名でも静岡県に入ると120キロ区間はあるのだが、道幅が広いので速度が20キロ上がっても、それ程スピード感は感じないのだが、東北道の場合は少し慎重な運転をする必要性を感じる。ちょっと関東圏内での120キロは無理があるのでは?トラックとの法定速度差が40キロもあるのに追い越し車線を走る大型車も未だに珍しくない。実際120キロで追い越し車線を走る普通車は殆どいない。大抵は130〜140キロは出ている。

実は、速度の問題だけで物事を解決しすぎる事が罷り通るのが日本。日本人は、世界でもトップクラスの礼儀正しさだ。歩いている時、電車やバスの乗降にしても、エスカレーターの乗り方等、あんなに礼儀正しいのに、車の運転(自転車も含めて)になると、あまりにも周囲に気を配っていない。高速道路では、後方に数十台を引き連れて追い越し車線を走り続けるドライバーは、後を絶たず。哀しいかな「この先、スピード低下注意」「ここが渋滞ポイント」などの、お子様相手の案内かよ!と、思える標識。「あれを設置するのに、いくら掛けているんだ!」と他人の財布、もしかして自分の税金も考えたくなる。極め付けは、上り坂で続く緑のLEDの点滅。速度低下注意を信号の青で表したのか?!設置ご苦労様、高速道路にイルミネーションはいらない!他人に対する思いやりと、周囲の車の動きさえ、より注意していれば、もう少しまともな運転も可能ではないかと思ってしまう。

話しが横道に逸れたついでに・・・。日本人は素晴らしいと感じたこと。

第二いろは坂の上り坂に差し掛かると、二車線になる。この日は、平日の6時過ぎだったので、左車線を利用する車が時速30キロ程度で隊列を成して上がっていた。時折クラウンやアウディが右側を走っていたのだが、直ぐにどいてくれた。新しいアウトランダー、ハンドルのキレが凄く、ヘアピンや急な上り坂でも他の車が、20キロ以下迄スピードを落として走行しているのだが、スイスイ上れてしまうのだ。「電動ターボ」とは自分の造語だが、トルクが有り余るほどで、愛車のjza80の3速あたりで運転しているみたい。ただ、ガソリンエンジンと違うのは、ヘアピンでスピードが多少落ちても、アクセルを入れた時のトルクの立ち上がりが瞬時で、電動車の方が俄然早いので86ドライバーさんにも道をあけてもらった。モードもスポーツではなく、ノーマルのまま(切り替えの必要性を感じない)だった。ヤヒツ峠や高ボッチ、バス事故があった富士あざみラインはパスするとしても、富士山スカイラインも面白そうだ。 

明智平の駐車場に近づくにつれ、渋滞が始まった。平日のこの時間で、既に左右の駐車場は満杯。路肩に車を停めているものだから、ここをネックに渋滞が始まるのだ。しかも、明智平に近づくと右車線はいきなり明智平駐車場車線の案内。紅葉シーズンの土曜日などは「いろは坂」約7キロを上がり切るのに3時間かかるらしい。途中で車が動かなくなり、JAFを呼んでも、なかなか来ない。来れるわけない。明智平の対策は是非していただきたいものだ。ここを過ぎれば車は嘘のようにトンネルの中を快走する。

自分も出来れば明智平で一休みしたかったが、叶わず。そのまま県道250号「中宮祠足尾線」に入る。この道路は、規制がかけられていて午前7時にならないとゲートが開かない。15分ほど車列の最後尾で待つ。
何を勘違いいているのか?数台がUターンして戻る。この道もなかなかのヘアピン箇所があるのだが、ゲートが開いた後はゾロゾロ坂を上がって行くだけなので、かえって眠くなる。

県道250号の終点、半月山駐車場はほぼ満車。白線の区分けがほぼ消えていて何処が駐車スペースかはっきりしない。半月山展望台まで登って行く人が側から見ていても苦しそうな歩の進め方だし、矢張り途中で一休みしているお年寄りぽい方も見える。14年前、近藤師匠と登った時の記憶が山を登る人々の姿を見ていて蘇る。私より少し年上の近藤師匠の方がスイスイ登って行ったし、自分は息切れ激しく、途中休み休みの登山。あの時2人は若かった!いや、あの時師匠だけは若かった。自分は、今回登り切れるかは自信が無かった。

カメラ一台、三脚無し。肝心な水筒を忘れたのは厳しかった。100メートルも登ると息が切れ、一休み。少し休んでまた登り始めるのだが勢いがあるのは初めの10メートル程度。2度程、戻ろうかと思った程だ。降りてくる人に「後どのくらいですか?」と聞くと、「3分2ほど残ってる!。」と言われ、一度はここで諦めようとした。時間たっぷりあるのだが・・・。休み休み行けば何とかなると、自分に言い聞かせて歩を進める。自分では1時間たっぷりかかったような気がするが、到着は12時少し前。展望台は満員で階段を上がることも憚られた。「混雑時の三脚禁止」の様な張り紙もあったが、この混雑ではカメラを構える順番待ちの状態。そんな中、後ろの方で「〇〇分毎に交代!撮影したら、すぐに代わって!」と混雑を仕切る正義の味方?登場。その人が、30秒だったか1分だったか忘れたが、時間まで指定したのには一瞬イラッとした。各自常識の範囲内で行動すれば良いこと。お前に指図されたくない!皆んなやっとの思いで上がって来たのだから、その苦労を逆撫でする発言は慎むべき。仕方なく、ここは一旦後ろの人に場所を譲ってもう一度並びなおす。以前より前方の木々が邪魔をして、殆ど左側隅しか枝の影響を受けない場所が無い。展望台自体も近藤師匠と登った時と変わらず、狭い。確かに足場の地形は悪いが、天下の日光、途中の登山道に、あと何メートルで展望台の案内も全く無いし、展望台のリニューアルもされていない状態には少しガッカリ。この展望台から皆んな同じ写真を撮って満足して帰る。確かに入れ替えは速い。しかし、ゆっくり出来ないのは如何なものか?

下山は、元気なおじさんやカップルにも負けない速さで下りる。昼食後仮眠を取り、県道250を下る。ゲートに近づく程車の量は多くなり、やがて殆ど動かなくなった。国道120号に合流するのに、詰まっている様だ。平日でもこれだもの、土日祝日は、車に乗ったままの時間の方が多いのでは無いか?渋滞の中トイレに行きたくなったので「立木観音前、遊覧船発着所」の???に入る。立木観音にも行ってみたかったが、華厳の滝にいつ到着出来るかもわからない。駐車場を出るのも渋滞で、ままならない。

結局、華厳の滝での撮影は16時頃からになってしまい、滝壺辺りはかなり陰になってしまっていた。お金を払ってエレベーターで降りるつもりだったが、乗り場右手に新しく無料の展望台ができていた。試しに降りてみたが、滝壺こそ見えないものの、そこそこ「華厳の滝」らしき撮影は出来たので、これで良しとした。

車に乗ろうとしたら、両足が思い切り攣った。ものに捕まっていなければ立っていられない。相当ヤバイ。急いで水を飲む。ふくらはぎを伸ばそうにも痛すぎて動かせない。半月峠の下りで無理したか?歩けないので5分ほどじっとしていた。周りの人は、さぞや変な奴だと思われたに違いない。

幸い車はオートマなのでパドルで速度調整しながら、いろは坂をくだる。途中からの渋滞もあり、足の方も次第に癒えて来て有料道路になる頃には忘れていた。それにしても、紅葉シーズンの日光は車内での時間ばかり多く、ろくに回り切れない。東照宮など予定に組み入れていた場所も、華厳の滝でさえ夕方になってしまった。今回は、アウトランダーの初ドライブだったので、車の方に重きがあったものの、撮影枚数も稼げず残念。天気だけは恵まれたのが救いだった。

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