相棒の栞  モバイル版

福島県二本松市
撮影日時 : 2022*11*3
11月の栞 『第66回二本松の菊人形 (於・霞ヶ城公園)』
前々からの予定では、菊だけ撮影するよりはモデルがいた方がいいので、JKにお願いしてあったのだが、「10日後に控えた試験が12科目有り、心配なので行かれない。《と、前日にドタキャンされてしまった。大学附属高校なので、今回のテストで進学にも影響があるらしい。彼女の友人は、単位を落としそうだからと言って、夏休みに80万円かけて予備校へ行ったそうだ。それでも、古典だけは赤点でヤバイらしく、そんな事を耳にすると尚更慎重にならざる得ない。又の機会に登場願おう!

結論から言ってしまうと、菊人形の出来は素晴らしかったのだが、ちゃんとインスタ映えする様に、菊人形と一緒に写真が撮れるスペースを空けてくれてあったのだ。だから余計に「JKが居てくれたら・・・。《と、無い物ねだりも、より一層強くなってしまった。

到着は12時。当初の予定では14時頃現着し閉園の16時までいれば撮影には十分と。ただ、これもJKが同行した場合の話。単独行動となってしまったので、出発を早め午前7時頃出発。横浜新道、首都高速は順調だったが、浦和料金所手前から殆ど動かない渋滞。蓮田サービスエリアの手前まで、かなりの時間がかかった。その後も宇都宮インターまで時速80キロも出せればいい方で突然渋滞が始まったりして、追突の危険を感じながらの走行。10年ほど前ならあちこちでオカマ堀をしていたが、車の安全性が増したからか?事故現場には遭遇した。

二本松インターを降りると、霞ヶ城は直ぐ近く。結構アクセスしやすい。ただ、カーナビに霞ヶ城公園「駐車場《までインプットしなかったせいか、城の前でナビが終わってしまっまた。生活道路の進入禁止の設置ばかり気になって徐行していると右側に空き地があり、車が10台ほど止まっていた。てっきり霞ヶ城公園の???だと思い突っ込む(撮影後戻った時、関係者以外立ち入り禁止の小さな木製の立て札発見)。なんてことはない、少し先を左折すれば立派な???があったし、係員がしっかり誘導していた。

菊に飾られた、二本松少年隊のモニュメントが出迎える。正面にスロープは見当たらず、カートをガクンガクン段差にぶつけながら、城の石段を上がる。箕輪門入り口にも大輪の菊や、緑色の小菊が飾られており期待が高まる。菊人形会場は、城を上り詰めた所にあり、左手に屋台が並ぶ。入園料800円は安いかも。それ程、大輪の菊や各種類毎に分けられた入賞作品はすばらしかった。カメラマンは殆ど数えるほど。若いカップルも時々目にする程度。矢張り年配の夫婦や昔のお姉さんグループが目立つ。

かぐや姫をモチーフにした菊人形が目当てだったのだが、各賞を受賞した菊の花には目を見張るものがあった。近藤師匠は、長年ざる菊や各地の菊の展示作品を撮影されており、手慣れていらっしゃるのだが、自分は初めて。元々、JKモデルと一緒に撮影すらば良いので、適当に誤魔化しも効くだろうと考えていたのだが、菊だけの撮影となると、やや緊張する。被写体は素晴らしいのだが、光の当たり方には注意。当たりが強すぎて、色が飛んでしまうのも気を遣う。丁度12時を回った頃だったので、屋根付きの展示菊は、日が当たる部分と奥の部分とのコントラストが強すぎて、すべて没。それでもそれなりの枚数にはなりました。

かぐや姫の菊人形は、綺麗の一言。よくもここまで違和感なく着物(菊)を着せたものだと感心した。しかも何組かの作品(かぐや姫の生い立ち、帝の求婚、かぐや姫の昇天)があり、それなりの違いはあったが、出来は良かった。JKモデルがいないので、折角の菊人形をバックにした撮影スペースも、間が抜けた感じ。本当のモデルさん?(菊むすめ)に頼んで一枚パチリ。

実は、全てを回り切れないまま会場をあとにした。この日、13時35分からの「二本松少年隊《のパフォーマンスがあり、10分程遅れて合流。別コーナーでご紹介致します。二本松菊人形展は、結構すばらしかった。次回が叶うなら、モデルと一緒にじっくり撮影したいものだ。

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