相棒の栞  モバイル版

神奈川県厚木市
撮影日時 : 2022−11−5
11月の栞 『第76回厚木鮎まつり花火大会(初観覧)』
こちらも三年ぶりの開催。1時間で7000発は、横須賀花火を上回る。ファイアート神奈川さんの実力如何に!?

11月だと言うのに、この日は全国的に沢山の花火大会が開催される。近場でも土浦、川口、幕張、成田、そして熱海。「なんで厚木なんだよ?」って言われてしまいそう!単に時間が無かったから。それでも当初は熱海を予定。ただ、厚木は初めてなので、一度は見ておこう!と思って、時間的には無理した方です。場所は、近藤師匠と出かけた時、ご自宅までお送りするのに、何度もこの周辺を通っているので、抜け道まで知っている。だから、今回も所要時間45分程で圏央道の高架橋下の相模川河川敷に到着。

食べ物の匂いが、あちこちからする。バーベキューをする家族連れがかなり来ていた。場所取りに苦労する程、狭いわけではない。川岸に難なく陣取る。但し、ここからの打ち上げ場所は、わからない。「あゆみ橋」中央に画角を合わせその時を持つ。実際に打ち上がったのは左岸だったので、陣取った撮影場所からは、イマイチな構図になってしまった。

大会挨拶のセレモニーの前に、いきなり花火が上がったのには焦った。その後、市長さんらの挨拶が始まり、カウントダウンに入る。7Dに24ミリ側、横位置で待つも完全に上空へ飛び出す。慌てて縦位置にするも、川面を十分に入れようとすると不足。暫く川の反射を諦めて撮影。その後16ミリ〜35ミリにレンズ変更。初めから5Dに24ー105をつけておけばよかった。労を惜しんで、三脚を一台しか持って行かなかったのも悔やまれた。打ち上げ場所からの距離は大体500メートルくらいか?

花火はパステルカラーの派手なものと、バリバリ音の付いた冠菊が目立ち、千輪と
柳がそれぞれワンプログラムずつあった。残念ながら和火色の柳の時、尿意を催し用を足すため葦の茂る藪へ向かわざる得ず、撮影できていません(夕方になり急に冷えてきた為)。そういう時に限って良い花火が上がるんだよね!プログラムとプログラム(スターマインとスターマイン)の間には、5号前後の花火が10発程上がるので、7000発に貢献しているとは思うが、型崩れや発色不足なものもあり、折角のファイアート神奈川さんのスターマインのレベルの足を引っ張っている感がした。金冠も本当は良く出来ているのだが、打ち上げ回数が多くて、見ている人の拍手が次第に減って行ってしまったのは残念。

ラスト近くにナイアガラの滝があゆみ橋と同じくらいの長さで点火された。初観覧の悲しさか?焦るばかりで、その後上がった比較的大きな玉が画角オーバー。悔しいったらない。しかも一枚しか撮れていないのでそれをアップするしかないのです。お許しください。

ファイアート神奈川さんは、地元厚木の煙火業者。厚木の花火が70年以上の歴史があるのも凄いが、ファイアート神奈川さんの創業は、明治時代に遡る。おそらく、少し意味合いが異なるが、「地産地消」で厚木の花火を盛り上げて行ったのだろう?三川合流地点と言う立地、駅からの徒歩圏、仕掛け花火を売りに、厚木市民をはじめ県内外の方たちを楽しませ続けて来たのだろう?現に河川敷には、横浜ナンバーや八王子ナンバーもあった。

それにしても、花火に勝るとも劣らず綺麗だったのは、夕焼けとトワイライトに映えるマンションの明かりだった。失礼ながら、ここが厚木だとはとても思えない美しさだった。

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