相棒の栞  モバイル版

長野県佐久市臼田町勝間字城山
撮影日時 : 2022−4−20
4月の栞 『稲荷神社-稲荷山公園』
龍岡城五稜郭の撮影後、同市協和にある福王寺の樹齢300年の枝垂れ桜を撮影して帰る予定だったが、千曲川に架かる臼田橋を渡ってすぐ左手に、赤い鳥居が飛び込んできた。幸いなことに駐車場もあったので、立ち寄ってみた。

おびただしい数の鳥居が、急階段を覆う様に立っている。とてもじゃないがこの階段を上がる気はしない。急な上に、まるで赤いトンネルの中を歩く閉塞感がある。太陽も山影に隠れそうだし。幸い右横に傾斜の緩い階段があったのでそちらを選ぶ。途中まで上ると、また赤いトンネルが。今度は平坦な道だったので中を歩く。再び緩やかな坂を上がると、これまでの雰囲気とは別世界が現れた。ロケット型の展望台だ。朱色の鳥居が北側に位置していて、太陽の光が届かなかったのだが頂上に辿り着くや否や、そのロケットは夕陽を浴びて輝いていた。下調べなしの訪問も、これだけのギャップがあると「知らぬが仏」かも知れない。

折角なので階段を上がる。グルグルひたすら次第に息が上がってくるのとの闘い。光が見えてきたので着いたかなと思いきや、中間点。さらに同じくらい上る。上から女性の声が聞こえる。誰かいることだけは確かだ。声の主は、大学生くらいの二人連れ。「年寄りにはきついなぁ」くらいの冗談を言って会話に入ろうとするが、息が切れて押し殺すのに精一杯。結局、展望台をひと回りして降りた。17時を過ぎ、当初予定していた「福王寺」の枝垂は諦め、公園内の桜を撮影して帰路に着いた。

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