相棒の栞  モバイル版

新潟県中魚沼郡津南町
撮影日時 : 2022−5−4
5月の栞 『中子の桜』
艸山祭の終了後、新潟県から長野県へ移動してから、仮眠を取ろうと予定していたのだが、スマホで付近の観光地をボケーと眺めていたら、「中子の桜」がヒットした。既に満開は一週間ほど前だったらしかったが、30分程走れば行くことが出来る。夜は長い。どんな場所なのか?ここまで来ているのだから、足を運んでみることにした。

カーナビではこの場所が検索できず、スマホで案内してもらう。国道117号線「道の駅信越さかえ」の少し先、「逆巻」交差点を右折、暫く上り坂を上がっていく。しかし、スマホの道案内が無ければ左折する場所もおぼつかない。曲がってからこの道であっているのか?スマホを確認する始末。辺りは民家も途切れ、暗闇の世界となって行く。急な上り坂になると同時に道は対向車が来たらすれ違えない幅となった。

真っ暗闇の一本道、本当に目的地が合っているのかさえ疑ってしまう程だ。ガードレールなしの崖、辛うじて一度で回り切れるきついヘアピン。一体この先はどうなっているのか?と思っていると、坂を登り切った途端、綺麗な二車線道路が現れ、いきなりの平坦地となった。なんでここだけ?それに遠くに街灯の明かりもポツリポツリ見える。ナビが「目的地に到着しました。」とは言うものの何も見えない。周囲をグルグル走っていると桜の木が一本あり、そこが少し広くなっていたので 車を止め付近を歩く。気温は5℃しかなく寒いなんてもんじゃない。さすが津南町、豪雪地帯で有名。お目当ての桜を探そうにも、無駄な抵抗の感。確かに池らしき水面は、微かに反射してはいるのだが、肝心の桜は見えない。付近をうろつく間に看板発見。「この土手の上から桜は見られます。」とあった。土手の上に立ったものの、やはり暗く見えない。仕方なく仮眠を取ることに。

しかし、ヒーターを入れていても寒い。防寒着を着ていてもダメ。そのうち辺りはうっすらと明るくなる。お目当ての桜がどこにあるのか気になって仕方がない。少し待って付近を歩く事にした。東の空が赤らむ頃、寒さ覚悟で車を降りる。なんてことはないお目当ては溜池を隔ててその奥にあった。

案の定、花は上から4分の3は散っていて、下の方だけは散る寸前を保っていた。だから写真に撮ると、二層に分かれた変な桜にしか写らない。雪も桜の木が植えてある地面の後方に僅かに残っていたが、全てが遅すぎる。ただわかったことは、桜が満開になった時に、雪は地面を覆っていただろう?!事だけは確認出来た。おそらく、ここもゴールデンウィーク前でなければ、満開の桜と残雪をカメラに収めることが出来ないのではないかと思った。

土手を奥まで歩いてみたが、近づけば近づくほど、上の方の赤色は、芽を出し始めた若葉の赤ではないか?と思えた。反対側から回れば桜の木の下まで行くことができるのかはわからないが、そこまで行く意味があるのかどうか?。今回は時期遅れの下見まではあったが、確かに雪と桜のコラボには惹かれるものがあると感じた。

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