相棒の栞  モバイル版

長野県飯山市一山 
撮影日時 : 2022−5−4
5月の栞 『県道95号(飯山上越線)の雪壁』
JR飯山線信濃平駅付近を横断し、戸狩温泉スキー場を左手に見ながら北上、409号線はやがて95号線と合流。迷うかと思いきや、いつの間にか合流。別名上越飯山線。
ゴールデンウィーク前に開通して県境のチェーン脱着場まで行くことができる。そこ迄は路面も乾き、単なる見晴らしの効くスカイライン。高度を上げるに従って段々両側に雪が残った風景に変わる。そして、大神楽展望台に近づくと車の高さ程の雪壁を見ることができる。蔵王や乗鞍、立山黒部のそれは有名だが、ここはそれとは比べ物にならないくらいマイナーだが、それはそれで「こんなところがあるんだ!」と不思議に感動してしまう。

と言うのもチェーン脱着場までの乾いたアスファルトが突然途切れ、そこから先は何処が道なのか全くわからない一面の積雪なのだ。もし満車でなければ、ここでじっくり撮影ができたのに残念至極である。家族で来ればゴールデンウィークに雪遊びも可能かもしれない。ただし、足を滑らそうものなら命に関わる。

もう一つ関心を持ったのが、この先にある映画「突入せよ『浅間山荘事件』」のロケ地。場所的には新潟県上越市板倉区にある「光が原高原」で、実際の浅間山荘事件とは全く別な場所であるが、浅間山荘に見立てた建物を建て、あの有名な鉄球まで作った。その鉄球がモニュメントとして二つあるそうだ。今回は通行止だったので見る事は叶わなかったが、秋の紅葉シーズンも期待できそうなので、機会があれば訪れてみる価値はありそうだ。

自分は映画にあまり関心がないのだが、主人公役所広司、警察庁長官藤田まこと、山荘の人質役に篠原涼子など錚々たる顔ぶれだった様だ。ただ自分としては、本物の「あさま山荘事件」をテレビの中継で見ていたこともあり、あれこそがまるで映画の様な迫力とストーリーだったのは、今でも印象的であり記憶に残っている。

話がとんでもない方向に行ってしまい申し訳ありません。今回の遠征の締めくくりとして開田峠手前までのアプローチを選択したのは間違えではなかった。機会があれば、4月下旬に早朝の中子の桜と開通して間もない上越飯山線を午前中に訪ねてみたいと思った。

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