相棒の栞  モバイル版

静岡県掛川市上垂木2385
撮影日時 : 2022−5−24
5月の栞 『上垂木ゲンジボタル』
3年前ここを初めて訪れた時、来年ホタルが飛び始める頃に、「ハガキを出します。」と言うのでホタル協力金と共に自分の住所を記入したハガキを提出しておいた。コロナの影響でホタル祭りは二年間中止になり、ハガキも来なかった。しかし、今年5月23日、ポストに自筆で書かれた自分宛のハガキが届いた(一枚目の写真)。ホタル祭りは中止とあったが、来てはいけないとは書いてなかった。折角だから行ってみてもいいかな?そこで、上垂木ホタル情報を開く。予想では24日頃が見頃とある。万障送り合わせの上?行くことにした。

箱根新道から東名高速道路に入り、清水インターで降りて、後は1号バイパスを走っても三時間。飛び始めは19時25分と早い。18時頃に到着したが、誰もいない。取り敢えずは散策。3年前と違ったのは、ロープが張ってない事と、土手の雑草をしっかり刈り取ってあること。自分的には両方ともいいとは思えなかった。まずロープが張ってないことで、土手を降りることが可能。現場を見る前までは、今年の撮影ポイントは、土手道路のとある場所(3年前は先着カメラマンが三人いて、ダメだった所)を、第一候補として考えていた。しかし、ロープがない以上川岸スレスレ、ないしは中洲にまで三脚を置こうとすれば可能だ。流石にそれは大ブーイングだろうけれど、川岸まで降りることは可能。結論から言うと、18時30分頃になってこの場所を一手に管理し、権限を持っていそうな話好きおじさんが、細かく注意して回り始めた。

この方、カメラのモニターのバックライトにまでうるさい。よって土手を降りて川岸スレスレの撮影は論外。土手道路からの撮影を促す。カメラを二台(従って三脚も二台)持っている自分に、片方に気を取られていて、もう片方の三脚に子供がつまずいたら、危ない。安いカメラではないんだろから、と嫌味も忘れない。もっともこの方、最後には妥協の産物ではあったが結構いい場所での撮影を許してくれた。

基本的には、話好きのおじさんらしく絡めば絡んだだけ絡んでくるタイプ。そこからの情報の引き出しも又面白い。3年前、上流の方で子供が川に落ちたとか、昨日は山からウリ坊が出て来たとか、付き合っていると準備が間に合わない。立ち去り際「誰か川岸まで降りて来たら注意して構わないよ。」とまで権限移譲?して去って行った。

下草を刈ったのは、ヘビなどが出ないように安全のためにだと、先の話好きおじさんが言っていたが、だったらロープを張らなければ、立ち入り禁止の堺がわからない。祭りが中止になったので、ロープは張らなかったという。だったら蛍を守る意味で下草も刈らなくていいし、その方が草がボウボウで下へ降りる抑止になる。三年前はマムシ?が出るので下には降りないで下さい。との掲示があった様な?

ここのゲンジボタルは、元気がいい。飛翔開始も早かったが、21時を回っても十分撮影に堪えられる頭数が飛んでいた。但し21時を回ると、なんでもあり状態に化し、土手道路に平気で車が入ってくる。奴らは車を降りることはせず、車内から鑑賞する。その間止まっては動き、動いては止まる。その度に、ヘッドライトの点滅を繰り返すものだから、こちらとしてはたまったものではない。彼らが通過後、ホタルも草むらに潜り動かなくなってきたのでこちらも退却することにした。

協力金500円を払い、来年のハガキを頼んで来た。来年、正式に蛍祭りが開催されたとしたら、おそらく撮影には行かないであろう。とてもじゃないがホタルの数も多いが、見物人も増え続けているらしい。自宅に戻り、今年の写真をモニターで見る限りでは、一応納得の行く数枚がゲットできた?と、感じられた。話好きの先程のおじさんが、「わざわざ、神奈川から来る様な所ではないだろう?」と言われたのに従えば、上垂木のゲンジボタルは、今回で最後にしても良いかな?と思った。

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