相棒の栞  モバイル版

長野県長野市
撮影日時 : 2023−11−23
11月の栞 『第117回長野えびす講煙火大会』
第113回以来5年ぶりの観覧。コロナ禍の中で「えびす講花火大会」は規模縮小、打ち上げ分散型など工夫を凝らして開催されていたのだが、今回ようやく以前に戻りつつある大会になったので、出かけてみた。天気が良く寒さも心配無かったのだが、風向きがイマイチ定まらない。もっとも今回も遠花火だから、なんとかなる的発想。

以前、花火仲間のK氏が、善光寺雲上殿から撮影した。とか言っていたので、今回はその辺りをロケハン。犀川緑地第二公園からこれだけ離れると、高いところは結構ある。その辺りを調べ上げたカメラマンは、それなりに集まって来ていた。それにしても離れ過ぎ。FM善光寺の放送を聴きながらだから進行状況はよくわかるが、疎外感は半端ない。

今回、変わった点は2つ。ディズニー・ドローンと犀川第一緑地を使って三ヶ所打ち。FMがあったからいいようなものの、まさか再びディズニー・ドローンを見るとは思わなかった。残念ながら、あまりに遠いのと角度が斜めだったので石巻の時のような偶然には恵まれなかったが、再び撮影する事になった。もう一つの変更点は、犀川第一緑地を使った3箇所打ちがプログラムに二つ組み込まれていた事だが、ここからだと等間隔には見えず、ワイド感を感じる程の好印象は受けなかった。

全体的な印象としては、スターマインの割合が多く、煙火店競技の10号玉コンテストが無くなったのでは無いか?更にホクト単独での型物花火「北斗のキノコ」もプログラムから消えていた。この型物だけは、形が結構わかりやすく、自分としては「えびす講」の名物的印象があっただけに残念。ミュー・スタは、バックの音楽が新しい物ばかりで、全然付いていけてない自分がいた。113回の時の「CAN YOU CELEBRATE」のミュー・スタが印象に残りすぎているのだとは思うけれど。

この日の「えびす講」に限らず、今年は「コロナ明けで〇〇ぶりに復活」とか、「コロナ前の規模で・・・」、とは歌ってはいるものの、実際には同規模で開催される花火大会は、それ程多くは無かった。予算が厳しい事もさることながら、その予算に占める人件費の割合が膨らんでしまい、必然的に花火に回るはずのお金が減らされているのは、今年の花火大会の傾向だったように感じた。経済的には、企業も家庭も3年あまりのコロナ禍には耐えてきたものの、実際には企業が立ち直りを見せるのは、輸出関連の大企業は早くても、中小企業は少し時間がかかるのは誰がみても明らか。国から無利子で借りたお金の返済期日も始まっている事を考慮すれば、回復など程遠い会社もあるだろう?逆に言えば、皆さん頑張って良く持ち堪えていると感じる。「えびす講」も言いたくは無いが、昔の感動が味わえなかったのは、自分の心が老化してしまったからだと思いたい。

花火終了後、隣の市でホテルを経営する大学の同期の所に寄り、日付が変わるまで語りあった。コロナ禍で、彼も大変だったと察しご無沙汰していたのだが、6年ぶりに多くの貴重なお話を聞かせて貰った。なんでも長野市の日赤病院は建て替えの計画があるとか?「あそこの院長は、オレの高校の時の後輩だから、無理矢理病気になって入院し、病室から撮影するか?」「姨捨の棚田のライトアップの責任者をやっているから、写真撮りに来てくれ!」など面白い話で盛り上がった。本来ならタダで泊まらせてもらえるのだが、翌日仕事があり帰らざる得なかった。結局、到着したのは、綺麗な朝焼けを拝みながらの5時頃だった。

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