相棒の栞  モバイル版

神奈川県鎌倉市 長谷寺
撮影日時 : 2023−12−8
12月の栞 『長谷寺ライトアップ1』
平日だと言うのに、長谷寺の人気は凄い。アジア系は、曜日に関係なくいつもギャーギャー騒がしいが、日本人は現役引退の年配夫婦ばかりかと思いきや、若者グループやカップルも多く、人手不足なんだから、「元気な老人は働け!」と言いたくなる。もっとも、旧友に言わせると、65歳も過ぎると職種は限られるそうで、警備員や清掃係が多いそうだ。

そんな事はさて置き、16時30分から灯りが点灯し始め、1時間弱で昼間の撮影は終わる事になった。境内は三層(3段)になっていて、それぞれにポイントがある。撮影の順番待ちをしていると、時間はどんどん過ぎ、時としてポイントを諦めて次へ行くしかない。結局は、最上段の本殿に辿り着いて数枚撮影した後、灯りに火が入って昼間の撮影はThe end..

点灯当初は気が付かなかったのだが、次第にあたりが暗くなると、本堂と、阿弥陀堂を照らすブルーのライトが際立ってきて、かなり幻想的な雰囲気だった。「昼間とは表情を変える」と言うのは、正にこの事なのだと思った。赤や黄色に色づいたカエデとブルーのライトアップの組み合わせは、二倍の贅沢と言える。さすがに「写真映え」する場所だけあって、広い境内は沢山の人がスマホで撮影で混雑。通路での一脚、三脚は禁止なので、カメラマンの方が不利。自分は全て手持ち撮影ゆえ、手ブレの写真が何枚かある。ご容赦ください。スマホはガラス板?にタッチするだけなので、手振れも気にしなくていいのか、動きが速い。彼らには、カメラマンの常識が通用しないので、平気で人の前に横から割り込ん来たり、なかなか退かなかったりで、更に時間待ちが長くなってしまう。周りが見えないと言ってしまえばそれまでだが、周りが見えない輩に「構図」というセンスがあるのかどうか?

ライトアップは上から下へ降りていく形になったが、案外こちらのほうが正解だったかもしれない。というのも、放生池周辺は、これまた素晴らしいライトアップで、おそらくブルートーンの時間帯はものすごい混雑だったのではないかと想像されるからだ。寺とは思えない、ライトアップのセンスの良さが印象に残った。19時30分の閉山の10分ほど前まで、時間があっという間に過ぎてしまった。

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