| 2月の栞 『かんなみ桜まつり』 |
河津桜も、あちこちで見ごろを迎えている様で、今回は訪れたことのない函南町のそれをチョイスした。本家の河津町や南伊豆、更に県内の松田町には何回か足を運んでいるので、小規模な函南町を訪問する事で近場の河津桜をおおかた潰すことにした。R1箱根峠を越え、伊豆縦貫道に入る。大場・函南ICを出て、臨時無料駐車場である「モラロジー道徳教育財団 廣池千九郎畑毛記念館」(函南町畑毛225-2)に向かう。20台程のスペースしかないから、満車覚悟で行ってみたが、あと数台は余裕があった。唯、柿沢川までの案内は一切なく再びスマホ頼りに10分近くあっち向いたり、逆に今来た道を戻ったりしながら歩く。事前にバス駐車場と書かれたチラシを見て、乗用車はダメなのかと思ったが、結果500円で乗用車も止められた。有料Pからは土手まで数分で着く。ピンクのジャンパーを着た桜の会の案内人も数人いた。初めからここに止めれば良かったと後悔。結局拙宅から70キロ近い距離を1時間30分以上かけて現着。
富士山と河津桜とのコラボを期待していたのだが、桜はまだ5?6分咲で榎木橋付近からの撮影は叶わなかった。と言うよりも、たとえ桜が満開でも、この場所から本当に、桜と富士山のコラボが撮れるのか?お目当ての場所は見つからないまま、また来た土手を引き返した。確かに富士山は見えなくは無い。しかし、24ミリ?105ミリのレンズでは富士山が小さすぎ。200ミリは必要だったかも?
有料Pから近い「花の木橋」を起点に左手が「榎木橋」右手が「畑毛橋」。桜の開花状況は、右手の方が早く既に散っているものもあった。富士山がみえるというので、自分は初めに左手の榎木橋まで歩いた。富士山とさくら、菜の花の三点セットを目論んだが撃沈。「花の木橋」に戻ってくる頃には太陽がだいぶ傾き、陰影ができ始めていた。初めて訪れる場所にありがちなことだが、ルートをミスしてしまうとありがちな事。
2001年から函南桜の会が約410本を植え、今では十分な大きさの河津桜となった。本家の河津町が850本なので約半分。河津町のそれは回り切るのに長すぎて大変。函南町は唯歩くだけなら50分との案内。規模的にはジジイでもなんとか成る。あえて申し上げるなら、桜の植え方がダメ。土手道の直ぐそば又は法面に植樹されていれば雰囲気が良いのだが、ここは完全に法面の下。よって桜並木を撮影しようとすると、法面を降りなければならない。その法面には菜の花が咲いていて、むやみには降りれない。全行程を歩いたわけでは無いので、断言は出来ないが、いわゆる「桜のトンネル」の造りにはなっていない。よって「ここは・・・」と言うオススメの撮影ポイントがあまり無い。むしろ殆ど個人的には見つからなかった。
日は西に傾き、太陽と反対側の法面は影となり、それ程密集して咲いているわけでは無い菜の花も陰り、西陽を受けた河津桜とのコントラストはいよいよ厳しくなってきた。時間的には、このまま帰宅するにはラッシュ時間とぶつかるのだが、この場所から気持ちが離れつつあったので、仕方なく車に戻った。天気は上々、風もなく富士山も一時雲がかかったが、見えなく成る事はなかった。
モラロジーの駐車場付近をウロウロしていると、脇道の先に急な階段があった。10段ほど上ると、富士山撮影ポイントなら立札。振り返ると住宅街の先に、それは鎮座していた。特別感動するような富士山ではなかったが、時間潰しにはちょうど良かった。時系列で色彩変化をお楽しみ下さい。 |

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