相棒の栞  モバイル版

山梨県河口湖
撮影日時 : 2023−2−23
2月の栞 『河口湖冬花火』
親戚に不幸があり、昨年に引き続き、ほぼ同時期に喪主を務める事になった。82歳、急性心筋梗塞。叔父に当たる。午前零時半に固定電話が鳴っていたが、入浴中。一度だけで風呂を上がっても二度目は無かった。間違え電話か?早朝6時再びの電話。目を覚ましたものの、寒くて布団から出る気にならず。変な時間に2回もかかってくるのは、大体緊急事態。そして、覚悟していた事が、おそらく現実に成ったのだろう?叩き起こされた感が強かった。直ぐに身支度し、次の電話を待つ。8時半ごろ茅ヶ崎警察刑事課から電話があった。亡父の名前を言われたので、自己紹介?する。10時半に来て欲しい。遺体の引き取りだ。葬儀社に車の手配をする。一年前に経験しているので慣れたものだ!?慣れなくていいのだが・・・。叔父と無言の対面を果たす。テレビドラマに出てくるアレだ。キズ一つ無い綺麗な顔、82歳にしてはメチャ若い。寒川駅から住居までの間で自転車はスタンドが立ててあり、その横で倒れていたから交通事故では無いと言う。「綺麗ですね!」と思わず声に出してしまった。「気温が低かったので、状態は悪く無いです。」妙に納得の答えが返ってきた。16時30分、茅ヶ崎で受けたマッサージ店のレシートがあり、所持金3万3千円と腕時計を警察から渡され、サイン。茅ヶ崎警察からの帰り道は、流石に多少気が動転していて道をまちがえた。それにしても、この寒い夜中に、早く家に帰れば事なきを得たかも知れないのに、何やってんだろう?

葬儀の段取りで、又手間取った。火葬場が混んでいて茅ヶ崎は1週間待ち。因みに藤沢は10日待ちだそうだ。遺体は一泊11000円だから、それだけでかなりの出費。ドライアイス代を含めれば軽く二桁。エンバーミングなど施したらとんでもない額になる。高齢の持病のある人がコロナで死亡するだけでなく、その他の原因で亡くなる60代も多いと言っていた。赤ちゃんの出生数の2倍が死亡者だから、高齢化が進んでいると言うより急激に人口が減少していると捉えた方がいいかも?

生々しい話で恐縮です。実は、河口湖花火大会に関しては、もう何度もアップしているので、書く事がないくらいです。今回は王道の撮影ポイント、産屋ヶ崎。満月でも無いのに19時30分着では、かなりトンネルから歩かないと場所は空いていなかった。この日は風もなく上々だったが、富士山は微かに見える程度。月齢約3。つまりは三日月から1日後だから、月の光はないも同然。イマイチ富士山のシルエットは、はっきりしない。久しぶりに出かけた河口湖花火大会だが、カメラマンの数はコロナが下火になったせいか?或いは若いカメラマンが増えたせいか?かなりの人出。少し離れた場所から、「電脳スタジオおきな」の社長の声が聞こえてきた。どなたかとカメラ談義に花を咲かせている様だ。こちらは、黙々と2台体制の準備。とても挨拶に行く時間など無かった。

写真は縦位置が、メイン会場の大池公園から打ち上がったもの、横位置は、中央に富士山を配置し、左手が畳岩からの花火を配置したのだが、見えず。なんとも間抜けな写真となってしまった。富士山の存在が無いので、出来は50点程度か?

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