相棒の栞  モバイル版

渡瀬渓谷鉄道「神戸」(ごうど)駅
撮影日時 : 2023−4−2
4月の栞 『「神戸」(ごうど)駅の花桃』
赤城南面千本桜撮影中、いきなりの強い雨にカメラ機材は結構濡れ、気温も10度まで下降。暖房を入れて体を乾かす。予定では30分程山越えし、渡瀬渓谷鉄道「神戸」駅へ向かうことになっていた。車中泊なので先を急ぐ事はなかったのだが、雨には勝てない。秦野のヤビツ峠に続く、県道70号の昔の細い道にも勝るとも劣らない、狭くかつ急カーブをくだる。国道121号に出た時は、ホッとした。足尾・日光方面に向かって走る。国道の下を沿うように渡瀬渓谷鉄道が通っているのだが、真っ暗で人家もまばら。ナビの地図頼りに右折の道を間違わないように走る。  

「神戸駅」に着くと2台の軽自動車が止まっていた。一台は完全に窓を目隠ししていて、睡眠中?始発電車待ちだとわかる。いや、撮り鉄の場所取りと言ったほうがいいかも?明るくなるや否やお目当ての場所に三脚を立てるつもりなのだろう!勿論、自分は初めての場所ゆえ、辺りがどうなっているかも全くわからない。明るくなるのを待つしかないのだが、明るくなったところで、ポイントは知る由もない。

まだ22時を過ぎた頃なので寝るのには早すぎる。駅構内やプラットホームぐらいは見学しておこうと思い、駅舎に入る。ベンチの隅に何やら黒い塊。寝ている男性1人を起こしてしまった。平身低頭謝るしかなかった。片言の日本語で、渡瀬渓谷鉄道に乗って来たと言う。原則「神戸駅」には車では来ないで欲しいとのPRがしてあるが、先ほどの車が気になったので、聞いてみた。「みんな止めてますよ!」との返事。安心して止めることができた。後から仕入れた情報では、祭りが行われる来週の土日は、完全にシャットアウトとのことだった。確かに、この日は午前10時も過ぎ頃から、駅のスペースは満車になり、出庫待ち状態。後から後からクルマが降りてくる。成程、?祭り当日は、シァットアウトするしかない。

因みに、花桃の見頃は少し過ぎており、若葉が出始めていた。拙宅にもそれはあるが、確かに満開少し前が一番綺麗だ。昨年も来たと言う、埼玉からのスバル・フォレスターのカメラマンは、「昨年の方が花芽が多くとてもキレイだった。」と、スマホで昨年の写真を見せてくれた。確かに全然違う。ボリューム感の違いもさることながら、青空を背景にしての花桃とディーゼル列車の「映え(バエ)」は最高。かなり腕のある人らしく、「山と渓谷」にも作品が載ったことがあるとか、どこかのカレンダーを担当したとか自慢していた。彼曰く「お陰でだいぶ飯を食わしてもらいました。」とか言っていたので、プロかも知れない。

1時間に1本か2本「神戸駅」に入る渡瀬渓谷鉄道を花桃と一緒に撮影する作業はなかなか辛い。待ち時間は仕方ないとしても、駅は渡瀬川の近くにあり、坂が半端ない!県道268号からヘアピンカーブを降りて来るくらいだから、想像していただけると思う。この駅を拠点に、ホームからの撮影、陸橋から、崖を降りて額縁撮影、少し歩いて踏切から普通のアングルで、更に坂を上り切って渡瀬渓谷鉄道を俯瞰する県道268号上から、と場所はどこでもお好きなところで・・・と言った感じ。カメラマン一押しは、県道横のガードレールを跨ぎ、崖際の花桃額縁ポイントらしい。定員は2人ないし3人。三脚が必要だから場所取りは熾烈。自分も下見には行ったが、三脚を置く場所は勿論なし。手持ちで3枚程。そのうち辛うじて一枚だけ遠慮がちに載せておきます(満足はしていませんが)。天気も午前中ずっと曇りで、発色もブルーの空も期待できなかった。

花桃は、町おこしの一環(奥入瀬渓谷鉄道の乗客数増加)として植樹されたらしく、この周辺(神戸駅前公園など)には沢山植えられていて、花桃だけでも充分鑑賞の価値はある(群馬県みどり市東町神戸878付近)11時41分下り渓谷3号のトロッコ列車の撮影を最後に切りあげることにした。

前日昼から殆どまともな食事を取っていなかったので11時に開店するホームにある食堂(レストラン清流)で地元名物「やまと豚弁当」(1200円)なるものを食べたかったのだが、大変な混雑。待つのが大嫌い人間には耐えられず、諦めることにした。所詮、今回は初めての土地ゆえ、多くのミスを犯した。撮影した写真も腕の悪さと(言い訳として天気の悪さ)で、ダイレクトプリントしても余りピンと来ない。いつか花桃の見頃と、青い空、そして特別列車が走る土、日という条件が重なれば、次回の再チャレンジ場所としておこう!

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