相棒の栞  モバイル版

静岡県熱海市 網代温泉
撮影日時 : 2023−8−16
8月の栞 『網代温泉海上花火大会(初観覧)』
本来なら20号10発で有名な、「大石田まつり最上川花火大会」を予定していた。しかし、台風7号が西の方へ向きを変えたとは言え不安定な天候で、突然雨が降り出し、数分で晴れると言う繰り返しが15日。この日開催の最上川も諏訪湖も予定通り実施された様だが、途中雨は降らなかったのだろうか?

16日午前6時に目覚ましをセット、起きてみると雨。1時間ほど床の中で思案、結局初めての場所ゆえ、はるばる山形まで行って開始前に降られても、また打ち上げ中に降られても撮影場所と駐車する場所が完全に把握出来ない以上、諦めた方がいいのでは?と言う結論に達した。山形市の天気予報は曇りなのだが、それは湘南も同じ。しかし、突然のスコール。夕方には風も収まり異常に蒸し暑い。花火撮影には向いていない気象条件だ。

近場を探すと、箱根大文字焼き、網代温泉海上花火大会、伊東温泉夢花火など。このうち箱根と伊東は出かけたことがあるので、網代にした。網代は伊東よりも近く助かる。17時30分長浜海浜公園に到着。天気が悪いこともあり、海水浴客もまばら。よって???もガラガラ。程なく1回目のスコールが来た。駐車場のガードマンも慌ててビニールカッパを着る。すぐに止み、空には虹。海岸線を散策、打ち上げ場所と撮影場所のチェック。台風の影響で外海は荒れているが、防波堤で囲まれた海水浴場は波が無い。元々大きな入江(網代湾)の様になっているので、安全な海水浴場だと思う。茅ヶ崎サザンビーチや辻堂海浜公園前の海岸で泳ぐのとはまるで違う。

ロケハンしていると再び雨。今日も天気は不安定。帰りの脱出を考えて、打ち上げ会場近くの大繩公園(おなわこうえん)まで歩き、出来るだけそれ程大きく無い花火を近くで撮ろうとしたのだが、撮影中にでも降って来る事を考えたら、あまり車を止めた長浜海浜公園から離れたく無い。雨が止むのを待ちながら色々考える。考えても自然相手なので予防的対応しか取れない。傘、カッパ、ゴミ袋、タオルを用意、雨の止んだ18時半過ぎに全ての機材を持って出陣。

と言っても、ただ大縄公園方向に歩くだけ。イベント会場(うみえーる長浜)手前でカメラマン発見。直ぐに声かけ。その方、「花火を撮りに来たわけでは無い!」とぶっきらぼう。だが、地元の人で、「花火は何処からでも大体撮れる。ただ、あまり先に行くと『小山臨海公園』の先端が被るので、手前より直ぐ前の北側堤防からの方が、花火は見やすい。だけど、初めて来たのなら『灯籠流し』や『かがり火』を撮った方がいいので、もう少し先の岸壁辺りがいいと思う。」正に完璧な案内をしてくれた。「灯籠」や「かがり火」に関しては???。 

そんなイベントがあるなんて、花火大会では一切案内されていなかった。帰宅後、何気にスマホを見ていたら、この日、多賀湾では戦前から300年以上続く長い伝統を持つ「百八体流灯祭」と言う、お盆の仏事があったと、静岡朝日テレビ等複数の記事があった。早い話が、多賀湾で行われるお盆の送り灯と、網代湾での花火大会では場所が違うイベントだと言うことなのだろう?
実はこれも後で分かったことなのだが、8月12日に多賀湾では「伊豆多賀海上花火大会」があり、網代のそれとは別物が存在した。先程のカメラマンが「その時の花火は良かった。」と言っていたのだが、彼が言っていたのが、それだったのかと合点が行った。

予想通り、花火は湿気で左半分が見えず。時々、雨が降る天気だから仕方ない。多分、他へ行っていたとしても同じ様な状況だっただろうことを裏付ける結果となった。この日、偶然にも幻想的な灯籠流しと多胡湾に並べられた150メートルの篝火が見学出来ただけでも良かった。

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