| 8月の栞 『伊東温泉箸まつり花火大会(夢花火part10)』 |
たまたまfreeになった平日火曜日、何処か花火大会はないものか?と探していると熱海と伊東がヒット。熱海でもよかったのだが、伊東は花火の他に自宅や旅館で使われた箸供養のお焚き上げ(供養塔)が設置されたり神輿、手筒花火、太鼓の演奏(途中から降雨のため中止、スチールパンは完全中止)などがあり興味を高めるイベントだと感じた。そこで、日頃お世話になっている近藤師匠に連絡、同行の快諾を得た。
しかし、にわかに決めた行動、とんでもないミスをした。伊東温泉の夢花火は大体いつも20時以降なので、この日も同じだと思っていた。ところが、供養塔点火が19時、伊東御囃子保存会による太鼓の演奏は、19時20分からとなっていた。小田原駅で師匠と待ち合わせたのが19時、この時点でもうイベントは始まっていたのだ。18時ピッタリに小田原でピックアップした時は、行事の時間を全く知らず、伊東海岸のオレンジビーチ近くになって、お焚き上げの火を見て焦った。ところが師匠は、この日のスケジュールを全てメモ書きされており、全然慌てていない。到着が19時20分ごろだったが、何処の駐車場も満車(当たり前、既にイベントは始まっていたのだから)。このまま???探しをしていたら、行事が終わってしまうので、師匠だけは会場近くで降ろし、なんとか太鼓に間に合ってもらった。
自分も、伊東駅近くに「空」を見つけ急いで会場まで歩く。生憎雨が降り出し、ビニールカッパを着る羽目に。遠くから太鼓の音が聞こえる。なんとか間に合って、雨で中止になる直前を遠方から撮影出来た。
神輿が入ってくるのは20時過ぎ、おそらく太鼓の次がスチールパンだったのだろう?かなり間が空く。メイン会場のオレンジビーチは、階段に座った多くの観客で溢れ、場所が無い。仕方なくロープの張られた砂浜に出て三脚を置く。雨だし、砂がまとわりつくので、ここに場所取りはしたくなかったのだが、仕方がない。後で聞いたところ、師匠は階段の最後部から撮影に臨まれたそうだ。
やがて御囃子の声が聞こえてきた。小さな神輿が2台、多くの担ぎ手によってオレンジビーチに到着。雨は大粒、にもかからず10分ほど気勢を上げる。神輿にはしっかりビニールが被せてあった。神輿が引き上げると、いきなり照明が消され観客が騒めく。少しして、手筒花火の火柱が上がる。その迫力は、火柱が10メートル近くあるのでは?と思える程、かなりなもの。手筒花火を抱えた勇壮な(と見える)男性数人が、代わる代わるに花火に点火して行く。中には観客との間に張られたロープギリギリまで歩み寄り、警備員に押し返されていたが、彼らの心意気は十分伝わった。
ところが、これをカメラに収めるとなるとかなり難しい。愛知県の「田原まつり」で手筒花火を撮った時は、持ち手はその場に立ったままだったので、ピントも合わせやすかった。今回は歩く。活発に身体を動かす。そして、「田原まつり」の時は薄暮だったが、今回は真っ暗。火を追いかけてシャッターを切る。観客の中には興奮して、スマホを持って突然自分のカメラの前に出てくる者もいた。何よりこの大粒の雨、最悪だ。必死で手筒を抱えて歩く勇姿を追うが、なかなか人物までは上手く写らない。残念ながら、殆どピンぼけ。数枚の成功に喜ぶしか無かった。
間髪入れずに花火が上がる。雨は小止みになるどころか、一層激しくなる。傘を叩く音が大きくなり、服もバックもぐちゃぐちゃに。レンズの水滴を拭いても、また直ぐに水滴がつく。せめてカメラだけはと思って差した傘が役に立っていない。それがわかったのは、5DMARKVが花火撮影中、作動しなくなっていたからだ。モニターに「カードに書き込みが出来ません。」との表示。なんでこんな時に・・・、こんな時だからなるんだけど・・・。電源をoffにしてもSDカードを入れ直しても、生き返らず(結局、スイッチすら入らない→ご愁傷様)。
後半に入り水中花火や、斜め打ちが入ってきたと言うのに、三脚から5Dを外しR7に。雨中、アジャストにも手間取り画角が決まった頃にはフィナーレ。水中花火も斜め打ちもカメラの取り替え中に過ぎ去った。おまけに写っている花火の殆どが、水滴たっぷりの花火となった。
この雨、時間といい、場所といい、この地域だけに限って降ったようだ。R135を網代方面に少し走っただけで路面は乾いた状態、熱海に至っては降った形跡は微塵も残っていなかった。 |

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