相棒の栞  モバイル版

岩手県陸前高田市気仙町湊189にて
撮影日時 : 2024−10−13
10月の栞 『三陸花火大会』
2020年10月31日に初めてここを訪れた時、地元の人の話を鵜呑みして、「三本松公園」の高台から撮影した。地元メディアも来ていたので、いい場所だと思ったのだが、自分的にはあまり納得出来る場所ではなかった。それはスターマインが、かなり斜めだった事だ(はっきり言ってスタマが形を成していない)。いずれリベンジしようとは思ってはいたが、片道600キロあるので、そうやすやすとは行くことはできない。たまたま、この日は伊勢原のK氏から茨城県開催の野村花火の案内(雅千人きもの・水戸市)も有ったのだが、一つ課題を片付けるべく午前7時に陸前高田目指して家を出た。

今回の候補地は風向き予想では北寄り。となると「本丸公園」。ただ15時から交通規制がかかるので近くの駐車場にそれまでに入らないとダメな可能性がある。午前7時に出たにも関わらず、常磐道は料金所手前の渋滞から始まり、茨城県を抜けるまで渋滞個所多数。日立海浜公園のコキア見物の車が多かったせいか?友部JC手前からの左斜線の潰れ具合は酷かった。お陰で陸前高田高田市に入ったのは15時を少し回っていたので、第一候補地は消去を余儀なくされた。

2番目に用意したのは「長部漁港」。ここは風向きさえ良ければ最高に条件が揃っている。まず、三陸自動車道で陸前高田に入って最初のインターで降りるので、三陸自動車道上での渋滞はなし。降りてから初めの交差点を左折する際、多少信号待ちをするが(2回以上)、会場周辺の渋滞や交通規制には無縁。あとは楽勝で漁港の駐車場ないしは草原へ車を突っ込めばOK。車はそれなりに止まっているが90パーセントは釣りを楽しむ家族連れなど。勿論その後は花火見学だろうが。車を降りれば直ぐ先が防波堤、至る所で糸を垂れている人が、道具や釣竿を置いてあるので蹴飛ばさないように気を付けて防波堤を歩く。それなりに長い堤防なので場所はどこでもある。たまたま、15時30分の段階で長部漁港白灯台の下に三脚が4台置いてあったが、隣に置かせてもらった。ただ置いてあるだけで、持ち主はいない。情報が欲しかったが、逆に見知らぬカメラマンから質問された。自分も初めての場所だと伝え、下調べで得た情報だけ教えた。

白灯台から気仙水門までは900メートル弱、打ち上げ場所までは一キロを少し超えた距離。勿論遮るものは何も無い。夕方になると西寄りの弱い風が太陽の沈んだ後肌寒く感じられ、防寒具を取りに戻る。この時間になっても、まだ釣り糸を垂れている人が結構いる。

18時になっても有料エリアの明かりはついたまま。偉い人のお話でも聞いているのだろう?15分くらいたって、明かりが消え数分おいて打ち上げ開始。オープニング花火は、10号を含む幅広いスターマインで期待が膨らむ打ち上げだったが、それ以降はそれ程でも。

場所的には多少左よりだが、ほぼ真裏でこれ以上は堤防の先端ゆえ海なので無理。グーグルおじさんを歩かせて調べた甲斐はあった。風は殆ど無く上空に滞留したまま。それでも横須賀のようなドス黒い煙の塊ではなく、白い帯が微妙に横に広がっていた程度で気温は下がりましつつあったが、湿度の関係か?

プログラム全般を通じて、トラの尾は随分と豪華で綺麗だったが、中段から上段に位置する5号から7号位のスターマインの上にもう少し10号玉が欲しいと思ったものもあった。どのスターマインも決まって中央にドカンと尺玉でも上がれば、歓声や拍手ももっと有ったと思うけれど、時として何の歓声も無いくらい静かだったことも。単独で上がる10号はきれいだったが(プログラムが手元に無いので尚更だが)、プログラムのどの部分が競技花火なのかわからなかった。

ネットで何気に三陸花火の感想を読んでいたら、「良いのは最後だけ」と言う厳しい意見も有ったが、確かに、自分もオープニングとラストは予定したカメラ画角に丁度の構成。マルゴーさんの作品だとは思うが、最後だけはすばらしかった。皮肉にも最後だけが、フレームいっぱいに収まり、あとの多くが、「ちんみり」した花火になってしまった。

今回で三陸花火(競技)大会に決着をつけることができた。往復15時間かけて90分程度の花火をじっくり見る事ができた。同じマルゴーさんで比較するなら、今年、多少レベルは落ちた感はあるものの、まだ神明に軍配が上がるのでは無いか?と思った。それでも、陸奥(みちのく)岩手にマルゴーさんをワンメイクで呼ぶことのできる主催者は大したものです。

岩手県陸前高田市気仙町湊189にて

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