相棒の栞 モバイル版
箱根山
撮影日時 : 2024−12−4
12月の栞 『ロータスエミーラ with JC in 芦ノ湖スカイライン』
30年余り所有して来たjza80スープラを、買った時とほぼ同額で下取りに出し、一年落ちの中古のロータスエミーラを購入した。後継の90スープラが出ても、フェアレディZがビッグマイナーチェンジをしても、jza80のRZ(6速マニュアルツインターボ)は、手放す気にはならなかった。外国人を含む何人かの人に「売って欲しい」と言われたことがあるが、新しい車の中で特別欲しい車は無かった。
2021年ロータスエミーラの発表に触れ、一目で買いたいと思った。しかしながら、日本への割り当ての少なさもあって、当初の200台とか300台とはあっという間に蒸発した。価格もイギリス本国では当初1000万くらいだったのが、2年も経たないうちに2回値上げがあり、あっという間に1500万円に近い額まで跳ね上がった。
勿論、円安の影響が大きいのだが、この手の車を新車予約しているうちに、為替相場の影響以外にも、海外の諸事情、部品の供給不足、人件費の高騰など予約を入れてから2年半も待っていれば、予想もしなかった事が起きても当然だと思うしかない。勿論一定の頭金を仮契約?として入れておくのだが、もしこちらの都合でキャンセルした場合には、お金は戻って来ない。
実は、このエミーラ、マグマレッドという少し濃い目の赤色、暗いところで見るとワインレッドに近い。しかも、6速オートマである。色もシフトも気に入ったわけではないのだが、横浜都筑区にあるロータスの正規代理店に一台だけ展示販売してあった。近くにはポルシェなど外国のスポーツカーを取り扱うディーラーもあり、そこにはメインカラーである「ヘセルブルー」の6速マニュアルがあり、走行距離も僅かでほぼ新車だったが100万円ほど高かった。全国で見れば30台程の中古車があるが、仙台だったり大阪だったり地理的に見に行くには時間がかかる。保有しているエミーラが最も多いロータス東京も次なる候補として頭にあったのだが、ロータス横浜が全国で1番安いエミーラだったので一発回答で決めてしまった。
初めて行ったディーラーで、初めて対応してくれたスペイン人のマネージャーと1時間程話しただけで、車を抑えてもらった。約4500キロ走っていたが、その間に細かなトラブル(エアコン)は、あったそうだ。しかしながら大体初期のトラブルも全て直してあると言う。見た目はほぼ新車、試乗もさせてもらった。左リアホイールに小さな傷が一箇所あるが、ボディは綺麗。ガラスコーティング、フロントアライメント調整を含む整備で、3週間程度経過した10月26日に急遽取りに来てくれるようLINEが来た。当初予定していた11月第1週の天気が思わしくないからと言うディーラーの配慮だ。
スープラとほぼ同じ車幅とは言え、初めて乗って帰る時の緊張感は半端ない!オートマだからハンドルに集中していれば良いがマニュアルだったらエンストでもしそう?無事に帰宅出来たが、疲れた。
仕事が終わって真夜中近く、夜な夜な練習を重ね、4回ほど運転して50%ほど慣れてきた感じ。ただ、この車、そこから先は自分の技量では性能を引き出せそうもない。詳しい事は、別な機会に触れるとしても一言だけお伝えするとしたら、ミッドシップエンジンの回頭性の良さだ。いや、良いとか悪いとかの問題ではなく、自分の着座位置(本当はエンジンのマウント部分)を中心に素早くコンパスで円を描く様にくるりと回る。フロントにエンジンがないから、その回り方が全然違う。タイヤを齧(こじ)って回しているという感覚がないのだ。軽い抵抗でレールの上を走るノロいジェットコースターとでも言うのか?コーナーそれも180度に近づけば近づくほど、余りにもクルクル回るので、緊張と笑顔が同時に味わえる。
果たして、芦ノ湖スカイラインでのモデル撮影は失敗に終わった感が強い。富士山がイマイチ雲に覆われていることが一つ。ただ最大の失敗はモデルさんに。別に本人が悪いわけではなく、撮影中に、この車見たさに他の観光客、ドライバー達が視線を投げかけること。
ただでさえ余り社交性のある方ではない中3の教え子なので、恥ずかしがって途中から車の中に引き篭もったまま出て来てくれないのだ。仕方なく車だけ撮影して終了。夜景撮影なしで18時30分、家に送り届けた。
箱根スカイラインでテストランしました(動画で見れます)