| 6月の栞 『瀬上沢のゲンジ蛍』 |
ここは横浜栄高校下の入口から(自分的には)かなり歩かないとならないので、今の足の状態では不安が残る。そこで、軽ワゴンに折り畳み自転車を積んで出かける事にした。
2020年以来の訪問だが、個人的には蛍は多いものの、家族連れや年配グループも多いため、あまり落ち着いて撮影ができる場所ではない。蛍を平気で捕まえる子供に「よく捕まえられたねェ、二匹目じゃない!」聞こえてくるだけでも嫌になる。老人グループは(人のことは言えないが)足元がおぼつかない人が多く懐中電灯を持参、足元だけ照らす器用さを持ち合わせていない。スマホ発光は何時ものこと、いつの間にか腹も立たなくなっていた。その他にもこの土地特有のゴタゴタもあり、あまり好きな場所ではない(瀬上池奥、漆窪先の池付近を除く)ので、もう訪れることはないと思っていたのだが、遠出が出来ない現状では、ホタル撮影にはお手頃な場所であることには間違いない。
19時少し前到着も、入口手前からズラリと路駐。相当離れた場所しか空いていなかった。昨日のゲリラ豪雨のせいか、途中の道も水溜まりが残り、泥濘(ぬかるみ)も数か所あった。池の下広場には多くの家族連れが飛翔を待っていた。その間、子供たちは鬼ごっこをしたり、持参したお菓子などを食べていた。カメラマンは自分を入れても3人しかおらず、定番ポイントは難なく抑えられた。
19時20分を過ぎるころから、発光開始。その10分後あたりからボチボチ飛び始め、20時ごろにはかなり高いところまで元気よく飛んでくれた。「クリスマスツリーみたいね!」どこからか聞こえたが、的を得た表現だと思った。漆窪の奥まで行くことができたら、アジサイと源氏蛍のコラボができるのだが、今回はここでそれを試すしかなかった。もっとも、アジサイとカメラの距離が近いのと、アジサイと蛍の距離が少しあるので、自分の腕の悪さではピンボケになってしまった。21時頃になると少しずつ頭数は減り、長く露光していても数は稼げず撤収を余儀なくされた。帰路、数頭飛ぶ場所でカメラを構えるもの、絵にならず。
残された自然の中で毎年これだけのホタルが見られることは、本当に有難い。昨年東急の開発が中止になったとは言え、崖崩れは頻発している。この小川が堰き止められると、ホタルは生きていけない。それだけでなく、学校の遠足にも使われているハイキングコースは、安全の確保が十分なのだろうか?近藤師匠のように電車で撮影に来られるカメラマンもいることはいるが、多くは車だ。暗黙の了解なのか?栄高校の周りに路駐するのが常だが(時々、近隣住民から通報があり、警察も動かざる得ないらしい)、駐車場が無いのも些か不思議だ。「遠方からは来るな!」とでも言うのか?確かにママチャリや原付バイクが目立つのは地元の人たちの憩いの場の意味合いは強い。先ずは、常設の水洗トイレの設置だろう!横浜市と東急の話し合いでなんとか土地を提供してくれればいいのだが。
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