相棒の栞  モバイル版

茨城県境町利根川
撮影日時 : 2024−9−14
9月の栞 『第37回利根川大花火大会』
昨年、東京都日野市在住のT氏をお誘いして出掛けた利根川花火だったが、厳しい立ち入り規制に合い、締め出された格好。結果、斜めからの撮影となってしまった。実は、この日の無念さが相当尾を引き、事あるごとにリベンジのための策をあれこれ考えていた。結論としては、遠くからでも土手道路に上がらないとダメだと言う事。そうは言っても新国道4号バイパス菱沼交差点を右折して県道26号を境方面へ行くのは絶対やめた方がいい事は、昨年12時頃の時点で酷い渋滞で経験済み。江戸川沿いの県道268号線は、警備員が五霞町内には配置されていて、土手道路へ続く生活道路には入れない様になっている。昨年は、五霞町内で何処か警備員がいない所を探し、東昌寺(五霞町山王山)近くの道路端で撮影。

ところで、五霞町の隣は、菜の花と桜や白いアジサイ(アナベル)、そして彼岸花で有名な幸手市。県道26号の関宿橋橋梁下は幸手市なのだ。関宿橋の下を通る268号は、部分的に道路が新しく幅も広くなり、探せばなんとか止められそうな場所もある。そして、すぐ土手に上がれる。ここから、五霞町の関宿水閘門へ向かって、できる限り規制のかかる手前まで歩く事になる。一キロ程歩く覚悟が必要な為、自転車の必要性が大となる。 

現在、所有している自転車は3台あるが、普段、車に載せているのは折り畳み自転車。ただこれだと前後に籠がない。カメラ一台小型三脚ならリュックで収まるので、なんとかなるが、重装備は出来ない。もう一台は、Yakultの配達で使う頑強な電動アシスト(前後のカゴがバカデカく、カメラ機材がタップリ入る)自転車。ところがこれだと、余りにも重すぎて、ラダーを車に渡さないと上げられない。勿論ラダーは持ってはいるが、こいつも重いし場所を取る。残りは26インチのママチャリ。大きすぎて助手席まで倒さないと載らない。「帯に短し、襷に長し」。仕方なく、20インチで前後に籠が付き、1番軽い電動アシストを探し、購入を決める。結果、ヤマハ・パス・シオンUが重さ22キロ弱でフット。9月1日に買いに行き、1週間後に取りに行ってきた。当初「10日程見ておいてください。」と言われていたので、ギリギリ間に合うか心配していたのだが・・・。

前カゴに水筒と食べ物、虫除けスプレーなど。後ろに三脚2台と脚立。リュックは背負ってもカメラ2台なのでさほど重さは感じない。土手道路を楽々と走る。半分近くの人が自転車で来ていた。花火の打ち上げ場所を聞いて来たカメラマンなんか、幸手の権現堂川の駐車場に車を止め、2キロほど自転車で走ってきたとか言っていた。なるほど上には上がいる!

15時頃だったので、進めば進むほど混雑し場所取りシートで埋まって来た。それにしても目立つのは、カメラマン。この場所が撮影に適している証拠である。三脚の密集手前で空いているところを探す。川面の反射が期待できそうな場所を考慮してシートを敷く。打ち上げ場所から約一キロ程。楽勝の場所取りだった。こらなら、渋滞も駐車場も場所取りもノープロブレム!

先ほどの幸手権現堂公園の駐車場からチャリで来たと言うカメラマンと話していると、後方から自分の名前が呼ばれた。振り向くと山ア煙火専属カメラマンのY氏だった。彼は場所的には、我々が立ち入れない何処でも撮影出来る人なので、こんな離れた「裏」にいることが不思議に感じた。話しているうちに、昨年、一昨年は、表(境側)から撮影したのだが、風向きがよくなかったそうだ。今回は風向きを考えて、こちらに回ったとか。自分の15m後方に三脚立ててあった。話をしているうち、彼は三脚4台を持って隣に来たいと言うので、倒しておいた自転車を移動して場所提供。

彼はプロなので、打ち上げ場所は業者さんで、ふたグループに分かれているとか、煙火店によっては、5号玉はベトナム製が殆どだとか、どこどこの工場長がどこどこへ移ったなど、ここでは言えないことも色々教えてくれた。4台のカメラをボタンひとつで操り、他人(自分の)のカメラのモニターまで覗き込む余裕。

やはり利根川大花火大会は、素晴らしかった。そして、この場所からの撮影も大正解だった。帰り道、荷物をたっぷり載せて車まで走る電動アシスト自転車のペダルも軽かった。

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