| 3月の栞 『第54回栂池高原雪の祭典(
初観覧)』 |
長野県北安曇野郡小谷村栂池(つがいけ)で行われる雪上花火。雪上花火大会の大半が短時間
の打ち上げ時間、担当煙火店さん不明のところが多い中、栂池高原のそれは「伊那火工堀内煙火店」さん。ならばと、以前から出かけてみたい花火大会(と、言えるかは微妙)だった。勿論、祭りの中のほんの一部分でしか無いのだが、白銀の世界に打ち上がる花火は、年に一度は見てみたいと思う。
2月に、新潟県小千谷市や福島県只見のイベントへの撮影も計画していたのだが、折からの大雪で、イベントそのものは開催はされたものの、自分の完治していない左脚では道中無理かな?(滑って転んでハイ入院の過去が頭をよぎる)と判断し、やめた。最近予防的通行止めも多いし・・・。ストレスの溜まった二月だった。それだけに今日は行く気満々。
19時からの開催にも関わらず15時に到着。しかし、駐車場は.満車。それもその筈、ここはスキー場。朝早くから多くのスキーヤーやスノーボーダーがお楽しみ中。が、しかし、ここに抜け穴的状況が発生する。夕方になるにつれ、帰りを急ぐ車が駐車場を出て行く。さっきまで満車だった駐車場が空き出したのだ。しかも1000円のはずが、「この時間ならタダでいいよ!」と徴収員。
車を止められたお陰で一安心、車の中で一休みした後、ロケハン開始。多くのスキーヤーが気持ちよさそうに滑っている。板を持っていないのは、完全に自分一人。この状況では、花火の打ち上がる場所が何処なのか何の目安もなく手がかり無し。ゲレンデ付近の町?中を歩いてみた。ぶらぶら歩いている間に、たまたま伊那火工の方に出会ったので、打ち上げ場所と見る場所を教えてもらった。初めて来た場所だったが、百人力。
16時30分頃リフトが停止。暫くの間、上から滑走して来る人のために、すぐにはロープは張られない。一旦車に戻り三脚とカメラを持参。それにしても、雪の上は、本当に歩きにくい。体力を倍使っている感じだ。辿り着くと既にロープが張られ、遥か遠くに花火の筒らしきものが見えた。大体の位置関係が把握できたので、邪魔にならない様に鉄塔の真下に位置決め。
後方でステージの設営が行われ、マイクチェック。18時頃から、数名のカメラマンが横に並び始めた。隣に三脚を構えた地元の若い女性は、日中ゲレンデでスノボーをし、一風呂浴びてからカメラマンに変身したという。打ち上げ場所とステージはほぼ真後ろの反対方向の位置関係なので、彼女と交代で機材の見張とステージの撮影をした。しかし、19時を過ぎると、夕食を終えた泊まり客が一気に集まり始め、混み合ってきた。雪上を人をかき分けて20メートルほど戻るだけなのだが、19時45分からの小谷太鼓の演奏の様子をステージ近くまで出掛けて(と言っても、それほど近くには寄れず)撮影していると、20時からの松明滑走が気になるところ。結局、小谷太鼓の方はリハーサルの時と本番開始直後を撮影しただけで、定位置に戻った。
お金は掛かるが、一般参加も可能な松明滑走は、300名程がリフトで上がった後、本物の松明(最近はLEDもある)を持って降りてくる。三列に分かれたそれは、なかなかの規模。残念ながら、花火とのコラボは初めての場所ゆえ「失敗」のニ文字が頭をよぎり、敢えてトライせず。30分のズレはチョット空きすぎなのと、小さな子どもが何度もロープの前に出たり、三脚の下に潜り込んだりで結構慌ただしかった。
花火は、伊那火工さんの中では普通レベルの内容。流石に近すぎて16ミリでギリ。隣のカメラ女子が「あっという間に終わっちゃっいましたね!」と言っていたのだが、雪上花火で夜間も殆ど晴れた状態での花火撮影が出来れば、15分にも満たない打ち上げでは、あっという間に終わる。車山高原スキー場、飯島町七久保、新潟舞子スキー場、群馬昭和村など出かけているが、綺麗に撮れたのは何回もない。腕の悪さはさて置き、今回は満足のゆく遠征であった。
松明滑走の動画をとりました。 ⇒ クリック |

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