| 5月の栞 『相生山公園のヒメボタル』 |
鼻水と咳が多少出るので風邪かと思う。5月だというのに30度近い日があったり、日中暑く夜はひんやりした日が何日かあった。暑くて布団を蹴飛ばして、朝になったら寒気を感じて「ヤバいな」と思ったら案の定だった。
2年振りに名古屋市天白区相生山のヒメボタルへ出かけた。昨年は足の不安があり、もしも暗闇の獣道で転けて、再度左足大腿直筋を断裂したら、手術が1回目より相当大変になることは医師から聞いていたので、無理だと判断。おそらく今度切ったら、杖が手放せなくなりカメラを持っての外出は、近くの海岸程度になる可能性さえある?今年は足は大丈夫なのだが、体調が悪いので行こうか行くまいか五分五分の気持ちだったが、気象条件は文句なし。火曜日に夏日を記録、月齢18.3下弦の月に近いので月の出は午前12時、結構最適な条件だった。残念ながら、近藤師匠をお誘いしたのですが、後発白内障の術後の通院日だそうで、"瞳孔”を広げて検査するので数時間は瞳孔が開きっぱなしで、眩し過ぎて外出は無理との事、折角のご"同行”依頼も都合が合わず大変残念。
19時到着。ここの主である(もう1人の)近藤さん(79)と2年振りにお会いすることができた。「昨夜は梅林で23時ごろになって結構飛んでいた。」との事。竹林に行くつもりだったが、23時頃まではここで粘ってみる事にした。参考までに近藤さんのお話で役立ちそうな情報をいくつか。今年のヒメボタルとの初対面は5月8日、例年より遅かった。1番早い年で4月最終週というのがあったそうだが、5月第一週が通常だそうだ。もう一つ、やや、今年は少ないとか?
彼はいつも誰よりも早くこの場所に来ていることがほとんどで、今日も17時ごろには到着していたそうだ。自分を含め早くスタンバイしたカメラマン相手に、大谷翔平は、バッター一本がいいとか、水戸黄門の主役は西村晃が1番だろう!里見はイマイチだな!助さん役の方がハマっていたな!〇〇女優は兄が好きだったよ!美空ひばりは顔より歌だな!など我々が若い頃自由に発言していた「問題発言」を同年代のカメラマン相手に語っていた。懐かしい芸能人が次々と出てくる。3年前は中日ドラゴンズの愚痴だったのに・・。この人、幅広い雑学知識の宝庫だ!しかも話の合間に真っ暗闇なのに、来る人一人一人に挨拶する。相手も「近藤さん?」と聞き直して挨拶を返す。相生山はとてもいい雰囲気だ。
今日は、昨日23時に飛び始めたという本当の主人公は一向に姿を見せず。時折数頭のヒメが、圧倒的に多い(20人程)のギャラリーに、「開幕が遅れています。」とアナウンスする為か梅林の木の下を飛ぶ。実は自分はこの場所で梅の木とヒメのコラボはほぼ初めて。明るすぎるし、梅林というには梅の木と木の間の見通しは良く無いし、イマイチ疑問を感じていた。そこで、保険のためトンボ池近くの炭焼き小屋近くの茂みに(隠し)カメラを設置しておいた。盗まれない様にないように奥の方へ。
結局、梅林でのシンクロ発光は25時過ぎ。結論から言うと梅林は明る過ぎて露光時間の失敗。ほぼ全てボツ(一応アップはいたします)。この日は、前日よりも梅林での飛翔数は減り、近藤さんも25時には梅林を後にご自宅に向かわれた。他のカメラマン達も24時過ぎには半数に減り、「なんでこんな中途半端な時間で帰るんや!?」と思った程。腕さえ良ければ、25時から素晴らしい飛翔が撮れたのに・・・自分は昼間の写真になってしまいました。。
一方、トンボ池上では24時前にはチラホラ飛び始め、絵にこそならないものの、期待は膨らんだ。残念ながら茂みに「隠しカメラ」的存在での撮影だったので、正確な飛翔状況はわからないが、一、二枚はまともなものが撮れていた。すれ違いのカメラマンが一名、見学者五名しかおらずライトを当てて焦点距離を合わせることも(蛍さんには迷惑だったけれど)、可能だった。
〈撮影後記〉
機材を車に積み込んで3時近くに相生山を出発。朝のラッシュにかかる寸前の7時過ぎには、何とか自宅へたどりついた。途中相当な睡魔との戦いだった。それは仕方ないが、体調をさらに崩し仕事をクリアしながら、結局、逗子海岸花火大会とお台場・スターアイランドの花火大会には行くことができなかった。チョット大きな代償を払ったか?今の心境としては、もう相生山ヒメボタルはいいかな?と見切りをつけそうな精神状態です。 |

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