| 4月の栞 『月川温泉「花桃の里」(初遠征)』 |
阿智村を訪れたのは2006年5月に[駒つなぎの桜]を撮影したついでに立ち寄って以来2度目となる。ところが当時の記憶は全くなく、おそらく[ヘブンス園原]あたりの花桃を見学し、何枚か写真は撮っただろうけど、今となっては、その写真を探し出すことは困難。ただ、その時の花桃の美しさには相当の衝撃を受け、4本も花桃の苗木を買い現在は2mを超える木に成長した。
中央自動車道園原インターを降りて、そう遠くない場所にある阿智村は空気が澄んでいるというのが売りで、星の観察で有名?である。この日も、三日月が沈みかけたころから何人かのカメラマンとすれ違った。帰路に着く前、トイレに入ったら自分も星の撮影かと間違えられて声を掛けられたほどだ。一方、花桃が見ごろになると、土日は園原インターを降りて間もなく車が全く動かない、という話も名古屋から来たお父さんから聞いた。
自分も毎年行きたい場所のリストには載せてあったのだが、花桃が満開の時に、生憎日曜日しか休みが取れないことがあったりして、残念な気持ちを何回か経験しているのだが、ようやく今年念願が叶った。それにしても長野県は北に行くにも、南信州に出掛けるにも遠い。4時間以上かかる。この日は、圏央道で事故渋滞があるとの情報で(なくても渋滞しているが)、新東名浜松いなさIC経由、E69(三遠南信道路)を利用、R153から北上するルートで出掛けた。
途中のトイレ休憩を含めれば、4時間半。到着は15時30分だった。月川温泉に近づくにしたがって満開の花桃が至る所にあり、期待が膨らむ。2回目とは言え同じ花桃の里と言っても以前は「園原」地区だったので、「つく川温泉」は初めてである。その広範囲な花桃の植樹ははるかに想像を超えていた。3時間や4時間で歩き回れるスケールではなかった。部分的にライトアップでもしていないかと期待したが、駐車場の担当者に聞いてみたが、全く無いとの返事が返ってきた。その代わりその方が教えてくれたのが高台からの俯瞰だった。「20分くらい歩きますが、行く価値はあります。」とのこと。道順まで教えてくれた。その場所は、花桃の里のHPに載っている場所だった。てっきりドローンで撮影したのかと思ったが、実際に高台から一望できる山の中腹は、おすすめの場所だった。
16時を過ぎると太陽が沈んでいくので、山影ができ、花桃も色が濁ってくすみがちになってしまう。ライトアップがないのなら、平日の午前中、早めに来るしかない。そして、広大な花桃の故郷をじっくり回るべきだと思った。
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