相棒の栞  モバイル版

神奈川県横須賀市
撮影日時 : 2026−7−1
7月の栞 『月夜野・泰寧寺ゲンジ蛍 (再訪)』
小学校6年生の「夏期講習の日程と方針」の相談が15時過ぎに終わり、月夜野方面は久しぶりに傘マーク無しの天気に先月28日に続き再度出かけることにした。というのもHPに掲載される、ほたる数が7月に入っても減るどころか1日.3日,4日に400頭台を記録しているので 、先月ダメだった「沢入のため池」でも飛んでいるのでは?と期待してしまったからだ。あそこのロケーションは結構気に入っていて、どうしても水草の上を乱舞する蛍をイメージしてしまうのだ。

結論から言えば、昨年のような飛翔は見られず寂しい頭数の多重露光となってしまった。失礼ながら数字を疑うほどの飛翔。「上の方は、もっと飛んでいました!」という御風呂上がりの、いい香りのする(変態ではありません)カップルに言われたが、この池で出るかどうかを調べに来たので、上まで行く気はなかった。もしも、月夜野での撮影場所で、「沢入沢の池」で納得のいく撮影ができなければ、この場所での撮影は諦めようとも思っていた。

到着は19時少し過ぎだったが、ここは20時近くにならないと飛び始めないので、余裕で準備して待った。しかし、昨年より多い頭数を掲示しているにもかかわらず、沢入池での数は僅かなもの。一時間ほど粘ったが、期待できないので、前回撮影した高い樹木のある所まで降りた。しかし、ここも22時過ぎに到着した6月28日より更に少なく、気合を入れてカメラをバルブ開放する気にならず、数枚で撤収の準備。

泰寧寺へ行こうと、片付け作業をしていると、たまたま自分の近くで、ほたる見学に来ていた姉弟がいらしたので「少ないですね。」と声掛けした。「えっ、これで少ないんですか?」の返事。スマホで昨年のこの場所の写真をお見せしたところ、感激してくれた。(勿論、近チャンギャラリーもご案内)お二人が、「上の方も行ってみます。」と言うので「もし、沢山いたら教えて下さい。ここにいますから・・・。」

暫くして、戻って来て「同じくらいいました!」との回答。その後、真っ暗闇での会話は結構楽しかった。水上IC近くにある温泉付きのマンションにお住まいで、小学5年生の弟さんと蛍見学に来たとの事。蛍の飛ぶ条件などを、お話ししてあげた。最後にお2人の後ろ姿の撮影許可を得てパチリ。「温泉もいいので、また来年も来て下さい!」と、温かい言葉を頂いた。彼ら(お姉さんは、MNとお名前まで名乗ってくださった。)を見送った後、機材を片付け泰寧寺へ向かった。


結局、沢入沢の撮影は、殆ど成果がなかった。短時間だったが、小学5年生の男児と、そのお姉さんと会話が出来た事が成果だった。と言うのも、自分が神奈川から来たこと、湘南海岸近くに住んでいると話すと、「友達が夏休みに江ノ島の海の家でアルバイトをするんです。」だって。世の中狭い!?

泰寧寺へ立ち寄った理由は、他でも無い。先月、自分は「結縁橋」袂で昨年同様の撮影を試みた。結果、それ程満足できるものではなかった。いや、むしろ悪い。後日、HPで近藤師匠の下流での撮影を拝見して、可成よく撮影出来ていたので気になった。勿論、22時半では、まともな飛翔は望めない。ただ、近藤師匠の撮影で、橋の上流の飛翔は見事な作品だったので納得できたが、下流はどうなのか?師匠からは「街の明かりが入る。」とは聞かされていたが、同時に撮影記録の中に「上流から下流に向かって飛んで来て、橋の下を潜って下流へ飛んで行く。」とのコメント。その橋の下の飛翔状況を自分の目で確かめたかった。合わせて使用レンズは何ミリ位が良いのかも事前に知りたかった。

時間の関係が大きかったらしく、22時半過ぎでは上流は全滅。下流は、なんとかアップ出来るのが数枚。レンズは70ミリから100ミリ。周囲は比較的明るいけれど、水の流れを白く反射させるには、F値4.5から5.6位がいいかも?。レンズはもっと寄せても良い。ISOは露光時間によるので、その場でチェックするしか無い。まぁ800から1250、後方の灯りが気になるなら(蛍の数が多ければの条件つきで)、どアップも面白い。割と見通しが良くて肉眼では見えにくい20メートル程先の場所にも蛍が飛んでいた事が、後のモニターで判明。更に平家蛍まで写っていた。

23時半頃から霧雨が降り出し撤退。機材をセットして45分の間で、上流は、かろうじて一枚だけ蛍が写っていました。下流は、遅い時間の飛翔の様子でしたが、もし20時頃からスタンバイすれば期待できる撮影が可能かも知れません。訪ねた成果はありました。

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