| 8月の栞 『山中湖「報湖祭」花火大会』 |
8月1日は近場だけでも茅ヶ崎、小田原、相模湖、横浜八景島など行きたい花火大会はあるのだが、富士五湖の夏の花火大会のトップをかざる山中湖の「報湖祭」は行ったことがなかった。少し前まで、8月1日と言えば「みなとみらい」地区で行われる、神奈川新聞主催の花火大会が外せないイベントだった。
「報湖祭」実にいい名前だ。「殉職した人を尊び、災難がないように、湖の恵みに感謝と祈りを捧げる。」と言う慰霊と厄除けの、打ち上げ花火だそうだ。命名は文豪・ジャーナリスト徳富蘇峰(徳富蘆花の兄)。大正時代から始まった歴史ある神事と花火大会だそうだ。単に「マルゴーさんか、齊木煙火店さんが上げる花火だから行ってみるか!」の発想は悲しすぎた。
16時少し前に現地入りするも、14時半には、「山中小学校」と「郷土食と宿せんでぁ」付近の駐車場は満車だった様だ。仕方なく会場から2キロ離れた「花の都公園」まで車を止めに行かなくねはならなかった(この日に限り300円が無料。但し22時迄の出庫。)まぁこういうこともあると思い、軽ワゴンに電動アシスト自転車は積んで出掛けた。歩けば30分はかかる。機材を持ってそれは苦しい。
撮影場所はユーユークラブ前。会員制リゾートクラブの宿泊施設で、この日は、庭にテントを張り、ギター演奏で往年のヒット曲を奏でていた。富士山バックで撮影を企てていたが、到着時からすでに富士山は見えず。近くにいたカメラマンが、「暗くなれば見えるようになるかも知れませんよ!」と言ってくれたけれど、慰めにすぎず全然姿を現さなかった。それどころか終了10前には激しい雨。安倍川に続きまたまた雨滴付きフィナーレ。と言うより始めは火薬の物量も少なかったせいか、なんとか見えていた花火も中盤からケムケム状態。ほぼ見えなくなり、残念な結果にとなった。
大池地区の、この場所に来ると、大抵「白鳥おじさん」に会える。そして、軽トラの荷台が大好きな「ガイヤ?」メス6歳にも会えた。人懐っこい犬で、数年ぶりで覚えている訳ないのに、尻尾を振って出迎えてくれた。花火はダメだったけれど、今年生まれた白鳥が5羽ほどいた(その姿を撮ることができました。)という話や、近所で飼っているアヒルが沈みそうになりながらも湖に浮かんでいる姿を見るだけでも、癒される。
フィナーレ花火を邪魔するかの様な突然の大粒の雨も、皮肉にも花火が終わると止んだ。もう少しズレてくれたら・・・。残念至極。それでも大雨の中、帰り道を自転車で走るのも最悪だから、止まないよりは良かった。撮影中ズボンはびっしょり、パ○ツも股間部分がじっとりヤバくなっていた。それよりカメラが心配。鎌倉で塩害、山中湖で水害。勘弁して欲しい!
山中湖報湖祭は単なる花火大会では無かった。昼間の神事を含めて撮影する価値はありそうだ。今回は、富士山が見えなかったので、当然来年以降のリベンジが必要だけれども、歴史ある行事だと捉えれば、尚更撮影意欲は増してくる。天候次第だが、来年の候補の一つとして記憶に留めておきます。 |

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