11月の栞  『第108回長野えびす講花火大会』

11月も中旬になってから、晴れの日が多くなり、このところの1週間は毎日のように夕焼けと富士山が綺麗だった。
去年は、行くか行くまいか難しい判断を強いられたえびす講花火も、4,5日前には一緒に行く約束をしていた伊勢原のK氏からの連絡に、即答で出発の時刻を告げた。

日本海側で降り続いていた雨も前日には止み、高気圧がシベリア大陸から移動性となって張り出してきたからだ。
それでも一時的に長野は雨が降ったと、後から聞かされたが。
当日は北風も弱く湿度も低かったので、コンディションは最高だった。
既に、前日金曜日に現地入りし、15時に場所取りをしてくれた仲間のおかげで、当日は14時到着のらくらく観覧となった。
が、現着して案内された場所はセンターから左寄りの堤防道路上にある、案内所横。
打ち上げ前までは「いいんじゃない?」と思っていた場所も、Mスタやワイド系の中には斜(ハス)に成ってしまい、中央を大きくはずすものも有った。
だからといって、中央だと打ち上げ場所から近すぎて17ミリでも収まりきれない事は知っていた。
前日15時にはもう殆ど埋まっていて、ここしか空いていなかったと言うのだから、出足の早さにはあきれるばかり。

今年は場所取り解禁規制もなかったらしく、先陣を切ってくれた彼は10年以上のベテランで、いわゆる「引っぺがし」もあり得ると注意深く気配りしてくれたのだが。
改めて感謝の気持ちを表したい。
今回も含め、今年一年ありがとう!
来年は日曜開催、しかも翌日は振り替え休日、土曜日にどれだけ早く来ても堤防上は無理な気がする。
傾斜のゆるい法面中央か、今年から新設された1万円の協賛者席後ろが狙い目となる。
ただ皆さん、考えることは同じだからね。

昨年、青木煙火店さんの工場のある山の中腹で雑談した地元の方から、107回のうち何度か打ち上げ場所を変えていることを聞いた。
その人は、「そろそろあそこも限界かも?」と言っていた。
花火の内容は素晴しいのだが、あれだけワイドに打ち上げるにも拘らず、打ち上げ場所と平行に成っている観覧場所はそう広くはない(有料は別として)。
花火の進化に場所が追いついて行ってない感じ。

犀川がふた筋に分かれていて、神明(市川大門)のような中州があったらなーと思ってしまう。
こうのすのような広大な河川敷までは求めないが、もう少し広ければと。(たらればシリーズ)
年々増える三脚のカベ。
それが殆ど堤防道路との境界上を占める。

今年は機材を下ろすための停車すら出来なくなった堤防道路。
車を停止させようものなら、忠実なガードマン様たちはハンドマイクで集中砲火を浴びせるのだ。
この情報は先陣さんから予め入っており、堤防道路に乗り入れての被弾は免れた。
しかし警官にはご指導を受けた。

日赤から少し離れた場所で荷物を下ろしていると、50メートル先から走ってきた若いおまわりさんが声を掛ける。
私は言いたいことは判っていたので、「荷物を降ろしたら移動します。」と返答。
暫くしてしっかりパトカーで見に来て、スピーカーでナンバーまで読み上げてくれちゃいました。
荷物を路上に放りぱなしにして、車を移動しろとでも言うのか?
一度に運べない荷物の見張り番を代わりにしていてくれれば別だが・・・。
仲間が戻ってくるまで少し待っていて欲しいのよ。
すぐに運転できる状態にあるのだから・・・。
きっと周辺住民からのクレームもあるのだろう?
今年はパトカーがやたらにぐるぐる回っていた。
私も出来るだけ気をつけなければならないとは思った。

今年は主に天候の関係で、総じて納得の行く花火が撮れていない。
えびす講が今年最後だと気合を入れて臨んだのだが・・・。
地理的制約(決して場所的制約ではない。)により、持ち合わせの機材ではどうにもならないのと、スピード感あふれる打ち上げに、技量が付いていけないジレンマ。自分のペースに合っていたのは、10号玉新作花火コンテストだけという情けなさ。
なぜか感動も数年前より薄れたか?
信州煙火さんのMスタは少し間延びした感じで、地面でチカチカしたあと、上に花火がなかなか揚がらない。
あがった頃には露出オーバー。
紅屋青木煙火さんの作品はスピードが速すぎ、逆に何処でシャッターを切ったらよいのか判断が付かず。
あれよあれよという間に真っ白。
共に下段のトラの斜め打ちや、扇打ちは凄かったけれど、結局下しか見ていなかったのでは?という錯覚に陥ってしまった。

写真に撮ると下は賑やか、上は茶系で薄暗かったりで没多数!
一般受けは良く、歓声も大きかったし、ピューピュー口笛を吹いている人もいたからそれでいいんでしょうね。
気合を入れたと言うのは、カメラ3台体制。
四ヶ月間近く眠っていた40Dを防湿庫から取り出し、17ミリ装着(35ミリ換算で約27ミリ)。
過去、ここでの経験で、保険として魚眼を7Dに。
そして17ミリを5Dに装着。
10号を縦位置で40D担当とするも、下からはおろか、上空の盆(花火)だけ撮ろうとしても、はみ出る失態。
(40Dの名誉のため最後に数枚掲載させて戴きます。)
慌てて横位置設定の7Dを縦にし、新作花火コンテストを撮影する恥ずべき対応。
(縦位置ですので、魚眼の影響は横よりは少な目ではありますが。)
5Dでワイド・スタマがはみだした時の補完が7Dだったのに、目論見が根底から崩れた。
(7Dを慌てて横位置に戻したため、水平も怪しい。)

私の左隣で構えるW氏は、この日のためにNIKON800Eに12〜24ミリを購入する手はずの良さ。
涼しい顔でレリーズを動かしていた。
右側のK氏は、5Dに16〜35ミリLレンズで臨む。
この時ばかりは、1ミリの差を大きく感じてしまった。
枚数だけは多いですが、お恥ずかしい作品のアップとなりました。


「追記」
   夕方、セッティングにかかる頃、花火鑑賞士の資格を持つ石井さんが、来年の伊勢原芸術花火の開催日程が決まりましたので、と協賛金申し込み書を配りに来られた。

2014年4月12日(土曜日)19時から。伊勢原運動公園にて。

併せて、磯谷煙火店のファンクラブも出来たそうで、入会案内も。
花火大会を毎年開催するのは、物凄く大変なのに、彼女の情熱には敬意を表さざる得ない。

撮影日:2013−11−23  18時より

1.オープニング個人協賛特大スターマイン 2.オープニング個人協賛特大スターマイン
3.オープニング個人協賛特大スターマイン 4.
5.オープニング・・魚眼レンズにて撮影 6.オープニング・・魚眼レンズにて撮影
7.オープニング・・魚眼レンズにて撮影 8.オープニング・・魚眼レンズにて撮影
9.オープニング・・魚眼レンズにて撮影 10.オープニング・・魚眼レンズにて撮影
11.大スターマイン(青木) 12.大スターマイン(信州)
13.魚眼レンズにて撮影 14.魚眼レンズにて撮影
15.大スターマイン(信州) 16.新作花火コンテスト最優秀賞(大曲花火工業)
17.新作花火コンテスト優秀賞(ホソヤエンタープニライズ) 18.新作花火コンテスト金賞(菊屋小幡煙火店)
19.新作花火コンテスト奨励賞(菅野煙火店) 20.新作花火コンテスト奨励賞(丸玉屋小勝煙火店)
21.新作花火コンテスト奨励賞(筑北火工堀米煙火店) 22.新作花火コンテスト奨励賞(伊那火工堀内煙火店)
23.新作花火コンテスト奨励賞(小口煙火) 24.縦位置で撮れば最高だったのに
25.こちらは17ミリ一杯だったか? 26.信州煙火ミュージックスターマイン
27.信州煙火ミュージックスターマイン 28.信州煙火ミュージックスターマイン
29.信州煙火ミュージックスターマイン 30.大スターマイン信州煙火
31.大スターマイン青木煙火 32.サタデーナイトフィーバー108
33.これが位置泣かせの花火でした 34.横位置が良かったのか?
35.ちっともフィーバーできてない!! 36.おなじみホクト鰍フきのこ
37.きのこに見えなくてもきれいです 38.実際に見ているとわかるのですが
39.写真だとむずかしい 40.大スターマイン
41.青木煙火ミュージックスターマイン 42.途中没ばっかり
43.大スターマイン 44.結構納得です
45.スペシャルサンクス8号100連発 46.17ミリでかなり無理がある
47.一応魚眼でも撮りました 48.一応魚眼でも撮りました
49.露出オーバー 50.
51.打止10号十五発一斉打 52.魚眼にて
53.魚眼にて 54.魚眼にて
55.以下花火のみのズームアップ 56.
57. 58.
59. 60.
61. 62.
63. 64.
65. 66.

拡大写真でご覧頂けます。

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