5月の栞  『角館武家屋敷ライトアップ』

前日の22時に家を出て、約9時間かけて弘前まで。
2回のトイレ休憩以外走り放し。
殆ど毎年出かけている秋田県大仙市の大曲花火も遠いと思うけれど、弘前は死ぬほど遠い。
そこから角館は南下約100キロ少し、時間にして2時間半とナビに出た。
国道105号線は山間部の日が当たらない山の斜面に、まだたっぷりの雪を残し、木々の芽吹きも所どころ。
冬場の雪の深さを感じざる得ない。
あたりの景色を眺めながら、のんびりと走る。
途中並行して走る秋田内陸縦貫鉄道の単線が、過疎地を懸命に繋いでいる様で少し感傷的にもなったりして・・・。
南下するにつれ、空は次第に明るくなり、霧雨が時折ぱらつく程度になって行った。

角館市内に入ったのは午後4時過ぎ、いつの間にか普通に太陽が出ている。
そして予想通りの渋滞。
何度か行っている弘前と違い、角館は初。
無料は当然、有料駐車場も入庫の長い列。
自宅から弘前までは650キロ以上走る。  当然燃料タンクは空。
エンプティランプが入庫待ちをしている自分を焦らせる。
このまま駐車場に入ったとしても、地方のガソリンスタンドの閉店時間は早い(主要国道は別として)。
帰路スタンド探しで苦労する恐れがある。
そこで駐車場には入らずUーターンし武家屋敷から5分ほどの所のGSに入る。
店長と交渉の末、満タン給油を条件に車を置かせてもらった。
なんといいお店なんだろう! 閉店が19時だからそれまでに戻るつもりでいたのに、「何時でもかまいませんよ。」おかげで寒さで我慢できなくなった20時まで、時間を気にせず撮影に専念する事が出来た。

が、肝心の枝垂れ桜は武家屋敷通りでは2〜3分としか思えない開花。
南側に面している樺細工伝承館前の黒の板塀30メートル程の内側にある枝垂れ桜が見ごろを迎えており、そこに観光客やカメラマンが集中したものだから大変な混雑。
歩行者天国の様相に、時たま通る車も遠慮気味(日中は交通規制あり)。
17時過ぎにカメラの設置が終わると、あちらこちらで見知らぬカメラマン同士での情報交換が始まっていた。
私も朝からずっとこの場所に張り付いたままと言う、キャンピングカーで寝泊りしているカメラマンの自慢話を聞いて過ごし、時折、彼がかわいい子供を見つけると、親と交渉して撮影許可を得たモデルに便乗撮影したりしてライトアップを待った。

角館は朝から天気は良い方だったらしく、ライトアップの時刻を迎えて一層の混雑となった。
陸奥(みちのく)の歴史と情緒を感じるひっそり感などとはおよそかけ離れた、この狭い場所でのライトアップされた枝垂れ桜の撮影には、立ち位置やアングルなど考えている状況にない。
黒塀の前で次々に観光客が記念撮影する合間、あるいはカメラマンが枝垂れのアップを撮り終え移動した僅かな時空がシャッターチャンス。
自ずとアップする枚数も限定的、且つ同じような画角となってしまったのが残念。
機会があれば、枝垂れが見ごろを迎えた早朝の4時から、誰もいない武家屋敷の通りを遠望撮影したいものです。。

撮影日:2013−5−5  角館・武家屋敷通りにて

1.夕日に染まる武家屋敷通り 2.この開花状況です
3.樺細工伝承館のしだれ 4.たくさん咲いている様に見せかけ
5.樺細工伝承館入口のしだれ 6.暇つぶしの始まり・・まず1人
7.3人になって 8.赤ちゃんに桜の花を見せてあげてます
9.ライトアップ開始 10.人が再び増えてきました
11.無神経な駐禁道路標識だと思います 12.見物客集中状態
13.空が青く写るわずかなチャンス 14.人を入れないように塀にくっついて
15.わずかな無人のチャンス 16.モデルさん欲しいところ・・・
17.雰囲気が少し出てます 18.19:30でもこの人出
19.とりあえずルーズで 20.手前のしだれはまだ2−3分咲き

拡大写真でご覧頂けます。

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