8月の栞  『常総きぬ川花火大会2013』

当初、週間天気予報では降水確率も半分近くあったように記憶している。
ところが台風崩れの温帯低気圧が、日本海に入りそうな気圧配置となり、周りを山地に囲まれた関東平野はかろうじて晴れマークが付いた。
月末ゆえの忙しさもあって、仲間には行くことを保留にして有ったのだが、この大会の質を考えると行かないのも悔いを残すことと成る。
昨年は朝早く到着して全く時間の無駄をしてしまったので、今年は、法面の1500円席が解禁になる15時の少し前に到着するように家を出た。
土曜日でもあり渋滞を考慮して、所要2時間半を目論んでいたものの、渋滞もなく2時間で着いてしまった。
車を降りるとフェーン現象のせいか、ものすごい熱風で、湘南では考えられない体感だった。
但し湿度が低く、思ったほど汗が出ないのは有り難かった。

協賛者席の入り口迄行くと、受付が16時に変わっていた。
ホームページでの調べ方が甘い自分が悪いのか、主催者が知らせていなかったのかは判らないが、ここでは2年続きで時間的ロスを経験することとなった。
別に特別早く来なければ場所が無くなる訳でもなく、昨年同様18時を回っても1500円エリアはガラガラだった。
知り合いの多くは、事前申し込みの2000円席か、16時開放の1500円エリアだ。
私も当初1500円エリアを考えていたのだが、堤防道路に出るとかなり風が強く、場所取りのブルーシートの何枚かは飛ばされそうに成っていた。
とりあえず協賛者観覧エリア受付に、順番待ちの荷物を置き(暗黙の了解らしい)、堤防道路を北の方向に歩いてみた。
法面にもチラホラ三脚が置かれていて、その場所から打ち上げ方向を眺めても、極端に花火の筒が斜めになっているとは思えず、1500円席が圧倒的有利だと言うメリットも見出せなかった。
「8月は相当出費をしているし、ここは一つ1500円をケチるか!」まあ、それは半分冗談として、その時点での気圧配置は山口県から島根県辺りにある台風崩れの温帯低気圧が、次第に北上して来ているはず。
とすれば、当然南風は今より強くなると考えるのが筋。
「おそらく、ろくな撮影は出来ないだろうな。」というのが本音。
風上の豊水橋の方へ回ることも考えたが、今年は橋桁に工事中なのか、ネット状のものがかぶせてあり、シルエットとして生かすことが出来ない状態だった。
未だ日が暮れない18時20分から、プロローグ花火が打ち上がった。
左から右へ結構な勢いで花火が流れて行く。
5号玉なのに、この場所は打ち上げ場所にかなり近い感じだ。
この時点で、レンズを28ミリのままにしたのが失敗の始まり。
オープニングのナイアガラをアップ気味で撮ろうと考えたのだが、二兎追うものは一兎も得ず。
プログラムNO2と3は撃沈。
あわてて17ミリを装着しメッセージ花火を撮影して驚いた。
風が左から右なんてものではなかったのだ。
地下鉄の通風孔の格子状になっている鉄板の上を歩いていた女性のスカートが、下からの強風で・・・例えが悪いので改め、少女の長い髪が、春一番の強風に見事に翻るような、左から右上空に舞い上がって行くではないか!。
割り物を撮影していて、まるで花火の真上に掃除機の吸引口でもあるのでは?と思ってしまう位。
こんな楕円形、今までに撮った事ありません。
いきなりテンションが下がったものの、それでもめげずにシャッターを押しまくったのは、やはりここの花火が素晴しく、全てが型崩れになることを承知で、知らず知らずに夢中になっていたからに違いありません。
風向きからすれば、まだ有料席の方がダメージは少なかったように感じましたが、無料で撮影しているのだから、これで良しとすることにします。
今回撮影した場所は、右側にあがる8号がほぼ真上に見られ、観覧には何の不足もありません。
後ろに座っていた地元の方とお話いたしましたが「毎年ここに座って見ているよ.」と言われました。
こんな素晴しい花火が、結構お手軽に見られるなんて贅沢です。
撮影にはチョッと迷う場所探しも、見るだけならお勧め花火ですし、土手が弧を描いているので、広範囲に観覧場所があるのは有難い。

終了後は、数人で花火談議をした後、1時間ばかり仮眠をし23時に車を出しましたが、先程の雑踏が嘘の様にガラガラで、R294をハイスピードで抜けて常磐道谷和原ICへ。
たまたま後方からかっ飛ばして抜いて行ったAUDIを猛追し、首都高速、横浜新道、R1、約110キロを90分で帰って来てしまいました。
この程度ですと、全く疲労感もなく、翌日に回してあった仕事にも影響は少なく、お気軽花火といえます。

掲載しました作品は本来なら原形を失っているものばかりで、全て没のレベルですが、花火作品自体は優れた力作ゆえ、ご紹介させていただきました。

撮影日:2013−8−31  18時20分〜20時20分  茨城にて

1.法面カメラマン席方向を臨む 2.プロローグ花火5号玉70発すでに強風の影響大
3.形の崩れたもの多数 4.そのうちの1部を掲載
5.次第にダークブルーの空へ 6.18:55分近くに終了
7.オープニング花火(しっかり画郭ミスしました) 8.今さらレンズ交換できずプログラムNo3全滅
9.メッセージ花火 10.風が下から上へ?
11.スターマイン 12.野村花火 花火GALIERY
13.野村花火 花火GALIERY 14.野村花火 花火GALIERY
15.日本の花火BESTセレクション 16.日本の花火BESTセレクション
17.日本の花火BESTセレクション 18.スターマイン
19.日本の花火BESTセレクション 20.日本の花火BESTセレクション
21.日本の花火BESTセレクション 22.山崎煙火のミュージックスターマイン
23.山崎煙火のミュージックスターマイン 24.山崎煙火のミュージックスターマイン
25.山崎煙火のミュージックスターマイン 26.花火ミュージアム
27.今までに撮ったことのない形 28.左下4分の1しかまともで無い
29.野村花火もビックリ 30.引力が逆転したかのようです
31.大曲でも見たマドンナブルーの花 32.ミュージックスターマインby青木煙火
33.右側の大玉思わず笑ちゃいます 34.イメージ花火夜空のアラカルトby山崎煙火
35.ファイヤーアートコンテスト 36.ファイヤーアートコンテスト
37.ファイヤーアートコンテスト 38.ファイヤーアートコンテスト
39.ファイヤーアートコンテスト 40.ファイヤーアートコンテスト
41.ファイヤーアートコンテスト 42.ファイヤーアートコンテスト
43.これも風の影響を受けてますがかえってプラス 44.繊細ですよね
45.スーパースターマイン 46.ミュージックスターマイン
47.ミュージックスターマイン 48.ミュージックスターマイン
49.ミュージックスターマイン 50.エンディング花火
51.最後になればなるほど強風 52.グランドの土ぼこりも相当舞ってました

拡大写真でご覧頂けます。

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