10月の栞 『藤沢江の島花火大会』
| 野暮用で、出発が16時半になってしまった。 予報では北東の風が18時から21時の間、風速3メートル前後とある。 仲間たちが腰越漁港に集まっている事は承知していたし、この風なら当然片瀬東浜だろうと思った。 こんな遅い出発時間だから毛頭、漁港の防波堤など、空いている訳は無いので手前の砂浜を考えていた。 家を出て、サイクリングロードに入る。 江の島を右手に見ながらペダルをこぐ。 なんか変なのだ!海沿いを走ると、たいていは予報より強めの風が吹くことが多いのだが、予報通りなら、正面に風を受けてもいいはず。無風?いや南風?判らん・・・。 急に腰越まで行く気が薄れていく。 ま逆の風ならともかく、海からの南風なら鵠沼海岸でも同じと思い、ちょっと昨年撮影した場所付近に立ち寄り、現地調査をしてみる。 引地川の河口には、短い突堤が突き出ている。 その右にも左にも2〜3名ほどのカメラマンが陣取っていた。 右側の方が橋を渡らないで済む分、帰りは早くなるが、そんな事は問題ではない。 右側の突堤では、手前に向こう側のそれが入るのでは?と思った。 下部ギリギリカットで入らないように設定すれば何とか大丈夫ではあるが、海をある程度入れようとすると制約が大きい。 次に橋を渡り河口左側、江の島よりの突堤へ。 3人のカメラマンが仲間同士でつるんでいたが、全く問題はないと思ったが、此処で撮影可能なのは、最先端のコンクリート上、巾3メートルチョッとだけだった。 長さは20メートルは突き出ていたが、そこで並んで撮影する事は、その延長線上が江の島とほぼ直角に対峙しているので無理なのである。 私が3人のところまで行き、挨拶をして場所に関してお伺いを立てたところ、許された場所は波が被って濡れている所しかなかった。 この波がこれから高くなるのか?低いまま何とか持ちこたえそうなのか?そこに立って5分間打ち寄せる波を観察した。 その結果、濡れていた部分も、それ以上波を被る事もなかったし、低気圧が近づいている訳でもなかったのでこれから荒れる訳もないので{いける}と判断した。 生意気な事を言うなら、そこに先着していた3人は、何処の大会でも見かけた事はなく、(江の島花火は何回か来ているみたいな口振りだったが)2尺がたまたま画画に入ったと喜んでいる程度だから止む終えないかも知れないが、こういう時は一言「少し我々が詰めますので・・・。」というのが花火撮影愛好家の寛容性と互助精神だと思っている。 運良く波は一滴も被らず撮影できたので、どうでも良いことなのだが・・・。 さて鵠沼海岸で撮影するとなると、今年夏、納涼花火で江の水まで行き、灯台と花火が近すぎた失敗が記憶に新しい。 今回は当然ベストに近い位置と踏んだ。 昨年の撮影場所は砂浜で、波が打ち寄せ、引いた後の海水の反射を意識した撮影ポジションだったが、今年は波も穏やかな方だったので、海面反射を狙ってみたのですが。 尚且つ、昨年は失敗を恐れ縦位置で2尺を撮影したので、今回は24ミリで横位置で江の島全景と2尺狙いを敢行しました。 個人的には、縦位置は好きなほうですが、HPにアップされると小さくなってしまい、その良さが半減してしまう事もありますので、今回は横位置で撮影したものをご覧下さい。 今年も3000発と少ない割には、十分楽しませて頂きました。 45分と短いので、全体を把握するのもた易く、ポイントはオープニング花火では、打ち上げ前に、なるべく多めに露光して江の島のシルエットを目立たせる事。 2尺の打ち上げ時間をはっきり記憶し、心の準備とその前に打ちあがっている花火に集中しすぎず、捨てるものは捨てて2尺の打ち上げを余裕を持って待ち構えれば、This is the Enoshima Fireworks.が出来上がると思います。 自分は画像をPCに取り込むことは一切しませんが、ラストの2尺が打ちあがった後、江の島の灯台が再びライトアップされますので、それを露光したものをパソコンで合成すれば、それなりの自己満足度はあると思います(合成バレバレだけれどもね)。 それにしても、一体この日の風向きは何だったのだろう? 南風が弱く吹いていたような気がしたが、はじめにうちは煙も気にならず、いい感じの撮影が出来ていたのに、後半からは風が無かったと言うより湿気が増えて来た感じで、新江の島水族館辺りから有料席にかけて、煙が滞留したまま流れていなかった。 此処からも後半は上空にそのまま煙が残り、次々に上がる単発打ちが、その前のそれが残した煙で見えなくなってしまった。 どうも腰越でも同じようだったみたいで、仲間の写真を見てもなんとなく煙の影響を感じた。 地元の小さな大会であっても、なかなか色々な条件が絡み合い、100点満点は取れないのですが、今年のオープニング花火の撮影は、画郭といい、重ねに重ねた露光といい、江の島とのコラボで賑やかなものとなりました。 これなら少しは鼻を高くして、生徒に配る事ができそうです。 撮影日:2014−10−18 18時〜18時45分 3000発 藤沢市片瀬海岸西浜にて |
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