11月の栞  『恒例富士山周辺紅葉めぐり』

今年はなかなかタイミングが悪く、無理かな?と思っていたのですが、北海道付近に発達した低気圧があり、シベリアからは高気圧、まさしく典型的な冬型、天気が悪い筈はない。
ただ眠いのを我慢さえすれば、軽自動車でひとっ走り90分、北風が強くなる事は十分想定内で出発。
パノラマ台は満車だろうから、(何日も前からキャンピングカーで寝泊りする車が目立つのも富士山周辺の特徴)湖畔の定番平野へ。
ポツリポツリだけれどやっぱりここにも来ているんです。
それにしても寒い。
念のためと思って持参した、防寒ズボンをはく。
富士山頂の上にオリオン座か綺麗。
こんな事なら、1時間以上露光したら結構な写真になったのに・・・と悔やむ。
5時15分から15分くらいの露光じゃあ全然駄目!と書きつつしっかりアップ。
辺りは急速に明るくなり、次第に見え残るのはリゲルとシリウスくらい、ベテルギウスの赤なんてアットと言う間に見えなくなってしまった。
刻々と変化するこの風景は、矢張り毎年来てしまう何かがある。

やがて湖面から、水蒸気が立ち始め富士山の裾野をぼんやりと覆う。
雲が全く無く、朝焼けは期待できなかったが、少しずつ空が赤くなる。
斜光が富士山の山肌の起伏を明確にしてくれる、この時がチャンス。
やがて静かだった湖面に、釣り客のボートが下ろされ波立つ。
これが此処を立ち去る合図でもある。

花の都公園の紅葉も綺麗だとの情報で、お決まりコースとして立ち寄る。
カメラマンが一人いたものの、車に乗ったまま降りて来ない。
まだ、公園内には日は入らず、おそらく、もう少ししたら降りてくるのだろう。
その間に、誰も踏み入れていない、一面霜の降りた草木を見て周る。
紅葉を撮りに来たけれど、この眺めも断然素晴しい。
霜の降りたそれらを、どうやって写真で表現すれば良いのか?経験が浅く、不満の残るものではありますが、ご覧下さい。

7時10分過ぎ、「ホテルマウント富士」方向から一気に強烈な朝日が入り、気温が上昇する瞬間に、水玉になった霜が朝日に照らされてキラキラ輝いていました。
これも一生懸命虹色を撮ったつもりでしたが、よーく見ていただかないと解りません。
見逃してしまいそうな一コマをカメラに収める事は出来ても、肉眼で見えるのに、カメラで表現する事が出来ない風景は至極残念。

8時までに湖北ビューラインの定番ポイントに着きたかったのですが、花の都で長居をし、大遅刻。
現地到着が8時半では、駐車スペースもあるはずは無く、(と言うより驚くほどの路駐)仕方なく西湖根場まで走る。
途中何箇所か綺麗な紅葉がありましたが、湖畔道路に車が止められずパス。
結局根場まで行くも、これと言ったポイントなし。

2〜3本の紅葉を前景に、西湖からだと一発でわかる形の富士山を撮影して河口湖へ戻る事にした。

しかし、この時点でかなり強い北風が吹きはじめていて、先が思いやられる感じ。
河口湖では、微妙な撮影位置(ピンポイントに近い)にカメラマンが順番待ちで並ぶ。
昨年も記しましたが、前景に紅葉、バックに富士の構図では、絞りをフイルムで32位まで、デジでも22〜11くらいまでの設定、自ずとシャッタースピードは遅くなる。

だから、風で激しく揺れるこの日の枝揺れが止まるのを待つには、本人の忍耐は勿論、並んでいる人もじっと我慢して待つしかない。
待ってくれないのが、お天道様(太陽))、次第に高度を上げ光を強くし、葉に当る光と影の部分のコントラストを強くしてゆく。
今回、色づきはかなり良く、紅葉のタイミングもベストに近かったと判断できましたが、作品は???・・・被写体に助けられ、何とかなったかな?

時計を見ると、10時半、風もおさまりそうも無かったし、仕事も待っているので、この辺が潮時と判断し帰路に。

富士山はその後、中腹にうっすら雲の帯が出来ましたがR134を走っていても、バックミラーにバッチリその姿を映していました。
日曜日にリベンジしたくても、あそこには、おそらく土、日は近づかないほうがいいだろう事は容易に想像できます。
一眼レフだけ(つまり観光客はいない)で、マナーを最高に守り、わかっている連中だからトラブルは起きないが、そこにスマホの皆さんが加わればどうなるか、押して知るべし。
毎年同じ撮影場所で同じような写真をアップする事をお許し下さい。 
しかし、矢張り富士山はいいデスね。 噴火なんかするなよ!

撮影日:2014−11−14 5時〜10時半  山梨県山中湖、河口湖、西湖にて

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