11月の栞 『第109回長野えびす講煙火大会』
| 今年のえびす講には、教え子が一人同行する事になった。 いきさつは夏に遡る。 8月10日の東京湾大華火大会が、台風の影響で中止になり、この大会に連れて行く約束をしていたのが駄目になり、24日の調布花火に振り替えたのだが、23日開催の大曲から帰る途中、K氏の車がパンクして修理に時間がかかり、24日の14時帰宅と成った為、この日の調布はドタキャン。 いずれも夏休み中の東京開催花火だったのでお手ごろの距離だったのだが・・・。 何とか埋め合わせをと思い、江の島花火を案内したのだが、「それなら家から見える!」と言われ、却下。 その後、時たま思い出しては、「花火いつ?」とは尋ねられたが、まさか長野まで連れて行くことになるとは・・・。 時々その子は腹痛にはなるし、寒がりだから、よせばいいのに決行(それ程寒くはなかった当日の長野だったが、それでも寒がっていた)。 23日は丁度3連休の中日に当たり、帰宅が午前2時半ごろになる事を考えれば、次の日が休みの日でなければ無理、逆にそう言う巡り合わせはめったに無い。 彼女も来年は6年生だから、来年の今頃は追い込みで忙しい事だろう!と他人事みたいな事を言ってはいけませんが(なんせ、神奈川のトップに位置する、港の見える丘公園近くにある、あの私立を狙っていますから・・・)。 せめて、えびす講の凄い花火を目にしっかり焼き付けて、今後の勉強の糧にして欲しいと願い、三度目の正直で約束の花火観覧を果たした。 今回のような『色々』が無ければ、今年は善光寺あたりをロケハンして遠花火を計画していたのだが。 しかし、こうなったのも彼女にとっては、滅多に見られないだろう「えびす講の花火」を見る事が出来、ラッキーと言うしかない。 そこで又又、京都の紅葉撮影経由で長野入りするW氏に場所取り依頼をし、助けを求める事となった。 金曜日の夕方、京都から現地入りした彼の第一回の報告が、「土手道路上、法面との境はほぼ全滅、草原の斜面をでっかく三脚8台分と、僅かに空いていた、有料席後ろ二人分確保。」 まあ予想通りの激戦であった。 翌日の月曜日がお休みだもの、こんな素晴しい大会を予定に入れないほうが勿体無いと、多くの人が思って当然。 で、次のメールはあの地震だ。 花火大会の前日の22時8分長野市北部を震源とする、M6.8、震度6弱の地震が発生した。 長野市内のホテルに泊まっていたW氏から22時17分にメールが入り、「とりあえず無事です。ホテルの建物も今のところ異常なしです。」 「余震が心配で、おちおち寝ていられませんね。」と送ると、「ホテル側から、ドアは開けたまま寝てください。」と言われたそうです。 さて、主催者側は、花火開催の実施を協議したそうで、「この時点での中止は出来なかった。」と、開会の挨拶で、いきさつを語っておりました。 18号線の長野大橋の橋脚でも歪見、通行不能に陥れば別でしょうが、観光バスで来る団体客に対して、深夜に中止の案内なんて出せませんし、新幹線が平常なら実施でしょう! もしも、花火打ち上げ中に、余震のでかいのでも来たら結構パニックになったかも知れませんが、幸い身体に感じる余震はありませんでした。 パニックほどには成りませんでしたが、花火の燃えカスが打ち上げ場所左の草木に燃え移り消防車が出動しました。 火災は5分程度燃え続け、その後の安全確認は結構早くて、10分ほどで再開しましたが、今度はプログラムNO21、ミュージックスターマイン「ダンシング・クイーン」で、途中から花火が上がらなくなり、音楽鑑賞のみとなりました。 しかし、流石だと思ったのは、もう一度音楽をかけ直し、途中からでしたが曲に合わせてピッタリ花火が打ちあがったことです。 すぐ前の、消火作業の時に何らかの配線トラブルが発生したとも思えます。 2回も中断が入ると、こちらの集中力がガタガタになってしまいましたが、相変わらず内容は素晴しかったと思います。 とりわけ、信州煙火工業さんのMSには凄い迫力を感じ(青木さんのスターマインに勝るとも劣らない程)、隣のW氏も「うおぉー」と唸っていました。 残念な事に、気のせいかもしれませんが、若干昨年よりも打ち上げ位置が近い様に感じ、(撮影位置に因るのかも?)16ミリでは入りきらず、W氏のニコン12ミリが最適な画画でした。 教え子も大きなタブレット端末を空にかざし、瞬間を結構上手く撮っていました。 別にアドバイスをしたわけではありませんが、型物のハートやさいころ、ホクトのきのこ、それに三重芯や四重芯もタイミングよく開花しきった一瞬を見事に捕らえていたのには驚きました。 天候にも恵まれ、風向きもいつも気にしないでいられるこの大会は、大変ありがたく感じます。 来年は110回を迎え、ますますエスカレートする場所取りと、付近住民の我慢の限界、日赤に入院されている患者さんの励ましになるのか、落ち込んでしまう精神状態になるのか? 来年こそは、仲間から色々な情報を拝聴して遠花火を考えたいと思います。 動画は火災の様子、ダンシングクイーンのBGMでの109連発のアクシデント、そして、信州煙火プレゼンツのミュージック花火(冒頭切れてます。すみません。)です。 撮影日:2014−11−23 長野市犀川第2緑地日赤付近土手にて |
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撮影してきた写真を以下のように、テーマ分けをしました。
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