12月の栞  『熱海海上花火大会』

8月熱海海上花火をMOA美術館付近で撮影した際、夏特有の湿度と無風に、あえなく撃沈、冬花火でiリベンジをお約束した。
今回は更に遠く、伊豆スカイライン滝知山展望台からの、遠花火にチャレンジ。
有料道路内なので、玄岳ICまでの通行料150円が必要。
此処からは、伊豆スカイラインで唯一、熱海方面が眺望できる展望台がリニューアルオープンと言ったところ。
熱海の海岸まで約4キロ、かなりの距離がある。
レンズとしては横位置160〜200ミリと言ったところか?

12月7日
西湘バイパス〜箱根新道〜〜県道20号〜熱海ICから伊豆スカイラインに入るルートは走っているだけでも気持ちの良い道だ。
時々自分は、伊東までR135を海沿いに走り、中伊豆バイパスを経由して冷川ICから伊豆スカイラインを北上するドライブをするが、冬場は特に夜景が綺麗だ。
南下より北上のほうがより綺麗なので、わざわざ伊東まで行って戻ってくる事にしている(往復していると通行料が馬鹿に成らない)。
勿論条件さえよければ富士山だってバッチリ見える。
ただ灯台下暗しではないが、滝知山展望台からこんなに見通しよく熱海が見えるとは思ってもいなかった。
おそらく気象条件が悪い時に眺めたのだろうが、それよりも、いちいち展望の利く駐車場に車を止めてチェックするような走り方をしていなかったのが最大の原因だと思う。
この日は熱海ICから玄岳に向かって左側の新しい方の展望施設から撮影しました。
到着したのは、打ち上げ開始時刻の30分前。
カメラマン10名ほど、そのうち6〜7名がキャノンの白レンズ装着で眼下の花火海上を狙う。
私も、「迷ったときの28〜300」の白レンズで画郭を決める。
熱海城から見る熱海の旅館街は、大変美しい夜景だが、裏側からでは、チョッと寂しい光量で予想外。
デジタルスターマインや大空中ナイヤガラが明るすぎるので、旅館街の光は全く太刀打ちできない。
勿論迫力なんてものは全くないし、打ち上げの合図は、FM熱海を聴いていないと心もとない。
初めての場所での撮影にありがちな、画郭を大きく取りすぎた撮影が、より一層花火をちんまりしたものにしてしまった。
この日は、富士山も良く見え、沼津側の夜景も大変綺麗でした。
第3部で、お決まりの熱海温泉の夜景とあわせてお届けいたします。

12月14日
12月に入り始めての休日となった。
第一週、二週と各私立、公立中が代わる代わるテスト週間を迎えるので、休む暇がない。
お台場のレインボー花火だって行きたくても無理。
仲間たちは、やれ打ち上げ場所が変わったとか、風が強くて開催が危ぶまれたが実施したとか、色々おっしゃってくれる。
来週は何とかするぞーと思ってはいるが、ブラジルからの帰国姉妹の予約が入っているので無理か?
さて、熱海海上花火だが、今回も乗りかけた船、もう一度滝知山展望台へ行く。
但しこの日は右側にある小高い丘が撮影地。
崖ぎりぎりに立つと、6〜7メートル下を伊豆スカイラインが走る。
見晴らし的にはこちらの方がいいかも?
熱海湾も先週撮影した場所より少し左に寄っている分、画郭的にも悪くない。
花火撮影に来ていたカメラマンは3人だけ、後はこの日最大になるといわれているふたご座流星群の見物客多数。
出掛けに一時的に雨交じりの雹が降り、出鼻をくじかれたが、西の空は夕焼けなので何の心配もなく16時半に家を出る。
箱根峠まで来ると、沼津側が綺麗な夕焼け空、やがて町の明かりが煌き出し最高の瞬間を迎える。
自分も後続車両がないことをいいことに脇見運転のスロー走行。
それにしても風が強い。
滝知山では、10メートルを越える強風と気温1度の世界が待っていた。
沼津方面の夜景を撮影しようにも、三脚が微妙に揺れるのか、拡大したモニターを見ると決して満足できる画像ではなくブレている。
しかも5分も経たないうちに、手が悴んできて撮影を切り上げることに。
やがて、車が次々パーキングに駐車し始め、車中から夜景を見られる場所は満車となる。
今日に限っては、夜景と流星のふたつを欲張った人たちだろう。
FM熱海のカウントダウンを聞き、レリーズを握る。
前回は正確な打ち上げ位置がわからず、中央の画郭を外してしまったが、今回は上手く行った。
それにしても、この2回を見る限り、レジスタにしろ、大空中ナイアガラにしろ予算が削減されているのではと感じるのは、私だけの錯覚であって欲しい(一部デジタルスターマインが、新パターンになったせいかも知れないが)。
8年位前、まだ35ミリフィルムで熱海の花火を撮っていた頃はデジタルスターマインなる物はなかったが、ラストの大空中ナイアガラは、もっと幅があり時間的にも長かったような気がする。
第一、打ち上げ場所が今の堤防の一つ手前だったから、距離が近く、海岸で撮影していると花火の殻が落ちてくることもあり、真上に上がる大迫力に圧倒されたものだ。
その時の写真は、今も拙宅の玄関に飾ってある。
おそらく、もうこの角度で真っ白なナイアガラを見る事は出来ない貴重なものだ。
さて、8時45分に花火が終わり適当に空に向けたレンズにかろうじて流星が入っているのがありましたので、おまけとして付けておきます(これも第3部)。
肉眼では、星が流れると目が追っかけてくれるので、結構見る事は出来たのですが、いざカメラに収めるとなると、レンズ内に入ってくれる流星は殆どない。
それだけ空が広いと言う事なのだろう。
あまりにも寒く風が収まらないので、22時半には撮影を終了したのだが、どうも聞くところによると、流れ星は日付が変わってからも盛んに飛んでいたらしいです。

撮影日:2014−12−7および14日  静岡県熱海市にて

第一部=12月7日の熱海海上花火   ⇒ ここをクリック
第二部=同じく14日の花火大会     ⇒ ここをクリック
第三部=熱海の夜景、伊豆スカイラインから沼津方面の煌き    ⇒ ここをクリック

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