12月の栞 『世界貿易センタービル40階からの夜景』
| 今回、名古屋のスターライト花火が、最終回を迎えるとのことで、予定としてはそちらに行くつもりでいた。 この花火大会には、良い思い出がある。 数年前の12月24日クリスマスイブ、私がこの会場でクリスマスツリーと花火とがコラボ出来る特等席を確保し(そのためには、朝の暗いうちから場所取りをしたのだが)、打ち上げ開始を待っていた際、年配のお姉さん?(つまりおばさんがもう少し年をとったくらいの方)が、私をCBC(名古屋のテレビ局)のカメラマンと間違えて、話しかけられた。 何分間か言葉を交わしていると、やがてミニスカの孫に当る若い女性が、イルミ撮影から戻ってきた。 私は思い切って、その女性に、ツリーの前でモデルになってくれるよう頼んでみた。 「私でいいんですか?」と聞かれ大きくうなづいた。 急いでコンパクトを出し、化粧直しをし、カメラに収まってくれた。 その後、彼女は祖母と新幹線を使っては遊びに来てくれ、伊豆を一周したり、足利フラワーパークの大藤を見たり、横浜の夜景にも招待、観覧車、ランドマークタワーなどでモデルになってくれた。 当時25歳だったMさんは、やがて大阪のステキな男性と結ばれ、幸せになった。 そんな思い出のある名古屋の花火だが、今年で最後、しかもツリーは無し・・・。 どうしたものか悩んだ末、今月に入ってからの多忙ゆえ、時間に追われている事・風邪を引き、体力的自信のなさ・花火に対する熱意のなさetcで断念。 前日、熱海の花火を撮影している事もあり、気持ちがイマイチそちらに向かわなかった。 その代わりと言ってはいけないのでしょうが、天気が思いっきり良かったので、夜景撮影に出かけた。 しかも今回は、初となる都内進出! 東京の夜景スポットは、数えきれない程あるけれど、(個人的には、ビルの明かりがゴチャゴチャしているのは綺麗では有っても、あまり美しいとは思わない。)現時点でのトップは矢張りスカイツリーか? が、混んでいるのと、値段と高度が高すぎるので、「そのうち、いつか」のグループへ。 サンシャイン60と世界貿易センターは前からチャンスがあればと考えていたので、今回は自分の家から比較的近い浜松町に決定。 620円を払い直通エレベーターで40階まで上がる。 と、知ったかぶりをしていますが、当初専用エレベーターがあるとは知らず、普通に39階のレストランまで行き、そこから階段でもあるのかと思ってウロウロした田舎者の自分がいました。 17時のここからの眺めは、まさに夕焼け真っ最中、西の空には富士山、東京タワーのライトも点り最高のロケーション。 どなたが撮影しても、気象条件さえが良ければ、すばらしい写真の完成は間違い無し! 一点だけ気をつけるなら、室内のライトのガラスへの写り込み。 ブルーライトの夜景に緑色に白字の、非常口の文字が浮かび上がっては洒落になりません。 もっと頂けないのは、カメラと自分の姿が写込む事(と言っている自分もしっかり写り込みやってますが)。 実は私は2回係員に注意を受けました。 一つは、直径50センチ程のドーナツ型の黒い布をレンズに通して撮影を始めようとしたら(一枚目に実物を撮影したものをアップ)、若いお姉さまが走ってきて、「暗幕の使用は禁止されています。」とおっしゃる。 勿論出掛ける前、このビルでの撮影に際しての注意書きはHPで確認しておいた。 「小型暗幕を含み、暗幕の使用は禁止です。」とあった。 ただ同時に、「ガラスには飛散防止フィルムを貼ってありますので、レンズはガラスから10センチ以上離して下さい。」とも書いてあり、てっきり吸盤でガラスにフックを掛け、暗幕をたらす行為に該当するものと解釈してしまった。 「これ暗幕ではないんですけど・・・」と言ってはみたが、「御使用になる場合は一時間一万○○円かかります。」ときた(正確な金額は覚えていませんが)。 「いきなり金かよ」と思うと同時に、その法外とも思える額にもカチンときた。 二回目は、展望室の内部を撮っていたら、男の人が飛んで来て、「撮影は景色だけにしてください。通路に三脚を置かないで下さい。」と立て続けにまくし立てる。 すっかりマナーの悪いカメラマンにされてしまったので、二度と足を運ばなくても良いように、営業時間ギリギリの21時30分まで、4周ほど周り、夜景を見ながらささやき合うカップルの邪魔をしてきました。 それにしても、室内には、一切のアナウンスもなく(例えば禁煙、地震の際の誘導、飲食物の販売や持込、そしてカメラマンへの注意事項など)、ムード作りには良いが、いささか不親切。 少し前まで、WTC40Fは三脚禁止だったと聞いている。 ならば、なおさら事細かな案内が必要なのではないかと思う。 禁止事項を一人ひとりに回ってきて注意するのは、されたほうはいい気分はしない。 明らかなマナー違反ならともかく見解の相違と言う事だってある。 本気のカメラマンなら、助手に黒色の長いコートを着せて同行させ、三脚の脚をさかさまにして(カメラ、三脚は一人1台と言う規定もあり)、コートを掛け、天井高く吊り上げ暗幕代わりにするだろう。 その場合も係りのお姉さまはきっと飛んでくるのだろう! 裏を返せば、完全な撮影に関して、此処では歓迎していないと言う雰囲気がするし、カメラマンが撮影したものを、利用される事にシビアであると感じた。 矢張り、カップルが夜景をバックに「自撮り」をする程度がよろしいのかもしれない。 ブツブツ文句ばかり申しましたが、カチンと来た分だけ集中力も増し、おかげさまでいい写真が撮れました。 但しISO感度をオートにしていたので、多くの写真が粗い画素になっている点はお許しを。 撮影日:2014−12−24 17時〜21時30分 東京都港区浜松町WTC-シーサイド・トップ展望台より |
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