3月の栞 『梅2箇所 その1』
| 昨年11月、新道峠で知り合った、平塚にお住まいのF氏から、「さった峠と岩本山への道を教えて欲しい。」との電話が入った。 さった峠は口でも教えることが出来る順路だが、岩本山は何回か出掛けてはいるものの、その都度アプローチが違っていたので、説明が簡単には出来なかった。 そうしているうちに、再度電話があり、富士市観光課らしきところへ梅の開花状況確認の電話を入れたところ、そろそろ見ごろとの回答を得たとの事。 たまたま昼間、お互いの都合が合致したので、午前5時、R134馬入橋を渡ってすぐのデニーズ前で待ち合わせた。 この日は東京でも雪が降ったらしいが、箱根は結構な雪で、視界が遮られるほどだった。 箱根新道はまだ2月の大雪が残り、道路も完全には除雪が出来ていないし、雪のカベはガードレールを遥かに越えていた。 沼津、富士市に入っても、寒気が強すぎるのだろうか薄黒い、分厚い雲が低く立ち込めていた。 富士山は全く見えない可能性が高かったが、岩本山で2時間ほど粘っていたら一瞬頭の部分だけ顔を出してくれた。 実際にはとても満足できる撮影条件ではなかったものの、F氏は、「道が分かったので、明日か明後日もう一度来て見ます。」と残念そうな表情の中に、カメラマンらしい根性を見せてくれた。 私の方は、リベンジしてまで撮りたい被写体ではなく、再チャレンジは考えず。(桜の季節になったらついでに寄ってみたいとは思っています。) 富士山が見えないので手持ち無沙汰にしていると、肩に担いだ報道用カメラと、棒の先に取り付けつけた象の鼻のようなマイクを持った5〜6人の集団が、「おはよう御座います」と声を掛けてきた。 先頭の若い美男子(言葉が古い)改め、イケメンがニコニコして、「何を撮ってるんですか?」とわざとらしく尋ねる。 既に収録が始まっていることを察知した。 こっちも役者ぶって、「富士山と梅をからめて・・・」。 イケメン「ワアオー、素晴しいですね。」いよいよショー染みてきた。 「でも残念ながら、富士山の機嫌が悪くて・・・。 シベリア高気圧が張り出してきて今日はいいと思ったのですが。」ここまで言うと周囲のスタッフの顔が変わった。 「でも見えているじゃないですか!実は僕、気象予報士なんです。」ヤバッ、専門家の前で生意気なことを申し上げてたしまった。 平身低頭、ペコペコする自分。 ニコニコするイケメン。 ここで不満げな言葉を言ったら彼らに悪いので、「これもまた富士、この富士山は今日でなくては見られませんから。」と、負け惜しみを言う自分。 うなづく若僧。 ここから先は単なる雑談へと。 彼は、SBSテレビの夕方の番組イブニング・アイに登場する気象予報士の比連崎実さんと言う方で、以前鎌倉に住んでいて、江の島にはよく行ったとか、気象予報士になるのに毎日10時間位勉強したとか、全然番組には使えそうにない話ばかりを10分ほど。 最後にカメラマンから、私が撮影した画像が欲しいと言われ、メディアをパソコンに取り込んでいました。(決して放送に堪えうるものではありません。) まあ、過去にも経験ありますけど、こういうのって、大体没か、良くて10秒登場すればいいといったところでしょう。 もちろんSBSテレビは神奈川では見ることは出来ませんが。 撮影日:2014−3−7 富士市岩本山公園にて |
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| 9. | 10.気象予報士の比連崎 実氏 |
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