6月の栞  『開成町の源氏蛍』

5月の最終日曜日に師匠のご都合を仰ぎ、南足柄、開成町、秦野の蛍現地調査に同行。
その一週間後、その中でも特に関心を持った、開成町の蛍撮影に初兆戦。

4ナンバーの軽ワゴンは、どう見ても業者さんか、町職員にしか見られないのだろう?
車から機材を降ろし、師匠に教えて頂いた橋の上へ、向かおうとすると、「ご苦労様です!」と声を掛けられた。

私、仕方なく「こんばんわ」。
(さすがに開成町の蛍の里研究会の者ですとは言いませんでしたが)。

要定川松ノ木河原橋は、何年か前に新聞にも取り上げられたので、有名スポットとなっているらしく、次から次へと車が来ては付近に停車。
地元の方が子供に見せたくて、橋の上や川沿いから5分〜10分ほど見学しては帰るので渋滞するほどではない。
築浅のモダンな住宅が左に並び、右には遊具もある広場に街灯も設置してある。
後方の通りにあるナトリウム灯のオレンジ光が眩しい。

撮影にはチョッと向かず、一、二枚しか撮影出来ませんでしたが、蛍を大切に見守る心が、この橋の上で受け継がれるのであれば、とても好ましいことです。

開成町の人は、蛍に関して詳しくて、色々話しかけてくれちゃいます。
「上島が良かったよ。」とか(私、上島知らないんですが)、

「どちらの方から?」と尋ねられ「あらあー私,以前茅ヶ崎に住んでいたことがあって・・地産のプールで泳いだ事ある!」とか、トボトボ歩いている私を見て「駅まで送りましょうか?」と、まあ親切なこと。

挙句の果ては私有地を案内してもらい、撮影に成功した。
ここの住民は素晴しい!  自転車で追いかけてきて、「おーい・お茶」まで下さった。(駄洒落ではなく本当の話)

大小幾つあるか解らない行く筋もの水路のあちらこちらで、蛍は飛んでいた。
家の庭、みかん畑など、彼らにとって、すぐ近くを水が流れているので、一箇所に固まる必要はないのかも?
勿論松ノ木河原橋の下流のみならず上流にも飛翔。

少し悔やまれるのが、喋ってばかりでちっとも撮影が出来なかったこと。

しかし、カワニナを買ってきて、蛍を卵から人工的に育てたり、イベント的な催し物として蛍を利用するのでなく、町の中をそれが自然に飛んでいる光景がとても気に入りました。
(撮影し易いとか、し難いとかの問題以前の次元の違う話)。

次に予定していた山王供養公園に着いたときは九時ごろだった。
寂しい頭数の蛍ではあったが、是非とも水車小屋との組み合わせで、情緒ある風景を撮りたかったのでので、納得は行きませんでしたが、今年はこれで我慢。

日ごろからお世話になっている師匠及び、相棒の栞にいらして下さる皆様の為、又、来年お出かけになる時のご参考までに、松ノ木河原橋の蛍データ(個人の集計記録です)を入手しましたので、公表いたします。

(平成年=ピーク月日)
H15・5月25〜28日
H16・5月21〜25日
H17・28〜31日
H18・25〜29日
H19・27〜31日
H20、H21不明
H22、6月3〜4日
H23、24.不明
H25、5月20日初観察、21日10頭、30日〜6月2日ピーク。

なお今年は5月25日に一頭確認(師匠共々)、6月1日は風もなくコンディションは良かったと思います。

但し、ピークかどうかは連日観察しているわけではありませんので解りません。ご参考までに。

撮影日:2014−6−1  開成町吉田島及び金井島にて

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拡大写真でご覧頂けます。

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