8月の栞  『2014長岡大花火』

新潟3大花火と言えば、海の花火の柏崎、川の花火の長岡、そして9月に開催される山の花火の片貝。
残念ながらか片貝だけは今年も行かれないが、長岡は3日のカメラマン席が3通も当たった(5分の3の確率)。

ところがである、送られてきた番号を見ると自分が19で、キタムラの店長が17と言う最悪の結果となった。
200番まであるのに、誰がお隣同士を希望した!
しかも若い番号は、昨年W氏の経験上、土手の高さも低い、仮設トイレで視界が悪い、三尺は長生橋の上に上がらないetcで、彼は今年ついに有料河川敷を放棄した。

自分は、昨年よりはいいところを取ろうと努力し、5通も往復はがきを出し、三通の当選をゲットしたものの、ケチって2口10000円の出費にしてしまった。
もう五千円入れていたら良かったかも知れないが、体が一つで三箇所はチョッと・・・。

三ヶ日のK氏は大きな番号を両日ともゲットできたと大変喜んでいた。
逗子花火で隣同士だった、小野里先生が、「まず当たるかどうか判らないし、当たっても何番かも判らないから、あんなの申し込まないよ。」とおっしゃっていた言葉が心にグサッとと来た瞬間だった。

それでも、席が決まっているということは、なんて楽な事だろうか!
昼少し前に出れば、余裕のヨッチャンで、昨年止めた駐車場へ入庫。4時過ぎでも、今年はガラガラ(昨年は土曜日、今年は日曜日の違い)。
柏崎の午前3時出発とは雲泥の差である。
今回は全くの単独行動、仲間は遠花火撮影なので会う事もないし、三ケ日のK氏も番号が離れていて会いに行く時間が無かった。
ほんの一週間前に通ったと同じルート、しかも埼玉県や群馬県を走行中は37度の表示、前回と殆ど変わらず、日曜日の午後なので渋滞もなし。
が、関越トンネルを抜けたとたん土砂降りの雨、37度の気温が26度まで下がった。
六日町辺りで小降りになり、長岡方面はところどころに青空が見えた。
SAで休憩中、伊勢原のK氏からメールが入る。
「長岡は暑いです。今何処ですか?」土砂降り報告をした後、長岡は晴れていることが判り不安が消えた。
昨年は土曜日に出掛けたので、「長岡インター渋滞中」の電光掲示板が光っていたが今年は真っ黒で、お知らせナシだ。
到着後1時間ほど軽食を取りながら休憩し、17時に機材をカートに積んで出発。

浴衣姿がやたらと目に付く。
長岡に夏本番と言ったところか・・・。
19番カメラマン席は緑の7番入り口となっていて、やたらと長生橋に近い。
初めから解ってはいたが、実際1メートル間隔で仕切られた土手に立つと、絶望感が増す。
まず草がひざ下まで生えたままで、草刈などしていない。
指定席などはしっかり、綺麗な板を設置してあるのに、雲泥の差である。
私の隣の20番18番17番は、草が踏まれた後もなくボウボウなまま、昨日そこでカメラマンが撮影に使った形跡は無い。
自分のところは前日使われたらしく、土が露出していて明らかな差である。
これもある程度予想したことだが、20番の右横には階段があり、昔、建築現場の足場として使っていた直径10センチくらいの丸木で簡易な手すりや仕切りが作ってある。
だから20番は事実上右側で揚げられるフェニックスの撮影は木材の上半分と通行人が入り九分九厘撮影は無理。
そして先にも記したように3尺玉も、長生橋の上に上がらないし、信濃川の川面も全く見えないどころか、カメラを左に振っても、写るのは、三脚の壁が半分以上。
まさかこれで、20番を二日間で2人当選させ、しっかり10000円を得たとしたら、カラマン席と命名しているのは詐欺に近いのではあるまいか?
当然だが最後まで20番は空席のままだった。
普通の人が考えたって、ここで写真が撮れるかどうかは自明の理である。
他の場所でも2〜3箇所はそういうところが見受けられたし、開始30分前にトイレに行った時も、結構羨ましくなるような場所(番号)が空席になっていた。

カメラマン席は昨年より1000円上がり5000円になった。
法面を使った傾斜地であり、カメラマンしかそんな場所を選択する人はいない。
(実は、この場所、撮影時には真剣なので感じないが、終わってから、脚が筋肉痛になっていて、年寄りには、後日こたえるのである。)
最上段の見通しの良い場所に三脚を構える事をいいことに、名ばかりのカメラマン席を歌ってはいないだろうか?
いくら法面大好きカメラマンでも、左右に障害物や、前方を人が多く歩くような場所にカメラを構えることはしない。
カメラマン席と言って5000円を取るのであれば、1メートル間隔で機械的に区切るのはやめてもらいたい。
見通しが悪い場所は欠番にするとか、何らかの配慮をしているのか、疑問が残る。
実際、自分に当てがわれた19番ですら、満足に撮れたのは、「天地人」と「この空の花」で、特別バージョンのフェ二ックスは階段から無造作に突き出た棒で二つに分断されてしまった。
そんな予感もあったので、開始前この突き出た棒をのこぎりで切りたいほどだった。
せめて、提灯でもぶら提げておいてくれれば情緒も出るものを・・・。
案の定と言ったところか!

三尺も・・・。まあもう言うのはよそう!
勿論長岡花火の大規模さ故、全てをカメラに収めることは不可能に近い。
しかし人工的に作られた工作物で撮影が出来ないのと、花火が凄すぎて撮りきれないのとはわけが違う。

話題はガラッと変わり、フェニックスの時のテーマ曲はジュピターですが、何と平原綾香さんが、ゲストとして来て下さり、花火大会のオープニングに生で歌ってくれたのです。

サプライズに近かったのか(勿論私も知りませんでしたが)会場が大いに盛り上がり、周りの観客は「まじかよ」とか、「すげー」などと声を上げていました。
彼女の古いCDを私も1枚持っていますが、チョッと感動ものでした。
生で聴くとやはり迫力ありますね。
しっかり録音しましたよ。(近藤師匠の技術力で、もしかしてバックミュージックに使っていただけるかもしれません。)
これで1万円の価値はありました。
と言うのも平原さんともう一つ、今日の天地人は、大曲や土浦で、内閣総理大臣賞に輝く、野村花火工業さんが担当だからです。
19番の文句ばかり言っていますが、「天地人」と「この空の花」だけはほぼ正面に位置しますので、まずまずの動画撮影にも成功しました。

野村花火工業さんの作品は、普通に花火をご覧になっている方にはチョッと目を疑う変化をします。
記憶に誤りが無ければ、昨年私が大曲と諏訪湖新作で、この野村花火を見た時、これから暫くこの花火は、野村陽一さんのトレード花火になると思ったほどです。

どうやったらこんな事が出来るのか、きっと時間差を発生させる技術を得たのだろうと思いました。
しかも昨年より進化しているのです。
もう一つの動画は、大林宣彦監督作品「この空の花」をテーマにした同名の花火(担当煙火店はマルゴーさん。鎌倉花火と同じです。)を収録いたしました。

いずれも、日本を代表する長岡花火でしか見られない作品ではないかと思います。
中越大震災から10年、今年のフェニックスは特別バージョンでフルコーラス、5分20秒ほどのロングな打ち上げでした。
残念ながら前述した理由で、撮影位置が最悪で、隣の花火大会を撮影しているみたいでした。
ただ長い貨物列車のあとを追っているような、冴えない構図となってしまったので今回は、写真のみで勘弁して頂きます。
 その代わりと言っては差し障りがありますが、プログラムNOー1のナイアガラ超大型スターマイン、今回の長岡花火のテーマ「その先の未来へ」を復興10年をお祝いして、動画でアップいたします。

動画3本、写真62枚のボリュームたっぷりの、長岡花火となりましたが、退屈させてしまったら御免なさい。
(尚アップが日付順にならず、開催日で言いますと5日、7日、3日となってしまったのは、私のほうで師匠に送るCD-RとCFカードに不手際があったからで、師匠にはご迷惑をお掛けいたしました。)
今年の長岡花火は、土曜日と日曜日の開催となったため、二日間の人出は、これまでの最高を記録したそうです。

動画は一駒ずつ「起動は三角記号」と「停止は縦2本棒」を使い分け、多重動画は避けて下さい。

撮影日:2014−8−3 午後7時25分〜9時10分(8/2、8/3合計2万発以上)

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拡大写真でご覧頂けます。

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