8月の栞  『第64回湘南ひらつか花火大会』

昭和26年、須賀納涼花火から始まり、後に観光協会主催に移管された伝統のある花火大会です。
私の生まれる前からあったこの花火、実は一度も見に行ったことが無かったのでした。
明日の天気も判らない、このところの日本列島、各地で甚大な被害を出しています。
明日23日の秋田大曲だって行く気はあっても最新の予報をギリギリ待っての出発か?潔く取りやめるか?の判断。
23日午前零時に出発することを考えて、とりあえず夜の部はお休みにしおいたのですが、湘南だけはいつも天気はいいのです。

ひらつか花火、22日の19時30分開始なら、海岸沿いにあるサイクリングロードを終点まで走れば、茅ヶ崎市柳島まで繋がっている。
そこは馬入川(地元では、河口近くを相模川と呼ばずにこう呼ぶ人も多い)、平塚との市境である。
30分間黙々と自転車をこぐ。
南西の風が可也強く左前からの向かい風でスピードが出ない。汗は出ないが、時間がない。
サザンビーチからは、風の影響が少ない国道に走路を変え、ガンガン走る。
目的地付近に近づくにしたがって多くの自転車が走る。
16インチくらいの自転車に乗る小さな女の子も、脚を忙しそうに回転させてペダルを踏み、花火見たさに目的地を目指す。
年寄り夫婦もゆっくり走りながらの会話、でも並列走行はチョッと困る。
河口に着くと、そこは凄い数の人が座ってスタンバイ、テトラポットの法面まで溢れていた。
一瞬だが、予定の場所が確保できない事に焦る。
ならばとばかりに、誰もいない洲まで歩き、お得意の波打ち際ギリで、座って撮ることにした。
地元カメラマンも結構目立ち、立ったままでの撮影は絶対ブーイングだと思ったから。

が、しかし後ろから誰かが歩いて来る。
じゃりじゃりと小石交じりの砂を踏む足音、折からの強風と波の音で、はっきりはしなかったが、わざと後ろは振り返らず、カメラ操作に専念しているフリ。

「コンバンワ」と声を掛けられ、そこで初めて気がついたかのように振り向く。
「波が高いので、くれぐれも注意してください。ほかの方にもご注意して回っていますので・・・」消防関係の制服のように思えた。
随分と低姿勢であった。
ほかの人って、波打ち際になんて誰もいない。
おそらく私だけに注意して、周っている訳ではないのだと解ってほしかったのだろう、やたらに丁寧な言葉に、「ハイ十分注意します。」と優等生の返事。
風がやや向かい風の、強風なので、その点でも三脚の脚を伸ばすのは得策ではない。
準備万端で打ち上げを待つ。

オープニングスターマインが上がった瞬間、花火の質が考えていたより良質な事にびっくり。
何処の業者か?(他での大会を思い出しその特徴を掴み、断定しようとするが、そこまで詳しくないものの)、フィナーレに近づくにつれ、どうも丸玉屋小勝煙火店(東京・府中市)らしき玉の特徴あり。

この業者、明日は大曲に出品しているし、明後日には、調布花火大会担当なのに、大忙しなこと。
一級品の花火を見られる点では、絶対お勧めですが、一点だけお断りしておきます。

それは、ラストの特大スターマインが、ワイドでは見られないこと。
つまり打ち揚げラインの延長線上に柳島が位置し、同一箇所から花火が打ちあがっているように見えてしまうと言う点。
それでも、十分楽しめますけれど。

撮影日:2014−8−22  19時30分〜20時30分3000発。茅ヶ崎市柳島相模川河口にて

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