9月の栞  『田原祭り 五町合同花火大会』

2009年9月、近藤師匠を無理にお誘いして早朝6時に出掛けて以来2回目となる。
5年の間に(2009年の師匠の力作は近ちゃんギャラリーD90がミタゾウでご覧いただけます。)田原祭りの花火は格段に良くなっていた。
そう言えば、三河田原駅の駅舎も立派なものに立て替えられていて、駅前も昔のたたずまいがすっかり消え、広い道路が一直線に繋がっていた。
当時砂利だった駅前の駐車場も、しっかり510円を徴収する立体のそれと化していた。
花火がそれ程でも無いのと、観覧場所がありえないのとで、もう行くことはないだろうと思っていたのですが、花火師匠のT氏の昨年以前の動画を見ると、なかなか見ごたえのあるものに進化していたので、W氏に出掛けるかどうかメールをしてみた。
「長島温泉(和歌山県ですよー)の花火の帰りに立ち寄ります。一応場所取りしておきます。・・・」
全く、花火撮影の連中って、どうしてこんなにタフで、熱心なのだろうと今更ながら感じてしまう。
彼は頑張って朝7時に場所取りに行ってくれたものの、「駐車場中央右寄りしか取れませんでした。三脚2本分です。」との連絡。
此処はどうにも仕方がない立地条件なのです。
撮影にしても観覧にしても、イオンの駐車場内なのだから。
勿論スーパーは営業中、車は引っ切り無しに入って来るし出てゆく。
車の通路に場所取り用のガムテープを張り、開始間際に車が通行禁止になってからそこに座って観るのです。
ガムテープの張り方が悪いと、タイヤにガムテープをくっつけたまま車が走り去るので、確保した筈の場所のテープが剥がれ、後から来た人に取られていたなんて事もあります。
それでカメラマンたちは?と言うと金網のフェンスと通路の隙間に三脚を建てて待っていることになります。
予め三脚はしっかり立ってて置かないと、後ろの人へのメッセージとならず、クレームが生じることになるのでくれぐれもご注意を。
すぐ前は田圃が広々と広がる場所なのに、どうして駐車車両の間で花火を見なければいけないのか、初めて此処が撮影場所だと聞いた時は拒絶反応を覚えたほどです。
勿論観覧場所は此処だけではありませんが。
2009年に師匠と出かけた時はイオンのPが一杯だったので、ひとつ前の畦道で撮影したのですが、滅茶苦茶近すぎて、師匠には申し訳ないことをしてしまったのです。
風向きにも因りますが、反対側から撮れば川や橋とのコラボも可能ですし、自分も撮ってみたい気もします。
今回は、天候風向きとも文句の言える範囲に無く、磯谷煙火店さんを筆頭に地元の煙火店さんの美しい作品を見ることが出来ました。
花火の話と前後してしまいましたが、田原祭りは、市内を練り歩く市の有形民俗文化財である「からくり人形」を載せた豪華な山車が有名です。
今回は現着が遅く、それをカメラに収めることは出来ませんでしたが、機会があればきちんとした撮影をしてみたいと思っています。
前夜の催し物である、五町夜山車(よやま)もいい雰囲気なのではないかと気にはなっています。
一方、手筒花火は17時30分、未だ全然明るいうちから始まります。
2009年に行った時には、手筒花火のすぐ前には安全のためのボードは無く、観客席に近い方に体裁程度に置かれていたので、比較的撮影の邪魔にはなりませんでしたが、今回はしっかり各手筒の打ち上げ箇所前に置かれていて、これが結構目隠しになってしまい角度(位置)によっては、筒が見えないのです。
更に、打ち上げ毎に、手筒の出場者一人ひとりを2人のカメラマンがチョロチョロ前に立って撮影するものだから、肝心の筒が全然見えなくなったりするのです。
後半は大筒花火が各組趣向を凝らした形で登場し、中学生くらいの子供から、威勢の良い大人まで、ワッショイワショイの掛け声と共に登場する様子を見ていると、田原の子供たちは、郷土に誇れる素晴しい伝統行事を持っていることに、つくづく恵まれているなーと感じました。

手筒と大筒には、動画を付けましたので、少しでも、この地の雰囲気を感じて下されば幸いです。
手筒が行われている、「はなのき広場」と花火観覧場所の「イオンの駐車場」は県道を一つ挟んで反対側ですから、大筒の終了が20時、打ち上げ花火の開始20時と言うのは、全く無理な話ではありませんが、混雑している真っ最中に移動するには5〜10分は欲しいところです。

手筒会場の見張りは三ケ日のK氏と交代で行い、談笑しながらの撮影、打ち上げ花火の撮影時は場所取りをしてくれたW氏のところへ駆け込むと言う、極めて合理的な手筈を取ってはありましたが、少し余裕の時間を持たせて、大筒の撮影は19時45分で失礼しイオンのPへ移動。

こんな綱渡りがたたって、プログラム及び、色々な情報も入手出来ず、各組の打ち上げ場所も把握できず(暗闇にかすかに仕掛け花火のやぐらが浮かぶ程度)、順番と場所が一致しないまま、W氏の助言を参考に、耕作地に設置された、花火の筒の点火火花に目を凝らすだけでした。

師匠と出かけた時、師匠も当時の花火撮影の感想に「シャッターオフをモタモタしていると、花火が10個20個重なってしまうのだ。」と書かれています。
5町一斉花火打ち上げでは、確かにその通りで、逆に言うとそれが此処の花火大会の特徴でもあり、悩ましい限りです。

今回は、田原の市民が皆で力を合わせて開催する大会なのだから、と言う意味合いを込めて(私の独断と偏見で)わざと沢山重ねてみました。
通常F11で撮影していますが、今回ND8をかませた上にF6.7〜F9まで絞込み、出来るだけ沢山写り込むようにしました。
風も弱いながら、背中から吹いていて、湿度も低かったので煙の影響が最小限にとどまった点はラッキーでした。
更に距離が大変近く、空気も澄んでいたので、花火の輝度を妨げることなく鮮明に写し撮ることが出来ました。
但し距離が近い事ばかり気にしすぎ16〜35ミリレンズ装着のカメラ一台で臨みましたが、24ミリでも大丈夫だったようで、多くの花火がちんまりしてしまったのが反省点です。
又、仕掛け花火の文字を大きく撮るには、もう一台100ミリ前後があればもっと良いかもしれませんが、狭隘なスペースでは三脚2台は無理で、むしろこの場所で撮影できたことに感謝しなければならないでしょう。
終了後、W氏に御礼を言い、県道28号田原祭り会館近くに止めた車まで歩き、コンビニで軽食を買い23時ごろ出庫。
28号を田原警察署方向に走り、R259を横断し、R42号に出て、遠州灘を右手に湖西市まで走り、そこからR1号に合流、浜名バイパスに出た後はこっちのもの、全く渋滞ナシ。
一号線は60キロ超でスイスイ流れていたので、そのまま高速に乗らず箱根越えで帰宅。
所要時間4時間半なら行きと30分遅いだけの計算となりますが、行きは新東名もそれなりに混んでいたし、音羽蒲郡からの一般道も渋滞気味の箇所が2箇所程あったので、単純比較は出来ませんけれども。

動画は一駒ずつ「起動は三角記号」と「停止は縦2本棒」を使い分け、多重動画は避けて下さい。

撮影日:2014−9−14  愛知県田原市にて

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拡大写真でご覧頂けます。

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