11月の栞 『第110回長野えびす講煙火大会』

数日前まで、「18時以降小雨」と言う予報に、半分「諦めようか?」大変迷った今年のえびす講。
記念大会で、打ち上げ数も多いし、見るだけでもいいけれど、途中で降ってきたら駐車場まで20分以上歩かなくてはならないし・・・。、
そんな事も含めて、矢張り今年は遠花火に決定。
三年前と同じく旭山へ繋がる安茂里6号線を撮影場所とした。

10時半ごろ出発、北へ行くほど天気は良く、山梨県では晴れ間も覗ていた。
14時近く姨捨SAで休憩した後、旭山へ向かう。
ここは夜景スポットとして有名な所で、長野駅を発着する新幹線もはっきり見える。
勿論、トワイライトの美しさは長野でもトップクラス。
が、しかしアクセスは必ずしも良くはない。

三年前、初めてここに行こうとして、ナビ通りに進んだら車幅ギリギリの道を案内され、かろうじて通り抜ける事はできたが、ガードレールに擦らなかったのが奇跡的とも思える、とんでもない狭い路だった。
帰りは、地元の車について下って行ったら、何の苦労も無く国道まで降りられた。
今回は、しっかりその時降りて来た道をナビ上に記しておいたので、ノントラブルだったが、ナビは相変わらずR117がR19と合流する「中御所」を左折するように指示する。
実際にはR19を直進し、直ぐ先の「岡田町中」を左折、「相生橋」を直進する道がベスト(といっても道幅は狭く対向車が来たら、どちらかが道を譲らなければ成らない)。
後は、旭山観世音の道しるべにしたがって、勾配のややきつい道をクネクネ曲がりながら上がって行けば、視界が急に開けた場所が撮影ポイント。
丁度藤原道祖神の前です。
但し、車は道幅が狭いので手前か、その先に数台止められるスペースがあるのでそこに駐車し、面倒でも少しは歩いて下さい。
カーブ付近は急勾配ですので、絶対に止めないで下さいね。
今回も軽が一台止まっていてトラブッていましたから。

今年は自分以外、全て長野ナンバーの車、カメラマン10人程度、親子連れ2組、カップル1組、結局人ごみが嫌いな地元の人の観覧場所?と言ったところ。
それでも、3年前にお会いした、個人タクシーのドライバーの方と、隣の千曲市在住のカメラマンと再会し、楽しいひと時を過ごすことができました。
彼らは、毎年ここで撮影しているそうです。
夕方5時を回るころには、それまでそれほど強くなかった風が、かなり強く、冷たく感じられるようになりました。
そうは言っても気温13度、湿度65パーセントで、この時期としては異例の暖かさ、どうやら雨の心配もなさそうなので一安心。

前回の失敗を思い出し、三脚の脚をきつく締め、なるべくアスファルト上に置くようセットしたのですが。矢張りブレブレの写真は何枚かありました。
今回のブレブレは風の仕業とも思えるのですが、本当は自分のシャッターの切り方(レリーズの押し方)が悪かっただけかも?
FMぜんこうじ(76,5MHz)を聴きながらの撮影でしたが、どうも、打ち上げ場所近くは、観覧席に向かって大分花火の殻カスが落ちてきたり、煙をかぶったりしたそうで、煙待ちも2回は有ったようです(目に入った方もいらしゃったとかで、救護テントの案内までしていました)。
この大会には、今まで4〜5回来ていますが逆風的な風で悩まされた事はなかったので、今年は珍しく南方向からの風だったのかも知れません。
撮影場所から会場までは大体3500メートルは離れているので会場付近の風とは違ったようで、こちらではやや右前方からの時もあれば背中からの時もあり、風向きは一定していませんでした。
それより、かなり花火が流されているのが気になり(何枚か、素晴しく見事な錦冠や、千輪が風に流されて画郭からはみ出し勿体無い思いをしました)、犀川河川敷では風が強かった事が伺えました。
更に、ワイドスターマイン、ミュージック・スターマインのすべてが、下段部分が煙で殆ど見えず、帰宅後確認して唖然としました。
撮影時には、ついつい上部の事ばかり気にして、画郭を決めていたので、トラの部分(最下段)がこれほど酷いとは気がつきませんでした。
よって、アップは控えさせて頂きます。

      動画撮影も行ないました。  ⇒ ここをクリック

今年は110回記念大会と言うことで、過去最多の15000発の打ち上げと記されてはいましたが、プログラムナンバー20番に代表されるように、スターマインの中に10号玉が組み込まれていたり、青木煙火店さんと信州煙火店さんが、一つのプログラムになっていたりで、「発数が増えたなあ」と言う実感はさほどありませんでした。
実際には、ここからでは両煙火店の見事な花火、特にミュージック・スターマインをきっちり撮影する事は難しく(その大部分は自分が下手だからですが)、矢張りせめて一キロ圏内の場所が望まれますが、見つかりません。
これからも年毎に、打ち上げ場所近くの土手を選んだり、遠花火にしたりを繰り返す事になりそうです。
今回、えびすシートで観覧された(姨捨駅で話を伺ったのですが)カップル(姨捨の夜景コーナーに登場)は、煙と花火の殻カスの落下で大変だったとか?
風向きによっては、対岸の整備も進んでいるとかで、候補の一つとして記憶に留めておきたいと思いました。

撮影日:2015−11−23  長野県長野市平柴にて

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