5月の栞  『GW富士山めぐり』

今年は弘前、角館の桜がゴールデンウイーク前に散ってしまい、かと言って昨年同様、足利フラワーパークへ行く気も無く、一番気軽な富士山めぐりでGWを消化することにしました。

 もとより世間様同様に、5連休〜7連休なんて取りたくもないので、3日,5日、6日を休みとして用意。
その中で、富士山が確実に見える日があれば、お出かけ。
結果5日の夕方の御殿場のダイヤ姫、6日午前中の富士山周遊となった。
今年のGWは天候に恵まれ、各地昨年を上回る人出だったところも多かったみたいです。
 先月行った、高田城にしても北陸新幹線が金沢まで開通したので、かなりの人が夜桜見物に来られたみたいです。
高田城は夜桜でアピールしているだけあって、昼間よりも夕方にどっと人が集まって来て、大変な混雑になるのが特徴です。

ダイヤモンド富士は、4月に入ると初旬に辻堂駅のプラットホームからも見られ、その後約一ヶ月をかけて鎌倉、逗子、葉山、長者が崎、荒崎、油壺、そして5月3日の憲法記念日にはダイヤのポイントが三浦半島の最先端城ヶ島に到着し、そのあとは御殿場に移ってしまうのです。
 実は3日の日もダイヤ姫求めて、半信半疑で自宅を出て城ヶ島に向かいました。
しかし、R134に合流してすぐ車は全く動かなくなりました。
故障ではなく、渋滞でです。
江の島までの裏道はあることはあるのですが、その先の鎌倉高校前から七里ガ浜まではどうにも迂回路が無く、到底ダイヤ時刻に到着できる見通しが立たず、あっさり新江の島水族館前でUターン、自宅に戻りました。
 
5日は、さして天気がいいわけでもなく全体にうっすら雲がかかった感じの晴れ。
山中湖交流プラザの富士山カメラ「絶景くん」を見ると、まずまずの映像。
しかし御殿場のライブカメラは、写りが少し悪い。
最も冨士山を隠す怪しい雲ではなく、ずっと続く晴れのため、空全体が埃っぽいのか、黄砂の影響か不明だが全体にボーっとした感じ。
ただ経験上、この程度なら日が落ちるにつれ気温が下がってくるので、富士山がはっきりしてくる事が多い。
前もって調べておいた、この日のポイントへ向かう事に。

丁度、田植えが終わった水田に、かえるの声を聞いていると、のんびりムードでGWの最中である事を忘れてしまう。
夕方になると、決まって犬の散歩に出てくる地元の方たちと言葉を交わせるのも嬉しい。
「昨日はぜんぜん駄目でしたよ。」とか、「JAが写真コンテストをやっていますよ」とか話しかけてくる。
有り難い限りだ。
人様の田んぼの畦道にノコノコ入り込み、文句を言われないうちに声をかけるのが礼儀だが、向こうから声をかけてくれると平身低頭して挨拶。
この日もそれなりのWダイヤモンド富士は撮れたが、農家の方たちのご好意があってこそだと肝に銘じておかないといけませんね。

 翌日6日は恒例の山中湖〜河口湖の富士山めぐりを敢行。
しかし、ややマンネリ傾向にあるので、河口湖から、西湖、本栖湖、精進湖を通過し、朝霧高原のこいのぼり、富士市大渕の茶畑と欲張ってみました。
この日は、午後から天気が下り坂になるので、急いで富士山一周を果たしたかったのですが、本栖湖リゾートの芝桜会場1キロ手前で会場へ入る右折車両の大渋滞にはまり、1時間近いロス。
芝桜会場を過ぎるとガラガラのスイスイ。
しかし今度は、東名高速方面から会場に入ろうとする車列が凄い。
気の毒な事に2キロは連なっていた。
歩いたほうが早いとはこの状態を言うのだろう。
 ご存知の通り、芝桜会場へはなるべく早いうちに到着しないと、逆光で映りは悪くなるばかりです。
元々此処は、1月8日頃ダブルダイヤモンドを1000円払って撮影していた場所ですから、逆光は当たり前ではありますが・・・。
 R139を南下し、道の駅朝霧高原を3,5キロほど行くと「朝霧さわやかパーキング」と言う小さな駐車場が在ります。
牛の放牧地帯で、毎年こいのぼりが富士山バックに沢山泳いでいる、数少ない撮影ポイントです。
カメラマン人気の場所で、結局は皆同じ様な写真を撮って帰るのですが、そこは富士山、「何回か来てやっと撮影できた」という撮影の苦労もあるので、一概に軽蔑する事も出来ないのです。
生憎、風が余り無く、元気に泳いでくれたのはほんの瞬間だけでしたが、富士山が見えただけでも「良し」としましょう!
10人ほどのカメラマンが、風の吹くのを情報交換しながら辛抱強く待っていましたが、自分は彼等の会話に加わらず次のポイントへ。

 続いてのカメラマンお決まり撮影ポイントは大渕の茶畑です。
一昨年、平塚にお住まいのF氏と探索した時は、富士山が見えず、撮影ポイントも判明せず(彼は昨年見つけたぞーと電話をくれましたが)断念した場所です。
今年は意地でも探し当てたく、付近まで来たのですが、ナビにも無い細い道が入り組んでいて、再びの迷子。
しかし今年は、富士山がはっきり見えているので、別に定番ポイントでなくても、どこか見つかれば・・・とやせ我慢をしながら付近をグルグル。
突然カメラマン用の道案内板が出現し、狭い道なので一方通行のご協力願いのメッセージ、そして駐車場まで用意してあった。
「地獄で仏」はオーバーでも「渡りに船」程度のお助け感。
おそらく地主の方が、シーズンともなると、そこらじゅうにマナー悪く車を止めまくるカメラマンに業を煮やして、開設して下さったものなのだろう?6〜7台くらいの車が止まっていて満車状態。
この場所の人気が計り知れる。
 芝桜会場手前で相当な時間ロスをしたため、12時少し前の到着となった。
欲を言えば、新茶の淡い緑と、山型のうねりをはっきり表現するには、9時から10時頃の傾斜光がベターではある。
私の知り合いで、地元静岡にお住まいのカメラマンM氏は、この場所での写真を「フジ日本精糖株式会社」の大きなカレンダーに提供している。
大変穏やかに話をしてくださるM氏だが、その観察力は鋭く、対応力も抜群だ。
戴いたそれを観察すると、光りの差し具合で、新緑に筋が入り、微妙に縞模様を描いているのだ。
彼には遠く及ばない(比較しなければ、彼の作品と如何にかけ離れているかは判りませんから)自分の写真ですが、アップいたします。
 天気予報どおり、12時半を回ると次第に富士山山頂に雲が湧き、山頂を覆いだしました。
そして5分もしないうちに全体を隠しはじめたので、撮影終了。
今回は写真編集の結果、以下のように、2部構成をとらせて頂きます。
(各部名称をクリックすると、プログラムは分岐します)

第一部

御殿場のダイヤモンド富士

第二部

富士山周遊

撮影日:2015−5−5  静岡県御殿場市山之尻にて
2015−5−6  山梨県山中湖村〜同富士河口湖町〜静岡県富士宮市根原〜同富士市大渕にて

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