6月の栞  『ゲンジボタル 湯河原万葉公園』

近藤師匠からの情報によると、今年のホタルは早くも無いし、勿論遅くも無いんではないか、との連絡があり、「せかされる必要も無いのか」と一安心していた矢先、何気に尋ねた湯河原万葉公園のホタル発生状況HPを見て、「せかさ」れた。
5月26日に初の5頭を確認した後、5月31日に100と言う数字。
そして月が変わった6月、いきなり見頃の表示。


5年位前まで、200頭と言う数字が見られたが、ここ数年は100を数えると見頃表示となる。
幸いな事に、此処のホタルも時間外労働をしてくれるので、22時半に家を出て一時間かけて万葉公園へ行く。
公園内は相変わらず、足下に緑色のLEDロープが張られていて明るい。


カップルが二組、いい雰囲気で眺めていた。
三脚とカメラ2組を持って、場違いな人間が(自分です)そこに入る。
「コンバンワ」とさりげ無く挨拶をしてから、定番位置で撮影開始。
師匠も言われている事だが、この緑の光りはどうしても写りを不自然なものにしてしまう。


第一「考え」がおかしい。
黄緑色の光りを放って、メスを求める男(雄)にとって、同色の光りが果たしてなんの役に立つのか?
ホタルさんにとっては色の区別ではなく、発光周期かもしれないが、それにしても明るすぎる。
この日、12時20分頃に消灯した。


記憶では、昨年よりも早く消灯するようになったみたいです。
すると、木々の間を飛び交う幻想的な彼等の光りが、これほどまでに明るかったのかと、改めて感動した。
更に、木々に止まっていたホタルも、飛び始め、100頭の発表は、まんざら誇張でもないと思えた。
残念ながら、消灯してしまうと、辺りはは真っ暗になってしまい、これまた周りの景色とのコラボでの写真が撮りにくいのだが、そんな事はこちらの勝手な言い分、彼らに思いっきり光りのラブコールをさせてあげたい。


この幻想的な光りを見ていると、いつの間にか、人の目は暗闇に慣れてきて、辺りの景色も結構見えるものだ。
更に月の光りでもあれば(撮影には、まだらな陰影になってしまうが)、緑がかった彼女の顔より、そして昼間の素顔より、よほど魅力的かもしれない。
出来るだけ、あの人工のグリーンの光(LED)の点灯時間は短くならないものかと、思わざる得なかった。
勿論ホタルのために。


今回も、特別「これ」といったショットは撮れませんでした。
どうしても以前より多くの数に出会わないこともありますが、この場所の限界も(自分の下手な事を棚に上げて)感じます。
ただ近いから、それだけの理由で此処に毎年通いますが、もう少し探索時間があればお気に入りも開拓できるのですが・・・、なかなか時間もありません。
今年は花火仲間が、津久井方面のホタルを撮ってくれているので、来年は考えようかとも思います。

撮影日:2015−6−1及び6−9  湯河原町宮上556にて

1. 2.
3. 4.
5. 6.
7. 8.
9. 10.
11. 12.

拡大写真でご覧頂けます。

アクセスカウンター アクセスカウンタ