7月の栞 『四十八瀬川のヘイケ蛍』
| 今年のほたる撮影は、ダメダメシーズンで終わってしまった感が強い。 御殿場の二ノ岡神社に2回足を運ぶも、7月1日は、霧が立ち込めていたのと、気温が低かった為、午前2時から30分ほど飛んでくれたが、絵にはならず。 近藤師匠と出かけた12日は、現地で蛍撮影始めての秦野の方に、写真の撮り方をレクチャーしただけで、一回もシャッターを押さず。 環境条件が満たされていないのでヒメが飛ばないというより、シーズンが終わっていたと言った方が正しい。 結局、今年はピークに差しかかろうとした時、雨が降り続いたり、気温が低かったりで蛍の絶対数は少なかったと言える。 知り合いの蛍仲間たちの話を総合すると、7日位までだったように思えます。 (一枚目の写真は7月2日午前2時ごろのものです。) その一週間後、かねてからお約束をしていた榛名湖へ師匠と出かけるも、源氏一頭、ヒメ10頭、そのうち源氏に関しては自分は見ておらず、師匠が貴重な?撮影に成功をしたとのことだった。 群馬の蛍仲間のKaZuさんから、7月7日、11日と連絡が入ったがその後連絡はなかった。 マメな人だから、飛んでる時には連絡をくれる筈なのだが、ないと言うことは?・・・。 大体の予想は付いていた。 昨年は、10メートル先も見えない、とんでもない霧で、「遠くから折角来てくれたのに。」と、ひたすら恐縮がっていた人だ。 蛍に裏切られたと言うより、行った我々がいけないのだけれど、湖畔には確かな情報もないのか、20人近くの人が源氏の飛翔を見に来ていた。 どうも、漏れ聞こえてくる話によると、湖の上を飛ぶとか言うらしいが、自分は俄かには信じられなかった。 昨年、一応一枚だけ、此処での源氏蛍の姿はは撮影しているが、茂みの中だったし、KaZuさんからも、湖面をスイスイ飛ぶとは聞いていなかった。 (二枚目の写真は昨年の榛名湖での源氏ホタルの寂しい飛翔撮影。対岸の旅館の明かりが眩しくて、蛍が何処にいるの判りにくいです。) 一方ヒメ蛍の方も芳しくはなく、数枚を撮るのがやっと。 車のライトがまともに木々を照らすので、何枚ボツになったことか? 暗幕で遮ってはみたものの、光りが強すぎてあまり効果無し。 24時近くになって、蛍が30分ほど林の中でピークを迎え、10頭〜15頭ほどが左右に飛び交ってくれました。 (三枚目の写真が、一番沢山飛んでくれた時のもの。) 撮影のテンションが上がらず暇そうにしていたら、湯河原海岸の花火へ行った仲間から、満足そうな喜びと担当煙火店(山梨県からはるばる来て下さり有難う)をほめる内容のメールが届く。 暇つぶしにメールを返すも、再び返信が来る。 暇だから、こっちも返信いているうち、段々ムカムカして指が震えてきた。 野球で言うと、ツーストライクまで追い込まれた自分は、次の日、「空振り三振」を覚悟で秦野の三廻部へ「ヘイケ蛍」の撮影に出かけた。 二年前、近藤師匠に教えてもらった場所だ。 その年、二日にわたって試みたヘイケ蛍撮影だが、風が強く稲の間を低く跳ぶことしかしてくれなかった。 今年は、師匠が既に15日に行き100頭ほどの乱舞を写真に収めている。 おそらく、もうピークは過ぎているだろうと思いつつ、19時に到着。 綺麗な夕日と、時期がとっくに過ぎているアジサイが数輪見頃で、綺麗だった。 そして、そのアジサイの根元から19時45分発光が始まった。 20時には結構な(50頭はチョッとオーバーだが)数が飛んでくれた。 その後、富士山でも行こうかと思ったが、ようやく満足に値する撮影が出来たせいかそのまま畦道に座って、時々の飛翔を待ってはシャッターを切った。 空振りの三振は免れ、ワンボールツーストライクと言った所か? それなりに、ヘイケ蛍の撮影に納得し、23日の鎌倉花火に向けて、蛍撮影用短焦点レンズから、16〜35と24〜70を準備。 当日の鎌倉の天気は、ウェザ−ニュースでは曇り一時雨、ヤフーでは15時頃晴れのち曇りとある。 どちらにしても、雨は覚悟するほうが良いと思った。 風は南南西で少し強め、となると2年前の稲村がベスト。 少し早めに行って、もっと打ち上げ場所に近いところをゲットしたいと思いつつ床に就いた。 小心者の神経質な性格で、イベント前は余り寝つきがいいとは言えない。 朝の5時43分、メールで起こされた。 「鎌倉花火は中止になりました。」 花火仲間よ、有難う! オイオイ、自分は数時間前に寝たばかりだぜ! まあいいさ。 うっかり調べないで出かけていたら、大恥だったのだから。 すぐにHPを見たら、もう昨日のうちに高波の影響で台船が出港していないのだ。 皮肉な事に23日は朝だけ雨が降ったけれど、午後から晴れたものねー。 まさしく見逃しの三振だ! やけになって再び四十八瀬川へ。 流石に数は減り飛ばない。 風は前回のほうが格段に強く、今回は無風に近い状態だったにも拘らず、だ。 少なくとも、15日から20日までは見頃であったことは確か。 来年は、ピーク時を狙って、がんばる決意をし21時前に現場をあとにした。 撮影日:7月20日、23日秦野市三廻部、四十八瀬川沿いの水田にて |
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